カレン的占星術フィロソフィ

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カレン的占星術フィロソフィ

ホロスコープを読み解き自己&他者理解を深め 自分の人生をより自分らしく生きる ブログ カレン占星術スタイル http://karenbookingstyle.com ほぼ毎日更新中

最近の記事

母親の呪縛

心理カウンセラー中尾英司先生の本を読んだ時、 ある事件の真相に迫れたように思えた。 なかなか際どいタイトルではあるが、 実際に中尾先生が全国各地の教育関連施設で行われた講演会でも この本に救われたという人も多いとのことだ。 この本では主に、昔ある事件を起こした少年(当時)を題材にし 事件後、両親の手記が出版され、その本の内容をもとに、 親の接し方が子供にどのように影響を受けていったのかが心理分析されている。 少年が犯罪に至るまでの経緯で、特に母親からの影響が強かったとの

    • 道具として生きない

      時々、世の中を大きく騒がせた事件の犯人のホロスコープを読む。 趣味が悪いと思われそうだが、 私としたら、なぜその事件が起きたのだろう?と疑問が湧くのだ。 占星術にはその出来事が起きた時の星の配置で 時代の流れとともにその出来事が起きた背景を読む技術もあるが 私は人間の方に興味をひかれる。 もうだいぶ昔になるが、 九州地方で元看護師らによる事件が起きた。 当時、連日メディアを大きく賑わせ、 その後ドラマ化もされたし、ノンフィクション本も出版された。 主犯格の女Yはすでに

      • トラブルに巻き込まれる人

        人はなるべくならトラブルには巻き込まれたくないと思うだろう。 でも世の中にはあえてトラブルに巻き込まれていく人がいる。 しかもなんだか嬉しそうに巻き込まれてる人もいる。 当事者でもないのにあえて首を突っ込んでいって 「いや〜〜困っちゃってさ〜」と、 まるで漫画のように頭を掻きながら ちょっと嬉しそうなそぶりを見せたりするのだ。 照れ隠しなのか? 弱みを見せないようにしているのか? はたまた何かを企んでいるのか? どちらにせよ、深刻そうには見えなかったりする

        • 友達のために人生を棒にふるな

          久々にnote。 事件もののネットサーフィンをしていると時折、 昔の事件の記事にたどり着くことがある。 20年近く前に関西で起きた若者らの集団暴行事件。 集団での犯罪にかかわらず、 その中のただ1人、主犯格として 死刑になった当時20代の男性がいた。 かなり悲惨な暴行事件で、 登場人物が多くて複雑だが その事件の発端は 友達の恋愛のもつれだ。 しかも、その男性は 自分にはまったく関わりがないのに、 他人の恋愛沙汰に 首を突っ込んだせいで 人生を棒に振ってしまった。

          独立独歩でいたい

          10数年振りにネットワークビジネスの勧誘にあった。 何を選択するのかは相手の勝手である。 けれどもとっても疲れた。 説明会で聞いたバブル期のような「成功実例」を 高揚気味に話す相手に対して いちいち「それっておかしくない?」 という疑問が頭に浮かびながらも、 指摘できないことに疲れたのだ。 またその「場」をコントロールできなかった 自分に対して腹立たしい気持ちもあった。 私は占いをする人間は「独立独歩」であることが大事だと考える。 一般的に占いはまだまだ

          「なぜ」を封印しない

          わたしが占星術に出会ったきっかけは、 自分が抱いていた 「なぜ私はこうなんだろう?」 「なぜあの人はああなんだろう?」 という「なぜ」という疑問に答えを見出せるのでは と思ったからだ。 それまで占いとは「運だのみ」のような印象があり好きではなかった。 結果、占星術という深みにはまりのめり込んで今に至る。 最近、鑑定をしてると おかれた境遇や環境に順応しすぎて、 「なぜ」という疑問すら浮かばないといった人が多いように感じる。 本来はたくさんの「なぜ」が生ま

          「なぜ」を封印しない

          私の鑑定では「金運」「恋愛運」といった いわゆる占いにおいては大前提とされるような話は ほぼしない。 でも、もし自分がまったく占いに携わっていなかったら 「そういう運の話が聞きたいんだよ」 と客側としては思っているかもしれない。 けれども占いに携われば携わるほど みんなが聞きたがる「運」に対しては懐疑的になってくる。 よく性格診断などで用いられる5角形や6角形のチャート、 コミュニケーション、明るさ等を段階的に どの属性が優れているかなどがわかるものがある

          タイムイズマネー

          「タイムイズマネー」 「時は金なり」 今は素晴らしい格言だと思うが、 金という文字がはいるとガメツさを感じてなんとなく昔は避けていた気がする。 時間は目に見えない分、自分の価値として実感が湧きづらい。 でもこの格言通り、時間は金ほどの価値がある、いやそれ以上なのだ。 残暑に負けて近所のカフェでモーニングを取りながら諸作業をしている。 私がいつもの席で作業していると 同じく毎朝くるおばあさんが私の二つ隣の席に座る。 もしかするとそのおばあさんが私が座る席を気に

          無関心という防衛

          入社3年目のある正社員の若者から給料の話を聞いた。 手取り換算してみると時給600円ほどとのこと。 衝撃。 一応名の通った企業なので福利厚生手当等を含めると もう少しは上がるはずだが、 どんな工作で最低賃金にたどりつかせているのだろう? ただ私がもっと衝撃的なのが 本人の自覚がまったくなさそうだったことだ。 バイトと同じ感じで行けばとりあえず毎月給料がもらえて、 責任もなく所属しているという安心もあるのだろう。 でも仕事が終わったら趣味に直行しているとのこ

          もらうことに精一杯な人

          世の中には もらうことに精一杯な人がたくさんいる。 もらうことに精一杯な人は 自分の中が空っぽだ。 いや、本当には空っぽなわけがない。 そう思い込んでいるのだ。 与えてもらわないと自分は満たされないと、 そして、どんどん枯渇していくことに苦しみを感じる。 でもこの苦しみとは、 本当は自分の中に"ある"ものを"ない"ものとしていることによるものだ。 もらう人の反対は与える人。 与える人は、いつも何を与えようかを考えている。 もらうことに精一杯な人は 自

          もらうことに精一杯な人

          鈍感なフリをやめる

          昔、鈍感力っていう本があったが、 世の中でスーパーナチュラルに鈍感な人っていうのは 本当はごくわずかなのではないかと思う。 むしろ、鈍感なフリをしている人の方が圧倒的に多いのではないか。 そもそも、人間の鈍さというのは尺度があいまいだ。 自分では鋭いと思っていても、 他人からしてみたら鈍いと思われているかもしれない。 つまり、あの人は鈍感だ。は、 その人が相手を鈍いという印象をもっているだけの話。 そして、自称『私、鈍感だから』っていう人ほど、 実はものす

          オンラインセッションの効能

          「オンライン」が一気に普及した感のあるこの1年。 私も以前は対面でホロスコープセッションしていたが この1年でオンラインセッションのやりやすさにすっかりハマってしまった。 対面セッションもライブ感があって非常に面白いと感じていたが、 相手の顔を見ないで話しするのが実は私にはあっているように思える。 オンラインの場合は特にだ。 私のオンラインセッションは通常「顔出しなし」 お互いの顔が見えない状態で行なっている。 会議などではそうはいかないかもしれないが、 占

          オンラインセッションの効能

          なぜその質問が生まれたのか?

          占いでタブーとされている質問があるらしい。 たとえば「妊娠」「ギャンブル」「寿命」 たまに不倫についてもタブーにしている占い師さんもいるらしいけど まあ、その人の倫理観によって違うのだろう。 基本的に私の鑑定にはタブーな質問はない (私個人のプライベートなことを除く) でも先日受けた 「長生きできますか?」という質問には 「答えられない」と伝えた。 私の鑑定にはタブーはないけど、 「イエス」「ノー」クイズのような質問に意味はないと思っている。 逆に、なぜそ

          なぜその質問が生まれたのか?

          残念な質問

          私は基本的にブログ経由でホロスコープ鑑定を受け付けているので、 通常、飛び込みの鑑定を受けていない。 なぜならそういう人ほど 『当ててもらうことにこだわっているから』 当たる、当たらないで占いを受ける観点がすでに古い。 先日、どうしてもと頼まれた飛び込みの方。 どのようなご相談ですか?と尋ねると 開口一番 「まず私の生年月日と名前からわかることを教えてください」 いやいや、姓名判断はしてませんし、 そもそも相談したいから来たんじゃないの? まずその占い師

          人間も賞味期限が切れる

          こんにちは ホロスコープアドバイザー・カレンです。 ハンドボール日本代表が暴行で逮捕とか、 ヒップホップの人が離婚とか、 でホロスコープを読もうかなと思ったんだけど、 はて、需要があるのか?とよぎったので ちょっと思ったことだけを書きます。 対人関係での問題、 とかくパートナーや配偶者との もつれにもつれたケンカやトラブルは 相手との関係性がとっくに切れているから 起きるということも大いにありえるでしょう。 とっくに切れているのにも関わらず、 ズルズ

          人間も賞味期限が切れる