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地域密着型公務員
西野亮廣講演会In宮崎で学んだことを自分の立場に置き換えて考えてみた。
○お金=信用について
西野さんの話を聞くとこれからはお金=信用となることがよくわかる。なにそれと思った人は『新世界』を読んでみてほしい。
公務員は信用持ちになれるのかを考えた。
正直、私が公務員になる前は一市民だったんだけど、公務員を信用しているという感覚はなかった。接する機会がなかったのもあるし、仕事内容としての市民サービスはあって当たり前という思いがあった。私が携わる土木でいうと、蛇口から綺麗な水が出て当たり前だし、安全な道路が通っていて当たり前。
多分ほとんどの人がその感覚に近いものだと思う。
でも、相次ぐ震災をきっかけに変わってきたんじゃないかと思う。断水の時に給水車から水をもらったり、壊れた道路を復旧させたり。救援物資をもらったときは心の底からありがとうと思ったし、人の温かさを感じた。
話が変わるけど、道路には種類があって私道というものがある。つまり、個人さんが維持管理しなければいけない道路。この管理が結構お金がかかるから工事費の一部を市で補助するという制度がある。その申請の書類がまた面倒だから何度も説明し、現場にも何度も足を運んだ。すると、高額の工事を完成させた時よりもありがとうと言われることが多いこと気づいた。
違いは明らかで、一対一の対話だと思う。大きな工事でも説明会などを開き話し合うんだけど、一対一の要望は全て叶えられない。
つまり、市民の信用を集めるには個人との対話。直接面と向かって話す。ことだと思う。
上の決裁が必要だから事務処理に力を入れがちだけど、毎日何時間か地域を歩き、散歩してるお年寄りやベビーカーを押すお母さんに話をいきたほうが地域の改善点が見つかる気がする。地域密着型がいい。
何をやってるかわからない公務員より身近で親身になって話を聞いてくれる公務員って言われたい。
※写真はおぐら本店に向かう道中。勧めてくれた宮崎の方ありがとう!美味しかった!熊本からの一人旅、いろんな出会いから情熱をもらいました。
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