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発芽率が上がるかも!?種まきのやり方の違いを解説します!

はじめに

種まきの方法にはいろいろなやり方があることをご存知ですか?
ホームセンターで売られてる苗はポリポットに入ってますよね?
ポリポットやセルトレイなど育苗の方法がたくさんあります。それぞれ何が違うのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そもそもなぜ使い分ける必要があるのか…
今回は種まきの方法についてお話しさせていただきます!

種まきのやり方

1.セルトレイ

まずはセルトレイについて!
セルトレイはプラグトレイとも言われます。
1穴に種を一つ蒔いて使い、限られたスペーずで多くの苗を育てる際に使用されます!
野菜種類によっては、ポットに移植や鉢上げが必要になります。
穴のサイズにも種類があり、72穴、128穴、200穴・・・と数字が大きくなると穴が小さくなっていきます。
大量生産できるので農家さん向けですね!

2.ポリポット

次にポットとも呼ばれているポリポットについて!
こちらはきっと皆さんに馴染みのある入れ物ですね。
先ほどのセルトレイに比べて土とスペースが必要になりますが、家庭菜園ではそこまで多くの苗をつくらないのでこちらで十分!
種は3~4つずつ蒔きます。鉢上げも必要としないので手間も少なくすみます。サイズ違いで色々ございますが9cmポット(3号)が一般てきです。

3.連結ポット

ポリポットとセルトレイの間くらいのサイズのもの。
ポリポットくらいの間穴の大きさでトレイ状になっているものです。
つながっているのでポリポットより移動が簡単!
種は2〜3つまきます。16穴、25穴が一般的です。
野菜によっては鉢上げが必要になります。

4.育苗箱

育苗箱は仕切りがなく箱型のもの。一般的に稲苗を作る時によく使われます!畑だと、玉ねぎや長ねぎなどに使われることがあります。
種まきはバラまきで、デメリットとしては生長のバラつきが出やすいこと。なので稲のように複数本で定植するものに使われているのです!

5.ジフィーポット

最近よく目にするジフィーポット。ポリポットと同じ使い方ですが、違いはポットの"素材"!
ジフィーポットに使われているのは"ピートモス"。ミズゴケ類で天然素材で土に還ります。そのまま土に植えることが出来るので根を傷めずに定植が出来るます。しかし、価格が他よりも高額…

まとめ

  • セルトレイ…大量生産・農家向け

  • ポリポット…家庭菜園向け( )

  • 育苗箱…稲苗・ねぎ類

  • 直まき…家庭菜園向け・資材費ゼロ

  • フィジーポット…家庭菜園向け・高額

使い方は理解していただけましたでしょうか?
野菜によってどれを使うか変わってくることもあります。一般的には、レタス・キャベツなどはセルトレイ、ナスやキュウリなどはポリポット、根野菜は直まきなど。フィジーポットは手間が少なくなるので余裕があれば使ってみるのもいいかもしれませんね!