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「即レス」の価値がわかる6つの理由|残業ゼロを目指して28日目

2020/11/05

今日のテーマは「即レスできるものは即レスする」です。

これは私が尊敬する当社の取締役からの教えです。非常に良い考えだなと思ったので共有します。私もこれから心がけていきたいと考えています。

▶即レスとは

即レスポンスするの略で、すなわち「返事はさっさとする」です。

GTD の概念の中にも「2分でできるものはすぐやる」という概念があります。それに近いかもしれません。 GTD 的には「2分でできるものは後回しをせずにすぐに行ってしまいましょう、後でやろうとしてスケジューリングをしている時間でできてしまうでしょ。」というようなニュアンスだと思います。しかしこの「即レスする」にはもうちょっと深い意味があるのあるなと思いました。

▶即レスに価値があることがわかる六つの理由

私が考える、即レスの6つ価値をお話します。

■どうせ考えたって上司より良い判断はできない

ちょっとネガティブな内容から始まってしまいますが、そういう事実もあるのではないかと考えています。これは平社員前提の話になりますが、上司と平社員では見ている世界が異なります。平社員はよりお客様に近く、お客様に寄ったアイディアが浮かぶでしょう。しかしビジネスは感情論だけでは成り立ちません。ビジネスの構造や財務会計的な目線、リソースの問題など上司が見ている世界は、平社員のそれよりも広いのです。

自分を卑下するのは良くないと思いますが、ビジネス的に上司より良い判断はできないと仮定すれば、自分の頭だけで考えてる時間があれば、さっさと決断し実行する時間にあてた方が良いはずです。また上司に「上司だったらどう考えるか」を聞く方が有意義かもしれません。その方が上司の考えてる世界観を共有してもらうことができ、自分の肥やしにできます

■考える時間の長さとアイディアの質は比例しない

考える時間が長ければ良いアイデアが浮かぶとは限らないと思います。少し考えて分からないことは、おそらく時間をかけても良いアイデアが浮かびません。そうであればスピードを大切にした方が良いのではないでしょうか。

■ボールを持たなくなる

即レスをするということは誰かにボールを投げることになります。ボールを持っている数が増えれば、それだけ仕事が停滞します。仕事というものは「いかにボールを持たないかゲーム」なのかもしれません

■後でやろうと思ったことは大抵忘れる

GTD 的にはきちんと Inbox をできていれば良いですが、 Inbox できなければ忘れます。むしろ忘れなければいけないのです。覚えている限り、脳の生産性は上がりません。だったら忘れないうちにやってしまいましょうということです。

■最初の判断が大体あっている

皆さんもこんな経験ないでしょうか。テスト時間、テスト終了まで少し時間が余り、テストの回答を見直しているとき、初めに書いた回答が不安になり別の回答に変更をしたこと。その結果、結局最初に書いた回答があっていた。こんなことありませんか?私はめっちゃあります。

これは全く根拠も、何か学説を調べたわけではないので私の感ですが、人間に備わっている直感(第六感)が適切な判断をしているものが、意外と多くあるのではないでしょうか…笑

■時間がかかるとそれだけ求められるクオリティも上がる

回答まで時間がかかると、自然と欠けた時間だけ回答に対する要求具合が高くなります。「これだけ時間をかけたのだから良いものが出てくるはずだ」仕事を依頼した脳裏にはこんなことが浮かぶのではないでしょうか。

私たちの仕事はボランティアではありませんので、かけた時間に関して人件費がかかってきます。人件費をかけた分だけ、それに見合う成果が必要になりますよね。ですから、時間をかければかけるほど求められるクオリティも高くなるのです。

▶まとめ

即レスできるものは即レスしましょう。この記事では、即レスすることに価値がある六つの理由をご説明しました。もちろん作業が伴うアクションだったり、時間のかかるアクションというものはこういったことはできません。しかし何か判断をしなければいけないとか、即レスができるものは即レスするようにしましょう。スピードが求められるこの時代です。完璧を求めて時間がかかるよりは、さっさと回答しキャッチボールの数を多くした方が良いかもしれませんね。それだけで仕事も効率化し、あなたの評価も上がるかもしれません。

残業ゼロのヒントその28「即レスできるものは即レスする」

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