ワクチン接種についての説明書を読み直してみて、今、強く思うこと
先日、部屋の片付けをしていたらこれが↓出てきました。
昨年、ワクチン接種券とともに届いた「新型コロナワクチン予防接種についての説明書(2021年6月付)」です。改めて読んでみると…
けっこう正直に書かれているんですよね。「本剤には、これまでのワクチンでは使用されたことのない添加剤が含まれています」とか「本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります」とか。一応そんな文言が入っていたりします。
「ワクチンの効果」もこの程度↓。
それなのに、瞬く間にワクチンは「周りの人にうつさないために打つ」が世間の常識になり、大切な人を守るために私は打ちました的なCMまで流れたりして。ワクチンの有効性などに関する“素晴らしい“データも次々出てきて、打て打てどんどんになり、今に至る…みたいなこの1年。
でも、今はもう、ワクチンの効果といっても、重症化予防だけが首の皮一枚つながっているような感じでしょうかね。4回目は対象者もしぼられましたし。
そんなことを思っていたら、4回目の説明書のワクチンの効果にはいったい何が書かれているんだろう?と興味がわいてきて、厚労省のホームページを覗いてみました。そしたら、これ↓。
すごくないですか?「こんな目的で実施します」って、もはやワクチンの効果でもなんでもないという。その根拠としたい海外で実施された研究報告が、そもそもね…という感じですもんね。
参考:https://www.mhlw.go.jp/content/000935095.pdf
ちなみに、2022年3月付の初回(1回目・2回目)接種用・小児(5〜11歳)接種用・追加(3回目)接種用の説明書に書かれているワクチンの効果は「発症を予防します」のみ。注記には「感染を完全に予防できるわけではありません」と書かれています。(※どれもファイザー社用で見ています)
参考:初回用https://www.mhlw.go.jp/content/000739391.pdf
小児用https://www.mhlw.go.jp/content/000897513.pdf
3回目https://www.mhlw.go.jp/content/000856250.pdf
このワクチン接種についての説明書は、厚労省のホームページ・新型コロナワクチンについての「わかりやすい資料」の中に掲載されていますが、たしかに、わかりやすいですね。ワクチンの効果ひとつとっても、きっと自信を持って書けるようなことがないんだろうな、というのがちゃんと伝わってきます。
そんな控えめな説明書とは対照的に、なぜ、世間はお祭り騒ぎのようになってしまったのか?それは偏向報道があまりにも酷かったからだと思っています。御用学者やらワクチン担当大臣やら、お偉い先生方の顔も思い浮かんできますが。けれど、今は、こんな思いの方が強いです。
最終的に空気を作り上げたのは国民。
ウクライナで戦争が始まってからの熱狂ぶりを見ていると、そう思わざるを得ません。
以前にも記事にしましたが↓たとえば、こんな世論調査の結果。
私は、すごく怖いなと思います。
世論調査の信頼性や妥当性はまた別問題として…空気がこうして作られていくのはワクチン騒動を振り返ってみても分かること。とにかく、一度立ち止まって、冷静にならなければ。少数派とされている方々の話に耳を傾けなければ。一斉に同じ方向を向いては絶対にダメですよ。過去が教えてくれています。
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