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45歳社会人が法政大学の通信教育課程で学ぼうと思ったワケ

10月から法政大学の通信教育課程に編入するカラノです。45歳、経済学部商業学科の3年生になります。そこで、学びの記録用としてnoteを始めることにしました。あきっぽい私のことです。学習記録を世にさらすことで、さぼり癖の戒めになりそうだな、と。
はじめてのnoteには、なぜこの年になって大学で学ぼうと思ったのかを、書き残しておこうと思います。

¶はじまりは短大卒のコンプレックス

さて、私が法政大学の通信教育で学ぼうと思ったのは、次の5つのうちどれでしょう。
〈1〉大卒の資格が欲しかった
〈2〉東京六大学の1つなんてかっこいいやん(あ、私は関西在住です)
〈3〉学費が安かった
〈4〉編入制度があった
〈5〉モノを売ることの本質を追求したくなった
正解は……5つすべてです(ま、そうだろうね)。

「これから景気が悪くなる。大学に行ったら女子は就職できないから、短大に行け」
高校3年のときに父に言われた言葉です。希望した大学に落ちたこともあり(一応、受験はさせてもらった)短大へ。はたして父の言葉の通り、短大を卒業した1995年は就職氷河期の入り口。短大卒でも私の能力で就職できたのは、ただ幸運だったと、今でも思います。

そんな新卒で入社した会社ですが、9年弱で退社。転職するまでのツナギ気分で(というには長い2年間も)情報紙の編集業務を手伝った流れから、そのまま社員になりました。しかしです。社内には、京大、阪大、神大、関関同立、産近甲龍を卒業した人がずらり。現役で大学に入る学力がなかったとはいえ、こうなると短大卒コンプレックスが発令。同じように仕事をしていても、どこか劣っている気がして仕方がないのです。私も「大卒」って言いたい~! 
※関関同立とは、関西私大の四強みたいなもので「関西・関西学院・同志社・立命」となります。関関は、どちらの大学が先か論争(!?)がありますが、今回は創立順ということで。産近甲龍は「京都産業・近畿・甲南・龍谷」です。

¶学び続けるということ

情報紙の編集部には、仕事もできる上に大学院に通っている先輩がいました。この先輩には、「勉強し続けないとアカンよ」とよく言われました。今思うとありがたいことです。でもね、何を学びたいのかモヤモヤ。たしかに、変わりゆく世の中でブラッシュアップは必要です。“何かしなくては、新しい知識を学ばなくては……”という焦りは強まるばかり。
そのうち、マーケティングを中心に学びたいという思いが生まれました。編集の仕事では、記事広告の制作にも携わります。その中で、マーケティングは広告にかかわらず、業種・職種のすべてに必要では?と気づいたのです。今年初めから、大学の社会人入学について調べ始め、別の先輩にチラと話すと、先輩が言いました。「通信でも学べるんちゃう?」

そしてヒットしたのが(言い方!)法政大学でした。しかも教育費は年間8万円(※)。「一桁間違っているのでは?」と最初は思いましたよ、さすがに。入学案内を取り寄せると本当に8万円で、おまけに選考は書類のみ。しかも編入不可の大学もある中、法政は編入も可能。あら、いいやん、いいやん。すっかりその気になってきました。
※スクーリング費用、科目によって必要なテキストは含まず。入学時は選考料、入学金がかかります。あと、私のように編入の場合は編入費も。

一方で、編集として16年間勤めた会社を退社しました。あれです、コロナの影響です。正直、「こうなる前に、大学に通信課程で編入すればよかった」と、思わないこともありません。希望する仕事の多くは“大卒”が条件。ここにきて、短大卒がネックになっているのです。
でも、物事にはめぐりあわせがあるとしたら、今が学びのタイミングのはず。
2020年9月19日に入学許可通知書が届きました。
この年になって、勉強したいと思えることがあるのは、幸せなことなのかもしれません。
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Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash

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