歯痛
2月6日(木)
朝起きて子が襖を開けた瞬間、圧倒的に寒い。やっと冬。暖冬に甘んじて忘れていたけどこの家は本当に寒いのだった。じっとしていると凍りついてしまいそうなので肩から毛布をかぶって膝にも毛布をかけてソファーに座る。
今日はこども園の入園書類受け取り日らしく、支援センターはいつもと少し違った顔ぶれ。分厚い茶封筒を持ったお母さんが入ってくる度に、あの子もこの子も春には入園するのだなぁと思う。未就園児対象の支援センターなので入園するともう一緒に遊ぶことはない。生活の変化は特にないと思っていたけれど、こんなところで春を感じる。顔見知りのお母さんと決まってよかったねぇと話したり。時間になっても帰りたがらず先生に靴下を履かせてもらう。
週末から歯が痛い。昨今の歯痛ブームがついに私のところにも来た。アラサーの歯痛問題は根深い、というか30歳過ぎてアラサーを自称するのに抵抗があるので35歳前を指す概念を新たに流行らせてほしい気がする。最近は自分も周りもアラサーじゃなくて本厄とか後厄とか言ってる気がしますね。とか書いてる間もめちゃくちゃ歯が痛い。歯というか歯茎だけど。3日間抗生剤飲んで落ち着かせてから来週抜歯と言われたのだけれど珍しくしっかり薬飲んでも全然痛いよ?馬鹿なの?とにかく歯痛は他のすべてのやる気を奪っていくので今は一刻も早く抜いてほしい親知らず。
せっかく昼間時間があったのに溜まった日々の日記を書くだけであとは昔の知人のFacebookとかだらだら見ちゃって終わった。本の一冊でも読めたのになぁと思うけれどそんな日もあるから自分を責めない。
そういえば昨日、窪美澄の『トリニティ』を読んだ。仕事、結婚、男、子ども、この中から三つしか選べないとしたら?みたいな触れ込みで売られてたと後から知り、確かにそういうテーマも内包されているとは思うけれど、どちらかと言えばその時代を生きた三人の女の大河というか史実を元にした評伝的小説として面白く読んだ。直木賞の選評で小説にするには新しすぎるって言われたらしいけど自分が生まれる前の話だから全然歴史だし。あと最近作者の思想が同性主人公ないしは登場人物に乗せられすぎてるタイプの小説を読むのが割としんどいので、モデルがいるというのも女が三人でそれぞれ違う生き方考え方をしているのも気持ち的に読みやすかった。学生の頃はしんどい恋愛!この主人公って私!?みたいな小説とか漫画とか映画とか歌ばっかり好きだった気がするけど、好みは変わるものですね。こうやって年を重ねていくと大河ドラマとか歴史小説とか好きになるのだろうか…今のところ大河ドラマ最後まで観れたことないけど。
今週は歯痛の薬でボンヤリしているのと子がママ、だっこ〜とか言って全然寝室から出させてくれないので夜の時間帯にまったく起きていなかった。睡眠過多で超健康、ただし歯が痛い。
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