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雨の降り方の変化から、地球温暖化を思い、出来ることをして、次代に綺麗な環境を返したい。

結論を言うと、自然環境は私が自由に消費して構わない物ではなく、お借りしているものだと認識しています。上の世代から、綺麗な環境を手渡して貰ったから、下の世代に綺麗な状態を保ちより良くして返したい。

育った街では、ごく稀にタヌキが出た。神奈川のベッドタウンでも、まだタヌキが生きる余地があるのだと、少し嬉しかった。

昭和の終わりに小学生をした。土曜日がまだ半日授業があった頃。帰宅して母が留守だと、生協で一緒に買い物をした焼きそば麺で、野菜と炒めて焼きそばを作った。粉末ソースと、3食分の生麺。「ご飯だよー」。父と、亡くした下の子が食卓につく。

何の疑問もなく作っていたが、父さん、あなたが息子の昼飯の世話をする立場らしいよ。

タヌキは出ても、野良犬はいない。庭には、タヌキ顔かなと認識されてる、柴犬と秋田犬のミックスがいる。鼻がすごく長い洋犬と、比較するのやめたげて。丸顔だと誤認してるけど、猫と比べたらめっちゃ鼻が長いから。

昭和の終わりは、扇風機で耐えられた。まして、室内でエアコンかけても熱中症になることは無かった。まだ、体育などで、スポーツの途中で水を飲むとよくないと言われていた時代。

雨の降り方も、現代とは違った。亜熱帯になったのかなと思うほど、雨の降り方が極端で、屋根や道路がドラムのようにリズムを刻む。

あまりの勢いに、近所の野良猫は濡れてないだろうか、避難出来たろうかと思う。2・3年が、野良猫の平均寿命だと聞く。彼らにとって、昭和の昔は果てしなく遠いし、生まれた時から雨はこうだから、比較も出来ないだろう。

人間の都合で温暖化したのに、巻き込んでごめんと、思う。

鳴いていた蝉の声もしない。木陰に避難してくれたろうか。

田んぼで夜になると恋の歌を歌う、カエルたちは、この雨を避ける術はあるのだろうか。

文明の恩恵を受け、地球温暖化に好まなくても関与しているはずの私は、屋内で困ることなく、自分の屋根を持たない生き物達のことを、思うばかりだ。

苦手な虫もいるから、ちょっと雨宿りしてきなよと言うわけにもいかないし、言葉が通じるとも思えない。

強い影響力を持つのに、愚かなことを繰り返してしまう人間の都合に巻き込まれず、他の生き物がそれぞれの「屋根」を持っていて欲しい。

最近タヌキをみなくなった。都市部だから、住む場所が無いのだろう。でも、『平成狸合戦ぽんぽこ』みたいに、いつも挨拶する地域の方や、電車で乗り合わせる人、学校や職場で人の振りして生き延びていてくれたら、嬉しい。

もちろん、狐も妖怪も。
座敷童がエリアマネージャーしてて、繁盛してるコンビニチェーンなんて、あったら愉快じゃありませんか。

そんなことを思い描きながら、出来ることをしよう。二酸化炭素やマイクロプラスチック対策を、エコバッグなどで。

水筒は、ペットボトルを何回か使って、
リサイクルに出す方が、
衛生的(透明なので汚れに気付きやすい)だと、考えてます。
水筒を作る資源は地域によってリサイクル不可なので、
私の水筒はペットボトル。
粉のアクエリアスも買うよ!
地産地消もしてるよ!​

👆ヘッダーは、スナフさんからお借りしました。


Thank you for taking the time to read this.