「生活」ってタイトルはご法度

１０月２日（水）

寝かしつけたまま寝てしまったので四時半起床、Twitterを開くと高校時代にお世話になったライブハウス閉店のお知らせ。初めてライブをした（もちろんそれだけで済む話ではない、憧れの先輩を観たとか高校生のコピーバンドだけどいいライブできた日とか楽屋でだらだらストⅡしたとかまだ付き合う前の高校時代の彼氏とのこととかわけわかんなくなるくらい飲んだとかそういうエモの詰まった）箱が完全になくなってしまうという突然の知らせ、今バンドをやっているとか通い詰めているとかじゃないしそもそも私たちが出演していた頃とは場所も建物も変わってしまっているのだけれど、自分の人生のある時に濃密な時間を過ごした場所がなくなる寂しさは確かにある。友人たちの反応や知らないけれど同じような思いを抱えた人たちの呟きを遡っているとあっというまに日が昇る。閉店する前に一度くらい足を運べたらいいし久しぶりにバンドとかライブとかしたい。

ニュースの合間のCMでうどんが映ると子は唐突に「めんめん」と言う。この言い方がどうにも可愛いので一生言っていてほしい。支援センターは混み合っていて、子はいつもよりそわそわしている。粘土をしたあとに手を洗うのが楽しかったらしく、別にやりたくもないのに一瞬粘土を触って再度手を洗いに行くのはいいが、手洗い場から離れたくなくて泣く。帰りにスーパーに寄る、車型カートに乗りたいと言うので乗せると降りたいと怒る。二歳目前、自我が芽生えまくっている。

昼寝をしている間にミネストローネを作って妹と電話で今週末の誕生日パーティーの相談その他。今年も子のためにキャラクタープレートを作ってくれるらしく本当にありがたい。妹と私は姉妹なのに全然似ていなくて得手不得手が全くと言っていいほど重ならないので、昔からお互いの得意で相手の不得意をナチュラルに補ってきた。離れて暮らす今もその関係性は変わっていないし最高。

出かけたそうにしている子を宥めていると夕刻に突入、元スイちゃんが可愛い。風呂に入ろうと誘っても生返事でおかあさんといっしょの雑誌をめくっている。入ったら入ったでコップで水を汲んでは洗面器に入れる仕事に忙しく、一向に上がる素振りを見せない。お好み焼きを焼くのは時間がかかる。

私が自主的に観る数少ないスポーツ（？）、箱根駅伝と甲子園と男子バレー、特に観たいテレビもないので昨日から始まったらしい男子バレーを観る。就職してすぐの頃、勤務時間内におじさん達と男子バレーを観戦するお仕事をしていたことがあって、その時の春高バレーで観て以来石川祐希くん推し。今全日本のエースなんだね。推しがエースだとたくさん映って良い。生活が落ち着いたら男子バレー追いかけるのもいいなと思ったり。珍しく夫が早く帰ってきてテンション爆上がりな上にさっき散々夕飯食べたのにまだ食べてる子。最近顔が丸い。ぐりことYEN TOWN BANDの歌詞を送り合うターン、しばらく聴いてないのに打ち返せる不思議。

子が寝たのでハーゲンダッツのずんだ味を食べながら録画してあった凪のお暇を観ている。観てないあいだにゴンさんと別れてる。時間を置いて観たら道化慎二うざ可愛いかもしれない。