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大学編入を許可してもらった346字の“作文”のこと

10月から法政大学の通信教育課程に編入することになりました。そのあたりのワケは、こちらをどうぞ(ちょっと長い上に、何の役にもたちませんが)。

法政大学の通信教育課程の入学の可否は、編入だけでなく1年生の入学も書類選考で決まります。提出書類は5種類。
①入学志願書1(学歴や職務経歴の記入欄があり体裁は履歴書風)
②入学志願書2(学び関する作文)
③出身校の書類(私の場合、卒業した短大の卒業証明書と成績証明書)
④住民票か戸籍抄本
⑤写真2枚(スナップ写真不可)
選考で重視されるのは、どう見たって②入学志願書2。学部学科によってお題は異なり、商業学科は「何を学ぼうとしているか」でした。字数は300字以上、400字以内と、およそ原稿用紙2枚分です。

さて、このお題にどう立ち向かったらいいものか。
Q.何を学びたいですか?
A.マーケティング
って、7文字で終わってしまうやん! 最低でもあと293文字!
志願書作成は、そんな低レベルな状態からスタートしました。
が、数カ月前まで情報紙の編集・記者だった私。その経験をここで生かさなくてどうする! 膨らませて、ふくらませて、イーストのチカラで焼きあがったパンのように膨らませて(それ、ほとんど空気)346字の作文が完成しました。今どきの高校生なら、もっと奥行きのある文章を書くよなぁ、と思ったものの、もう書いてしまったのだから仕方がない。エイヤッと郵便局へ。「簡易書留でお願いします」

ちなみに出願書類はすべて手書きです。
私はまず、字数は考えずにパソコンで原稿を作成してから字数調整。その後、コピーした志願書に原稿を書いて、読みづらくないかを確認してから、いざ本番。それも、志願書に薄ーく鉛筆で原稿を書いてからペンで清書、インクが乾いたら下書きを消す……という方法で進めました。

出願して合否の送付までは約1カ月。その間に「あぁ~! シラバスを見れば、学びたいことを具体的に落とし込んだ志願書を書けたやん!」と落ち込んだりもして。大学のHPは、隅から隅まで読むべきですね、ホント。
何はともあれ、稚拙な“作文”で編入を許可してくれた大学に感謝。Webでは「3学年編入の卒業率は1割」なんてコメントも見かけましたが、精進したいと思います。
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Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash


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