「足りている」感覚は鈍くなっていないか?〜南伊豆くらし図鑑体験レポ〜
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「足りている」感覚は鈍くなっていないか?〜南伊豆くらし図鑑体験レポ〜

こんにちは!ローカル×ローカル インターン2期生のカレンです。

まだまだ「書く」ことに不慣れですが、2つめのnoteは南伊豆くらし図鑑の体験レポです。

南伊豆くらし図鑑とは、1組限定でその人の日常におじゃまさせてもらう暮らし体験プログラム。

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今回、おじゃましたのは、電気も水も、火も食べ物も自給自足で生活する、よっしーこと吉澤裕紀さんのくらし。

約束の時間になると、わたしが住み込みインターンをしているゲストハウス「ローカル×ローカル」によっしーさんが迎えに来てくれました。軽トラの助手席に乗って風に吹かれていると、よっしーさんがくらす集落に到着。真っ青な空と山の緑のコントラストに、「夏だ!」とテンションが上がります。

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そして、お家にご対面!築80年超の古民家です。

居間の真ん中にはいろりがあり、壁にはよっしーさんが作った竹細工のかごや*箕(み)がずらりと並んでいます。見よう見まねで自分で作ったそう。見ただけで構造が分かるの?!とびっくり。

*もみと米を振り分ける道具。結婚式の余興でよくある(?)どじょうすくいのかごみたいだな、と思いました。

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心地よさとはなんぞや?

見たことのないものだらけの部屋をきょろきょろ見ていると、いろりに火を起こしながら、よっしーさんは話します。

「くらしには、心地よさが大事。自分らしい心地よい暮らしは、一体どんな暮らし方なのか?まずは当たり前に必要だと思い込んでいたものを削ぎ落として、そこから自分なりに心地良い要素を積み上げてきた結果。」

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たとえば、最近よっしーさんは扇風機を捨てたそうです。

「もともと古民家の構造上、エアコンなしで涼しい風が通るんだよね。竹と和紙でできたうちわなら、電力を使う必要もなく、自分好みの加減で風をつくることができる。僕はこっちの方が便利。」

それを聞いて、私は、はっとしました。

昔からあるものには、「便利さ」のエッセンスが凝縮されていると。

例えば、うちわには「涼しくする」というエッセンスがあり、
誰かが「電気を使って勝手に涼しい風が送れるようにしたら便利だろう」と考えて、扇風機ができたのかな、ということです。

時間が経つにつれて、誰かが「便利だろう」と思ったもの(機能)が、ペタペタと貼り付けられた結果、

みんなにとって、おそらく便利そうなもの」が生まれたように感じました。


でも、それって本当に「便利」なのだろうか?


至極あたりまえなことに聞こえますが、世の中でいわれている「便利さ」が、自分にとっても本当に便利とは限らないんじゃないか、と思いました。

一回なくしてみると、本当に必要か必要じゃないかを判断できる。

「足りている」感覚が鈍くなっていないか。最近、Instagramのストーリーに流れてくる可愛い服の広告につられては、似たようなものがあるにもかかわらず購入ボタンをポチっと押してしまいます。
あれも欲しいな、これも買おうかな、と、スマホの画面に出てくる広告に目移りしてばかりの生活を見直すきっかけを、よっしーさんからいただきました。

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慶應義塾大学商学部 牛島利明ゼミ20期生。「こだわりや魅力のつまった食べ物を、共感してくれる人に届ける」ことをテーマに、ゼミ内プロジェクト「めぐるめ」でも活動。 南伊豆のゲストハウス「ローカル×ローカル」での住み込みインターンを終え、帰ってきました。