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表の魅力と裏の欠点があるから奥の個性が輝く

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【軟水のたそがれ】
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毎週日曜日の夜に更新しています!

この【軟水のたそがれ】は、

僕がTwitterで毎日更新している「#軟水のつぶやき」を、深掘りするエッセイ。

新たな1週間が始まる前に、何か大切なことに気がつくキッカケになれば嬉しいなと思っています(*^^*)

・・・本日取り上げるツイートは、⇓コチラ!

このツイートをした日が誕生日でして、ついに30代へ突入です^_^

さっそく深堀っていきましょー!

■周りへ気を配れる自分が好きだった

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10代〜20代前半の頃の僕は、周りの目を気にまくっていたんよね。

自分の行動が周りの人へどんな影響を与えているのか?

周りから悪く見られていないだろうか?

・・・こういったことばかりを気にしていたと思う。

ただそんな自分が「不自由」であったり、「不幸」であったかといういうと、実はそうでもなかったりする。

「周りの人へ気を配れる自分」のことは、わりと好きだったんよね(^^)

自分の気配りが、ホントに相手のためになった瞬間を確認するたびに嬉しくなっていった。

相手の反応の中に自分の存在を確認することで自分を肯定できたし、貢献心が潤ったから。

また気配りの精度を高めるためには、色んな視点であったり、様々な立場の人の想いを知らなければならない。

それを知るための学びや人との繋がりも、純粋に楽しかったんよ。

「知らないことを知る」ということが、好きだったから。

色んな人との関わりを通じて自分の世界を広げていった、20代の僕。

・・・そうやって『心のベクトル』をまず外向きから始めて、後に内向きへと展開していった先に、気づいてしまったことがある。

それは、、、

「周りへ気を配っていない自分は、はたして愛されるのか?」

ということ。

■周りへ気を配っていない自分は愛されるのか?

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「周りへ貢献できること」をまず探してから、その中から少しでも好きになれることを見つけてみたり、やってみたら意外と好きになったりもする。

周りへ気を配ることで、僕はそれを引き出す能力が自然と高まっていた。

その力を発揮して感謝されたら嬉しかったし、他者に貢献することで自分を満たして気持ちよくなっていたんよね。

・・・だけどそれは、「自分がやりたいこと」よりも「他者が求めること」を優先してしまうということと、常に隣り合わせだ。

『貢献して好かれて気持ちよくなること』が、目的になってしまうこともある。

つまり、20代前半までの僕はさ?

誰かに貢献できる保証はないような「とにかく自分がやりたいこと」をやってみて、周りが自分から離れていくことが、怖かったんよね。

「周りへ気を配っていない自分は、はたして愛されるのか?」

誰かへ貢献するために努力している自分が、好かれることはあってもさ。

誰にも貢献できない自分の一面を見せてしまったら、好かれなくなるのでは?

・・・こんな不安に押しつぶされてしまったことも、ある。

『自分のやりたいこと』を疎かにした結果、ホントに貢献すべき大切な人を傷つけてしまったことも、ある。

若かりし頃の僕は周りに気を配れるような優しい人になりたかったのに、「自分が好かれることや、嫌われないこと」を、優先してしまった。

こんなの、全然優しくない。

それは「自分に優しい」だけだ。

・・・ここへ気がついてから、行動を変えてみたんよね。

「愛されるかどうか」ではなく、「まず自分で自分のことを愛する」というような行動に変えたんだ。

表の魅力も裏の欠点も、どんな自分でもまず受け入れること。

そして自分への愛を、身近な周りの人へと外向きに広げていくこと。

大切にすべき人へ、愛を広げていくということ。

自分の欠点を受け入れてさらけ出して、周りの人の魅力を愛することで、お互いに補完し合えることもある。

自分の魅力に気づいて相手の欠点を受け入れることで、自分の魅力が役に立てることもある。

・・・どちらも、ただただ相手を受け入れるだけでは不十分。

「まず自分を受け入れること」が大切で、その愛を周りへ広げていく。

・・・こうして『心のベクトル』を、まず内向きから始めて、後に外向きへと展開することで、好かれたいという不安を時間をかけて払拭していったんよ。

20代の僕は、「愛されること」よりも「愛すること」へと、その行動をしっとり変えていったんよね。

■【さいごに】個性を肯定する

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こうして振り返ってみると、10代〜20代の頃に周りの目を気にしまくっていたことも大切だったなと今では思える。

「自分がやりたいこと」だけやっていればいいわけではないし、「他者が求めること」だけをやっていればいいわけでもない。

・・・この2つが交わって重なるところを、ようやく見つけ出すことができるようになってきた。

下からへりくだるでもなく、上から押さえつけるのでもなく、フェアな関係性を築くにはどちらも大切だからね(^^)

『心のベクトル』の”和”を導き出すためには、どちらがどのくらいの大きさなのかを、まず知っておく必要がある。

それを察したり探る能力が若い頃に鍛えられたことは、とても大きいんよね。

・・・そしてこれからは、30代の僕だ。

世の中には「自分の魅力や欠点に気づいていない人」が、たくさんいるはず。

たとえ気がついていても、それを「受け入れられていない人」もいる。

魅力や欠点という、いわゆる『個性』は、他者との関わりを通じて気付かされるもの。

赤いリンゴがたくさんある中に1つだけ青いリンゴがあれば、その『個性』がすぐに分かるよね。

だけど、もし周りに何もなかったら、個性は見つからない。
比べる対象がないから。

「1つだけ青い」という個性を受け入れられない人もいるし、もし周りも青いリンゴだらけなら個性は見えにくくなる。

「あの人に比べて自分は〜」という比較で見えてくる『個性』は、ポジティブな意味でも、ネガティブな意味でも、まず受け入れてみないと始まらない。

ただ、周りから否定されたら受け入れにくいし、認めたくない個性もあるかもしれない。

・・・だけど接する相手が、その個性を肯定してくれたりその個性を求めてくれたら、自分でも肯定しやすくなるはずだ。

安心感が湧いてくるはず。

だからこそ30代は、「僕と接することで、自分を肯定するキッカケを得られた!」と思ってもらえるような、そんな大人を目指します。

『教育』であったり『地域貢献』であったり、自分自身の魅力や、自分が住む土地の魅力に気づいていない人と接する機会を増やしていきます^_^

・・・はい!本日も読んで頂き、ありがとうございました!!

30代のからっちもよろしくお願いします(*^^*)

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