【音楽レビュー】Eric.W / the band apart
週末のコピバンイベントの準備がてら有名曲で身体を動かす。
Eric.W / the band apart
結成20年を迎えた熟されているバンドだ。
ギターマガジン11月号ではメモリアルイヤーを記念して、この曲の
バンドスコア・動画が紹介された。
(とはいえ簡単には到底出来ない)
何故なら全パート難しい。
それ程、緻密で完成度の高くお洒落でエッジの効いた曲だ。
曲の展開の引き出しに全く飽きが来なく、あまり歪まないボーカルとコーラスワークが美しい。
ギターの美しいクリーンな音の切れ味が良い。ワウはほろほろと零れるような、縫うような音を出す足捌きにこちらの足がつりそうだ。
ベースはAメロでメロディとユニゾンしつつリズムを刻む。その後に動いていく。なんとも神経の使う動き方だ。
そしてドラムのフレーズの無駄の無さよ。
休符もしっかりと奏でる。ボサノバ調へ一瞬移行した時の
瞬発力に心掴まれ、サビで力強く聴いている人を跳ねさせる。
未来永劫残っていく名曲だ。
CD代、ライブ代からのレポ費用にします。今のところ。