【初心者車中泊trip① ~ルートと車中泊地の概要編~】北海道9泊10日車中泊旅、とても快適に完結しました!
こんにちは、2022年4月に九州から大阪に転勤となり、それと同時に軽バンを購入して、週末を中心に車中泊を開始したフウフのnoteです。
読んで頂きありがとうございます。
今回、社会人になってからは初!
とても長期のゴールデンウィークのお休みをもらうことができたので、ほぼ車中泊(フェリーもありましたが)で、北海道をグルっと旅をしてきました!
noteを書くために振り返ってみると、なんと!
9泊10日、車中泊7日、フェリー2泊
というスケジュールになっていました!
2022年4月に軽バンを購入、ゴールデンウィークが長期でもらえることが分かったのは4月中旬だったので、そこから車中泊旅をされているYoutuberの方のチャンネルをたくさん見て、できうる限りの準備を急ぎ進めました。
その結果!!
とてもとても快適で楽しい旅になりましたので、車内の準備や北海道での旅のルート、車中泊を行った環境、困ったことなど、順にまとめさせて頂きたいと思います!
このnoteは概要編です。
観光名所や車中泊場所の詳細についても今後noteにまとめていきますので、楽しみにしていてください!!
また私たちのYoutubeチャンネルでは、それぞれの観光地での様子をリアルにみて頂くことができますので、そちらもどうぞよろしくお願いします。
今回の旅のルートと宿泊地の概要
今回快適に、そして大満足の旅行となった北海道旅。
まずはその日程の概要をまとめます。
1日目 居住地から車で行ける京都府舞鶴港へ、23時50分、フェリー乗船
1日目は仕事がありましたので、仕事終わり、深夜にフェリーに乗りました(23時50分発)。
京都府 舞鶴港 → 北海道 小樽港 行き のフェリーに乗船。
新日本海フェリーを利用しましたが、満室の状態でした。
20時間以上の長旅となりましたが、Amazon Primeで映画やバラエティーをダウンロードしていたので、それを観たりしながら過ごしました。
レストランやカフェ、浴室もサウナまで完備されており、満室のため少し混雑もありましたが、非常に快適に過ごすことができました。
ポイントとしては、基本的には携帯の電波が通じなくなること、また売店やレストラン、カフェもありますが、料金が高くなりますので、アニメや漫画の持参、事前の動画ダウンロード、パンやカップラーメン、缶詰といった食品の持参をお勧めします(お湯や飲料水は無料で使えます。電子レンジはありませんでした。)
合わせてコップや箸、水筒も持参があるととても便利です(紙コップなどはおいてないです。)
この日はフェリーでの宿泊となりました。
2日目 20時30分 小樽港到着、翌日の観光地洞爺湖に移動し宿泊
20時間以上をかけて、ようやく北海道に到着!
日中はノスタルジックな景観を楽しめる小樽ですが、夜間はほぼ明かりもなく、やっているお店も少なかったです(フェリーで夕食まで済ませてしまうのも、選択肢としてはありだと思います。)
私たちは、とりあえず初日から北海道グルメを満喫したかったので、空いている居酒屋を検索、夕食を食べて、翌日の観光地である洞爺湖に、車で移動しました(約2-3時間)。
初日の宿泊地は、「道の駅 とうや湖」
少し高台にあって寒かったですが、問題なく宿泊できました(駐車場平坦、トイレきれい)。
道の駅のことや車中泊に関しては、別のnoteで詳しくまとめていますので、そちらを参考にして頂ければと思います。
3日目 洞爺湖モーニングカヌー、美瑛に移動
本格的な観光は3日目からスタートしました。
最初の旅は、洞爺湖モーニングカヌー!!
こちらの洞爺トイボックスさんにお願いさせて頂きました。
天候に恵まれた部分が大きかったですが、とてもとてもよかったです!!
ぜひ、Youtubeをご覧いただければと思います。
洞爺湖カヌーのあとは、雪の残る絶景、羊蹄山を見ながらカヌーインストラクターさんが教えてくれた絶品パン屋さんへ移動(行列ができており、大人気店!絶対に行ってほしいです!)。
パンを購入して、名水が美しい「ふきだし公園」を散策、名水コーヒーを購入して、絶品パンとともに食べる。もう最高でした!!
昼食としてパンを頂いた後、次の日の天気が悪いことが予想されたので、翌日に観光予定だった美瑛に向かい、あわせて「青い池」と「白ひげの滝」を観光してしまうことにしました(車で約3時間の移動。)
ただしここで落とし穴が。。
白ひげの滝は、夕暮れ時でとてもきれいでしたが、青い池は朝方の晴れた日、に見るのが最も青く見える、とされています。
この日は夕方に到着、駐車場代の500円も支払いましたが、きれいな青色には見えませんでした。
お勧めの観光方法としては(車中泊の方)、「道の駅 びえい・白金ビルケ」が近くにありますので、そちらに宿泊して、朝から青い池に散歩がてら歩いていく(約1.2㎞くらい)。
駐車場代もかからず、池も青く見えてとても良いかと思います(晴れていれば)。
私たちもこの日は「道の駅白金ビルケ(駐車場平坦・トイレきれい)」に宿泊しました。
4日目 残念ながら雨予報、移動日とすることに
4日目は雨予報となっており、道の駅から上士幌町に移動して「ナイタイテラス」からの絶景を見る予定でした。
しかしあいにくの雨予想。
移動・グルメをメインにする予定としました。
美瑛から上士幌に向かうには、十勝、南富良野方面から向かう方法(北海道を南下するイメージ)と、旭川方面に向かう方法(北海道を北上するイメージ)があるようでしたが、旭川方面から移動する方が、タウシュベツ川橋梁や三国峠といった絶景スポットが通り道となるため、旭川ルートを選択しました。
あいにく霧で三国峠はほとんど真っ白でした。。
タウシュベツ川橋梁は雨ながらも、見ることができました。
昼食は、上士幌にある、廃校になった校舎を改築してできたレストラン「tobachi」さんへ。
十勝牛のハンバーグがメインとなっておりますが、格安でとてもおいしいので、ぜひお立ち寄りください!
この日は「道の駅 上士幌」に宿泊。建物やトイレもきれいで、駐車場もフラット、かなりオススメの道の駅です。
5日目 ナイタイテラスからの絶景、その後釧路→美幌とむかったが。。ハプニング発生。
5日目は前日いけなかったナイタイテラスへ。
やや雲は多かったですが、それもとてもいいスパイスとなっていました。
日本一の牧場の広さを誇ることもあり、壮観な眺め。
満喫できました。
その後は釧路湿原の観光のため釧路へ移動、車で約2時間ほどで到着しました。
釧路湿原を散策、この日も非常に晴れていて、暑いくらいでした。
そして、夕方から夜にかけては美幌町、屈斜路湖に向けて移動することに。
調べてみると、美幌町に屈斜路湖という湖がありますが、こちらの湖は「雲海がみられる」ということで有名とのこと。
さらに、2022年4月下旬にリニューアルされた道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」があることから、5日目はそちらに移動して宿泊、翌日早朝の雲海を狙うこととしました。
車で釧路からは時間がかかり、夕方ごろの到着。
屈斜路湖、道の駅ともに標高500mくらいの山中にあるため、一度ふもとにある温泉に入り、再度、道の駅まで山道を登る予定とし、いったん道の駅を素通りして下山しました。
なんと、下山中にかなり強いみぞれが降り、道路は一瞬にして真っ白に!
温泉の方にお伺いすると、夜間はかなり冷えるため、凍結の恐れがあるそうで。。
雪道用の装備は何も用意していないので、道の駅まで再度登ることをあきらめました。
しかし、ここで調べてみると、網走が車で30分程度で行けること、翌日行こうと思っていた知床にも近くなること、が分かり、網走まで向かうこととしました。
地元民の方も大絶賛(と耳にしました)の回転寿司 「ダイニング 月」で夕食をすませ、「道の駅 流氷街道網走」に宿泊しました。
流氷街道網走は知床に近く、網走も比較的都市部?(私たちはそう感じました)だったので、なんだかんだ良い行程となりました。
ちなみに「道の駅 流氷街道網走」は、トイレもきれいでごみの引き取り(有料)もあります。しかし、駐車場はやや傾斜がありますし、大きめの道路に面しているので少し騒音がありました(寝れないほどではないです)。
6日目 天に続く道から念願の知床へ!そして、雲海へ再チャレンジすることに!
6日は、この旅の中で最も楽しみにしていた知床へ行く予定としておりました。
天候は曇り、時々晴れ、週間天気では雨予報だったので、ひとまず安心。
知床に向かう途中に、25㎞以上直線が続くことで有名な、「天に続く道」にも行くことができました。
知床は多少混雑はしておりましたが、神々しさを満喫することができ、
非常に満足でした。
ちなみにnoteの道の駅編でも詳しくまとめたいと思いますが、知床の道の駅(道の駅シリエトクにはお土産ショップ+観光名所もあるため、長めの滞在計画を推奨します。)は、お土産コーナーやトイレなども充実しており、ごみ回収もしてくれました(有料)。駐車場もフラットで周囲にコンビニなども充実しているため、知床に行くのであれば、網走どまりではなく、前日に、道の駅うとろシリエトクまで移動しておいても良かったなと思いました。
知床に向かった後は、北海道に上陸して初の「ジンギスカン」を食べに。
検索してみると、「松尾ジンギスカン」というお店が網走方面にあり、人気だとのことで、行ってみることに。
これが最高においしくて、病みつきになりました。
この日は翌日「網走監獄」の観光が控えていたので、「道の駅 メルヘンの丘女満別」に宿泊。
今回お世話になった道の駅では、唯一ごみ箱が設置されていました。
地面はわずかに傾斜がありますがトイレはきれいでした。
7日目 網走監獄を観光、そして、雲海にリベンジすることに
7日目は予報通り朝から雨模様。
景観系の観光はできないので、予定に組み込んでいた、「網走監獄」を見学することとしました。
最初は怖いイメージがありましたが、監獄の構造や独居房の再現を見学、さらに囚人の方々が北海道の発展に寄与したことなどを学ぶことができ、気づけばほぼ朝一から昼過ぎまで、監獄に収容されていました。
雨が降っていて寒かったですが、5月でしたので、傘をさせば観光できる程度の寒さでした。
昼になっても雨は止まず。。
しかし、前日湿度が高く、翌日晴れの日に雲海が出やすいとのこと、また網走監獄から美幌への距離が、そこまで遠くないこともあり、5日目に行くことができなかった「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」に向かい、朝の雲海を狙うことにしました。
再度「道の駅メルヘンの丘女満別」で遅めの昼食を取り、入浴を済ませ、「道の駅 美幌峠」に向かい、宿泊しました。
ちなみに「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」は、駐車場が2つあります。
トイレに近い道の駅側の駐車場は、やや傾斜があり、寝るときに気になる方もいらっしゃるかと思いますので、頭が上になるように注意して駐車をされることをお勧めします。
第2駐車場は、道を挟んで反対側にあります。比較的平坦に見えましたが、道を挟むことと、トイレが遠いこと、また夜間はかなり冷え込むようですので、第2駐車場から夜間にトイレに行くのはかなりの修行になることが予想されます。
車中泊されるのであれば、傾斜があっても道の駅側の駐車場をお勧めします。
8日目 雲海は拝めず 旅も終盤、小樽方面へ向かうことに
雲海は朝の3時から4時頃がベストタイミングとのことで3時に起床、しかし、残念ながら雲海は見れず。。ただとてもきれいな湖を拝むことはできました。
地面の凍結が怖かったので、日の出後しばらく滞在していましたが、日の出はとても幻想的でした。
雪が解けたころを見計らって下山、フェリーは翌日の夜小樽からの出航予定。
さすがにオホーツク地区に長く居たので、フェリーの乗船に向け、札幌、小樽方面に戻ることとしました。
ただ、ここで心残りが。。
富良野で有名なサンタのひげのメロンとアイスを食べていない、ということでした。
サンタのひげは札幌小樽方面でも食べれるけど、富良野のチーズ工房も行きたい、さらに、深川にある「道の駅 ライスランドふかがわ」の釜飯がおいしいと聞いた、とあと2日になってお互いの欲求が爆発。
美幌峠→深川の道の駅で釜飯を食す→富良野でサンタのひげとチーズ工房(ワインチーズと玉ねぎチーズは絶品でした!)→江別(夜ごはんに焼肉、そして入浴)→当別(北欧の風 道の駅とうべつに宿泊)と強硬スケジュールで回り、一日を終えました。
北欧の風 道の駅とうべつは、トイレがきれいだと思った北海道の道の駅、ベスト3に3年連続入っていることもあり、トイレは本当にきれいでした。
駐車場はやや傾斜あり、ただ、駐車場も広く、非常に使いやすい道の駅でした。
9日目 最終日! 札幌グルメを食べ尽くす!!
いよいよ最終日となってしまいました。
朝から円山公園に移動、円山動物園を満喫しました。
そしてそして、昼食には味噌ラーメンの名店、「信玄」を選択しました。
THE・北海道の味噌ラーメン!!
バターもトッピングし、シャーシューも頂きました。大変美味でした!!
そして、夜の23時30分に小樽からのフェリにーに乗船するのですが、僕たちには悩みがありました。
小樽の名店ルタオのスイーツは絶対に食べたい、しかし、「すすきの」の居酒屋・古艪帆来にも行きたい。
本来であれば、この時点で札幌近郊にいましたので、すすきのの古艪帆来→小樽のルタオ→小樽から乗船、がいい流れ。
ただ、ルタオは夕方までしか空いておらず、これ以上札幌で時間は使えない。
理想の流れで行くには、札幌と小樽を往復し、小樽のルタオ→札幌に一度戻り古艪帆来で夕食→再度小樽へ移動しフェリー乗船、と移動距離が長くなる。
フェリー乗船が23時30分だったこともあり、私たちは、自分たちの理想を追求するため、札幌→小樽を往復することに決めました。
結果的にはこの選択が大当たり。車で50分ほど(下道のみ)かかりますが、とくにつらいこともなく、グルメ旅を満喫できました。
最終章 いよいよフェリー乗船、さよなら北海道、ありがとう北海道
小樽でルタオのケーキセット、札幌の居酒屋で北海道グルメを満喫。
いよいよ小樽港、23時30分発のフェリーに乗船の時がやってきました。
特に問題なく乗船、翌日の20時30分ごろに舞鶴港に戻って参りました。
概要編、と言っておきながら、ここまで約6000字!!
ここまで読んで頂いた方、本当にありがとうございます。
今回の旅は9泊10日、北海道だけで考えると7泊8日の旅でした。
小樽に始まり小樽で終わる、ざっくりではありますが、洞爺湖周辺から北海道の中心である美瑛、東に移動し釧路、オホーツク方面の網走知床、そこから旭川周辺を経由して札幌小樽に帰る、というコースになりました。
時間に限りがある場合には、移動に制約がでてしまいますが、信号の少ない北海道の道は、時間が長くかかっても、ストレスは少ないように感じました。
今回の旅は全体的には比較的強硬日程でしたが、途中でアクティビティーや博物館鑑賞、そしてグルメを満喫し、初めての比較的長い車中泊旅にしては、非常に満足のいくものとなりました。
これくらいの移動距離、ルートであれば、北海道初心者でも楽しみながら満喫できました。これから北海道旅をされる方の参考になればうれしいです。
別の記事で、グルメや道の駅、車内装備についてなど、もっと詳しくまとめていきますので、そちらもよろしくお願いします。
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