【ライブレポ】2017.11.26 東京都大作

過去分のレポートです。

2017年11月26日(日)上野水上音楽堂で行われた、No Beer No Life Vol.65のトリを「東京都大作」が務めた。

セットリスト
百合の咲く場所で / Dragon Ash
晩酌~クラーク博士と僕 / 四星球
Melodic Storm / STRAIGHTENER
Super Stomper / 10-FEET
ヒトリセカイ / 10-FEET
CHERRY BLOSSOM / 10-FEET

ギターのディレイに乗ってくる鍵盤のアルペジオに引き込まれる
『百合の咲く場所で』。1曲目は派手でアップテンポな曲だろうという予想を裏切る格好良さだ。静かに語りかけるように歌うVoトカゲ。そこからサビ直前のシンバルの繊細な音で熱くなる曲だ。因みに、この曲はGtジュンヤの歌を録音してお手本にしたとか、しないとか。

次はイベント名にふさわしい『晩酌』をギGtジュンヤがボーカルで唄う。
野外で温かいお酒を片手に聴く、華のある歌声に気分が良くなる。心身ホッとしてきたところで『クラーク博士と僕』。ここでは”大運動会”と称し、
大縄跳びやシャボン玉を飛ばし始める。(バブルガンは残念ながら不発)ベースとドラムのみ、茶番の間中弾いていた。その姿には労いの言葉しか
出ない。曲が終わり、次の曲(有名曲)をやるかと思いきややらないという焦らしつつも、楽しい時間はずっと続いた。

そして、恒例化しているDrおーじろーの歌のコーナー。今回はキレイな鍵盤の音から始まる『LA・LA・LA LOVE SONG』。曲が始まる直前の
Keyあーたんの「ちょ、待てよ」は見る者をキュンとさせた。歌は冒頭を見事に歌い上げたところで「おいしいところは持っていかせない」ということで止められる。

本編最後はピアノのアルペジオから順番に楽器隊が重なっていった『Melodic Storm』。ベースの歪み方とロックなドラム、ギターとピアノのアルペジオ、優しいボーカルの歌声は本編最後に相応しいさわやかな曲だった。

 アンコールはKeyあーたんの、豪華なファンファーレで始まった。
京都大作戦コピーバンドらしく、ここからは10-FEETコーナーだ。
10-FEETメンバーが乗り移ったかのようなエセ関西弁で、会場と親しくした後に始まったのは『Super Stomper』。Baケンの力強いリフとVoトカゲの「ぶっ飛べー!」という声でで会場は、待っていましたとばかりに飛び跳ねた。
続いてはVoトカゲがギターをかき鳴らし、叫んだ曲『ヒトリセカイ』
明るいけど,どこか切ない曲調にイベントの終わりを実感する。
そして、それを名残惜しむかのように間奏でGtジュンヤは転がりながらギターソロを弾いた。

アンコールラストのサプライズで用意した『CHERRY BLOSSOM』
Keyあーたんの結婚記念日とイベント65回目にして初の野外を祝しての
1曲だ。Keyあーたんには知らされておらず、ステージを降りて楽しんだ。

 こうして、No Beer No Life Vol.65は幕を閉じた。"森の精霊"を入れると超満員のイベントとなった。
野外で無料ということもあり、立ち止まって見ていく親子連れや外国人も多くいた。
老若男女・人種を越えたイベントのトリを飾った、東京都大作の次のライブが楽しみだ。

東京都大作are
Voトカゲ
Gtジュンヤ
Baケン
Keyあーたん
Drおーじろー


CD代、ライブ代からのレポ費用にします。今のところ。