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COSMOS たましいの楽園  大天使ミカエルとの10年間の記録 1992年~2002年 14歳~24歳 ㉙

人間と関わりたい    1996年  18歳

6月30日

カレンの美と愛と魂。

いつまでも空と宇宙を想い続けなさい。

セリカルに捧げた愛を誰かに表しなさい。

恐れるな。怖がるな。

ここにある。神は光はここにある。

みんなに必要なものは魂の存在の知識。

COSMOSを信じろ。COSMOSに生きろ。

大切なもの。唯一のもの。

飾られたものの奥にあるもの。

与えなさい、いるだけで。


7月10日

苦しい、熱かな?

喉、目、耳が痛い。しつこい風邪だ。

夏風邪かな?

はやく予備校に行きたいよ。

やれないことが積もってくると苦しくなる。

ただでさえ家は私にとって居心地のよい場所ではないのに、ずっと家に籠りっきりだと、鬱っぽくなってくる。

ずっと音楽を聴きながら、勉強のこと、予備校の人たちのことばっかり考えてる。

ちょっと空想も入ってる。

ダメだ、どうしたんだろう?

頑張ろう!って張り切り過ぎてるのかな。

落ち着いて。ゆっくりと。

なんか頭がぼーっとしてきた。

だって何も考えることがないんだもん。私には。

だから怖い。何もないことが怖い。


7月28日

上級恋愛。

あの人とこの人と私とあなた。

振り向けばみんな同じ。

ただの通りすがりの人でさえ軽く微笑んだりする。

いつも見つめていた。

悔しくなるほどためらいがちに。

私の愛したい人は誰ですか?

詩を書きたくなるほど胸を打つのは誰ですか?

そのぬくもりを確かめたい。


8月8日

私は今、ものすごく幸せだ。

受験勉強という、少し前まではまったく意味のないことだと馬鹿にしていたことに、魂の一切をかけて取り組んでいる。

そして今、驚くほど受験勉強や予備校以外のことを何も考えていない。

何の雑念もない。

少し前までなら、新聞1つ読むにも何かを探し求めていた私が、家でも予備校でも何も欲していないのだ。

それはまさにCOSMOSのおかげだ。

今の私には本当に勉強しかない。

そして良い友人に恵まれた。

どうしてこんなに幸せなのだろうと思うほど幸せだ。

不安定さや弱さはもちろんあるけど、それを認めてくれる、分かってくれる人たちがいるというのは素晴らしいことだ。

私はこうやって自分を愛していくことしかできないし、こうやって人々をこれからも受け入れていくのだと思う。

勉強も2学期から応用に入れるように、夏休み中は基礎を徹底的にやって終わらせたい。

ちょうど夏期講習も半ばを過ぎて体が疲れてきたけれど、やっぱり体は資本だから大切にしようと思う。

私は国際関係の中でも、戦争や紛争、平和秩序といったことを政治や法律などの観点から学びたい。

特に国際法、国際人道法、核問題などにも興味が出てきた。

そして今、こうして予備校にすべてを捧げているように、これから入学する大学にもすべてを捧げていきたい。

4年間のすべてを大学という環境に任せてみたい。

だからこそ今できることは、予備校に徹するということだ。


大事な仲間との時間

8月18日

居心地が良い場所へ

私は今、本当にただ恋愛がしたいから恋人がほしいのか、と自分に問いかけている。

今までの私の数々の問題は、すべて私の魂の混乱から起こっていた。

その中で私はCOSMOSを書き上げ、自分の不安定さと弱さを認めようとした。

予備校という場所にすべてを捧げようと思ったのも、予備校を魂から見た“社会”として1年間を過ごしてみたいと熱望したから。

それが私のこれからの夢や目的につながるものだと信じられたから。

私は今まで人を他者としてしか見てこなかったし、人間そのものを自分自身とは違う観点から見てきた。

だから人そのものに自分のすべてをかけてしまったら、魂が裏切られそうで怖かったし、実際そのことで幾度となく打ちのめされてきた。

しかし私は今、自分自身の魂を100%信じられるし、誰かとか他者とかに関わらず自己の魂はしっかり存在していることを知った。

だからこそ、人と人の間をもう通り抜けてしまったからこそ、人ともっと深く関わることが可能になるのではないかと思った。

もう人に何も求めていないし、魂をどこかに探さなくていい。

私にはそれが何より嬉しかったのだ。

そして今、予備校でとても弱くて不安定な人たちと接している。

本当に心の底から優しい男たちがいることも知った。

私は今まで生きてきた中で「もっとこの人たちと一緒にいたい」と思ったことは一度もなかったし、いつも人の間で落ち着かずに怯えていた。

だから今、そう思えることは奇跡的なことだ。

ただ一緒に他愛ないおしゃべりをしているだけで、とても気持ちが安らいで居心地がいい。

そのことだけで幸せだった。

なのに今、私はただ恋愛をしたいという目的のためだけに、その居心地の良い場所から特定の人を選ばなくてはだめなのだろうか。

馬鹿みたいだけど、みんなが好きだ。

みんなのことを心から愛おしいと思う。


私は予備校での出会いにより、今まで男性に抱いていた偏見を捨てることができた。

本当に弱い面を見せてくれた人たち。

私のことを「違和感がない」「気を使わないでいい」と言ってくれた。

それは私の魂を認めてくれたようなものだ。

今まで私は、「勉強」と「恋愛」を2大不可能なものとして捉えてきた。

「勉強」は「国際関係論」というキーワードを見つけ、将来に意義あるものとして魂を捧げようとした。

だから恋愛もテーマのようなものを魂から見出したい。

私のこれからの恋愛のテーマとは一体何だろう?

それについて考えよう。




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