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29.[大学受験勉強!?TOEFLとIELTSの違い]

皆さん、こんにちは^^
今日はアメリカの大学に入学するには日本で言う、受験があるのかをシェアしようと思います!

アメリカの現地学生でもインターナショナルの生徒でもSAT(Scholastic Assessment Test)というテストは必ず受けなければいけません。
現地の生徒はこれがメインのテストになりますが、インターナショナルの生徒はこのテストはとりあえず点数を持っておくというだけで、大学の監督からすでにオファーを受けている場合はそこまで重要ではありません。

ですが、現地生とインターナショナルの生徒の大きな違いは、現地生は必要ありませんが、インターナショナルの生徒はTOEFL、またはIELTSのテストを受けなければいけません。
大学によっては必要ない大学もありますが、それは入学してから苦労しますということです…

そもそもTOEFL(Test of English as a Foreign Language)とは何か、どんな時に受けるの?と言うお話ですが、TOEFLとは主にアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアのほぼ全ての大学をはじめとした150か国、10,000以上の機関がTOEFLテストスコアを英語能力の証明、入学や推薦入学、奨学金、卒業の基準として利用しています。

それではIELTS(International English Language Testing System)とは何か?IELTSは主にカナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドに留学する際に必要で、アメリカの大学に入学するためにはあまり使われていなかったようですが、現在アメリカにも浸透していき、IELTSでも認めてくれる大学が増えたようです。

TOEFLとIETLSどちらのテストもSpeaking, Writing, Reading, Listeningの4セクション全てを行います。大きな違いはテストの所要時間。TOEFLの約4時間に比べてIELTSは約2時間45分とかなり短いです。それではそれぞれのセクションの違いについてお話します。

[Speaking]
TOEFLは全てパソコンで行います。Speakingもパソコンに向かって話すことになるので独特の雰囲気の中でテストを受けます。またインタビュー形式ではないのでお題を出されてそれを決められた時間内に自分でまとめて話さなければいけません。それからだたお題に答えるだけでなく、短い文章が出てきてそこから読み取って話す。と言う読解力とリスニング力も共に試されるので難易度は高いと思います。

一方でIELTSはSpeakingのみ別の日に受けることも選択でき、外国人の試験監督と一対一で質疑応答する形式となっています。試験監督がいることによって相槌をしてくれたり、質問を聞き逃してしまったら再度質問することも可能なので、受験者によりますが私の場合 英会話もやっていて既にアメリカの留学経験を経てからのテストだったので断然IELTSの方が自分に合っていました。

[Listening]
TOEFLはベッドフォンをつけて流れた会話などを聞き取って選択問題に答える形式です。

IELTSは全てイギリス英語で流れるので、アメリカ英語に慣れていると聞き取りづらい部分もありました。英文の放送を聞きながら図や文章の一部分を単語などで穴埋めするような形式が多く出題されます。問題が流れる前に次の設問を確認する時間、問題の合間に解答を確認する時間、また解答を書き込む時間が設けられているのでそれも利点の一つです。

[Writing]
TOEFLはパソコンなのでWritingも全てタイピングになります。TOEFL、IETLS共に2題出題されますが、TOEFLの場合Speakingと同様に短い英文を読み、それに関連したレクチャーの英文が流れるのでそれを聞いてどんなことを書くか短時間でまとめてタイプします。タイピングの良いところは書き忘れや付け足したい文章があったら簡単に付け足したり消したり出来ますが、IETLSは筆記だったのでそれは簡単には出来ませんでした。

IELTSは筆記ですが英文を読んだり聞いたりすることはなく、初めのお題はグラフが出てくるのでそのグラフから読み取れることを指定されたワード数におさめて書く。2つ目は1つ質問が出てくるのでそれに関しての意見を自分なりにまとめて指定されたワード数におさめて書く。という2題でした。

[Reading]
TOEFLは1パッセージ600~700語でトータル3~5パッセージ出題されるそうですが、テストを受けるまでわかりません。

一方。IELTSは1パッセージ900語とTOEFLに比べたら多いですが、3パッセージと決まっていて、難易度はパッセージごとに易 中 難となっているようです。

大まかな比較でしたが、全体的にIETLSの方が自分にあっていると思ったのでコーチからの話を聞いた後TOEFLは一切受けず、IELTS一本に絞りました。

IELTSのスコア表示は0.5刻みで9点満点。私が指定された点数は6点でした。
たくさんのストレスやプレッシャーがありましたが、なんとかクリアして自分の目標にしていた入学時期に無事に入学することができました!

TOEFLとIELTSの点数比較表

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