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トラブルに巻き込まれる人

人はなるべくならトラブルには巻き込まれたくないと思うだろう。

でも世の中にはあえてトラブルに巻き込まれていく人がいる。

しかもなんだか嬉しそうに巻き込まれてる人もいる。

当事者でもないのにあえて首を突っ込んでいって

「いや〜〜困っちゃってさ〜」と、

まるで漫画のように頭を掻きながら

ちょっと嬉しそうなそぶりを見せたりするのだ。

照れ隠しなのか?

弱みを見せないようにしているのか?

はたまた何かを企んでいるのか?

どちらにせよ、深刻そうには見えなかったりする。


私が思うにトラブルに巻き込まれる人は

それが好きなのである。

なぜ好きなのか、

巻き込まれている時は

自分の存在を感じられるからだ。

相手がいる場合はなおさら、

自分が承認されているように感じるのだ。

一般的な考えだと、そんなことはないと思えるだろう。


たとえば

親が構ってくれないとき、子供は

ちょっとしたイタズラをしかけて叱られようとする。

これは自分へのアテンションを期待しているから。

そうしないと自分がここにいると証明できないのだ。

大人になってトラブルに巻き込まれている人にも

この傾向が見られる時がある。

むろん、いたずらではなく、

おせっかいやら余計なことに首をつっこむことで

自分の存在を感じ、安心を得ているのだ。

自分の存在に不安を感じていると、

周りからの反応が欲しくなる。

だが健全なやり方ができない場合は、

トラブルを起こしたり、あえて巻き込まれたりて反応を得ようとする。

意外と世の中にはそういう人が多いのだ。

自らトラブルを起こす人よりも巻き込まれていく人の方が

やっかいかもしれない。

頼りにされることで、自分の存在を感じられる。

それは悪いことではないけれども、

心の奥底にある「承認欲求」に気づくことが大事だ。





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