親のスタンスについて

ども、KARATEnutsです。
今回は、親のスタンスについて。

うちの子供は、幼稚園から空手を始めています。自分の意思ではなく親が『やらせた』んです。
まぁ幼稚園児が自分の意思で始めるなんて中々ないと思いますが。

そんな我が子は、試合の度に負けては大泣き。

先生や先輩、親に励まされながらも練習に励み、また次の試合で大泣きのループ。我が子ながらよくもまぁ頑張って続けているなと感心しています。

最近我が子が通う道場にも幼稚園児くらい(5〜6歳)くらいの子達が3,4人入ってきました。


親に連れてこられて、なぜ自分がここにいるのか全く分かってない状態。見ていて実に微笑ましい。


こんな子達の成長が見れるなんて楽しみだなぁと思っていると、ほとんどの親御さんが人目をはばかりながら、小さく強い口調で『どーしてこれができないの?』『みんなと同じことをすればいーの!』と幼稚園児にゲキを飛ばすことが多々見受けられます。

幼稚園児の内はまだいいかもしれませんが、物事を理解しだす年齢になってからも同じような事を言っていると、誰の為に空手をやっているのか分からなくなってしまう。

親がやらせ始めた空手で、どうやったら勝てるのか、何を変えたら上手くなるのかと、自分で考え、試合で勝つ喜び等を経験させてあげれる様に、子供の気持ちを巧く『ノセ』てあげながらサポートしてあげる事が大切だと思います。

僕自身、中学1年の時に県チャンプになり親子そろってその気になり昼夜問わず空手に没頭し、挑んだ全国大会で1回戦負けをしてしまい、親にめちゃくちゃ怒られた事があります。

その時『こんだけやって俺はこんなものか』と勝手に限界を悟り空手から気持ちが離れていったのをよく覚えています。

人のせいにする訳ではありませんがあそこで誰か上手く気持ちを乗せてくれたらまた違う空手人生を歩んでいたとも思っています。

なので僕は子供の気持ちを上手く『ノセ』てあげられるように、僕自身が熱くなりすぎない為に、下記目的を持って子供の空手のサポートに当たっています。

①礼儀を身につける

②健康な体作り

③学校、家族以外のコミュニティーの場として活用

④自己研鑽を覚えて欲しい。自分や他人と戦い、自分で考えて何かを変えていく事を実践してほしい

ざっくり言うと上記4点で、今のところ子供に説明しているのは①と②です。

①.②については説明は要らないかと思います。

③については、学校もイヤ、家にも居たくない場合空手の付き合いなどを活用して欲しいと個人的に思っています。④は、普段の練習時に上手い人と自分は何が違うのか?それはどうやったら変えれるのかを問い、答えを聞くようにしています。

うちの子供に至っては、問いかけても考えているフリをしていますw

その内、考える事がクセ付いてくれればいいのですが。

とまぁ、長々と書きましたが言いたい事は、子供が主役と言うこと。

漠然と空手をやらせて変に親が熱くなってしまい子供のやる気を削いで考えないクセを付けてしまう事をしたくない。

親として目的をしっかりと持って、1本のレールを最後まで轢くのではなく、スキマだらけのレールを数多く轢いて、子供自身がスキマを埋め道を決めて行けるよう、子供が主役の環境を作ってあげてほしいと思います。

これは空手に限った事ではないと思いますが、我が家はこんな事言ってるよ!などあればご意見頂ければ助かります。

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。




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