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新年の抱負とともに、エッセイ以外に小説にも挑戦なさってる。(いてらさんnote2020年12月・2021年1月分)

第7回目! エッセイの他に、小説や映画コラムを拝見しました。やはり、引き出しの中に書くことは満ちてるし、人生の重さを支えられる力のある文体も獲得されてるよなあと、再確認したのでした。呑み書きのいてらさん珍しいし、ホラーにも挑戦されてましたね。学生時代の「音楽」の講義で体験された衝撃も、心に残ります。

エッセイと小説の境目、なるほど。小説のように感じた方がいても不思議はないけど、エッセイ書かれていましたよね。細切れの時間で作品を仕上げる、集中力も凄い。

これは、公開時に読んでいました。改めて読んだけど、暗闇の中に幾つか大切な思い出が浮かび上がるのが印象的です。初の小説でしょうか。

小説が連続してますね。今度は羞恥心や後悔とお習字の墨をする様子が重なるようで、不思議な世界を体験しました。

総合大賞受賞おめでとうございます。受賞に至るまでの文章とのかかわりと、今後文章でどうされたいのか語られています。凄い凄い。

嶋津さんのお手紙への、お返事です。喜びと後悔が入り混じる、複雑な気持ちを受け取りました。小説にしろエッセイにしろ、作品魅力的なのに、身を隠す癖があるような気がしました。

大人買いは大人になる楽しみですね。いてらさんが友人のように大切にされていて、たくさん影響を受けた作品の魅力が紹介されました。作品に触れたら、いてらさんの文化的ルーツに触れられるかも。

初呑み書き、愚痴祭り。性別以前に、いてらさんが早熟で静かなタイプだから、お子さんとのギャップに驚くだろうと察します。ハルクの後始末にしろ、ゴムパッチンにしろお疲れ様すぎる。この呑みnoteもリアルタイムで読んでました。

恋愛小説だけど、幻想小説のようにも感じられました。心の動き方が少し特殊な主人公の、半生に触れるかのような不思議な作品。

『高架下』の後書きですね。

ここまでが、2020年12月の作品。ここからは、2021年1月の作品。

現在のプロフィールに固定されているnoteですね。小説を書きたいと仰る。影や闇のようなものは、たぶん作品に人生の重さを乗っけることだと私には思えるから、初期作品を読んで感じたように、いてらさんは準備出来てる方だと思います。大学の課題で読まれた作品、不思議な作品群ですね。翻訳ミスを疑う気持ち、察します。

色々なことがあり、お父上が立て直した子どものような存在の家に縁が無かったこと。でも、時をおいて、故郷だと思えるようになったこと。心の変化が伝わってくる作品です。

ということで、着々と執筆の準備をなさっています。

学生時代のいてらさんの先入観というか、状況から予想した作品と異なったことも衝撃を受けた一因かもしれませんね。現代社会では、周囲に引き裂かれて諦めるしか無いことは減ったはずです。だからこそ、当時の諦めるしか無かった時代に、何を選ぶか考え抜き、純粋な光だけを描けたのかもしれませんね。

いやいやいや、怖い怖い怖い。学校の怪談とか、貞子とかのジャパニーズ・ホラーじゃなくて、淡々とした文体から海外文学の香りも連想しました。語られていることは、極めて日本的なのですけど。ふっと消えた「彼」は、主人公の抱える闇に巻き込まれたのかもしれないなと読みました。

『とろけるほくろ』のあとがき。怖いです、聴かないに1票です。気付かない方が幸せなこと、ありますよね。

外れか当たりか、答えを出さないけれど、お子さんを思って前向きに終わっていますね。エッセイの語り口・文体ががっしりしてるのと、例えばスピーチをする時の心理描写が、いてらさんワールドだなあと感じました。

『2分の1の魔法』を長男さんと観に行ったお話。映画を体験する現在と、映画と関連する記憶が描かれます。いてらさんの予想とは別の形になるストーリーも、いいですね。書かれていないけれど、息子さんはこの日のことを、大きくなってから思い出すのだろうなと、ふと思うのでした。

祈りですね。YouTuberの訃報がきっかけになって、生と死の境界線を思われたのかもしれない。たしかに、幼いとまだよく分からないですね。お子さんは、いてらさんの「内なる火」を受け継ぎ、明るい個性もお持ちのようだから、きっと逞しく道を切り開いてくれる気がするのです。

👆ヘッダーは中川 貴雄さんからお借りしました。






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