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定光寺の地上は秘境(2)

定光寺駅の続きです。

階段を下りた、いわゆる「駅前広場」です。
左のコンクリ部分は駐車場。

定光寺駅は、崖の下に道路、その脇に、近くのダムから水が引き込まれた人工的な川が流れています。柵の横にちらっと見えていますね。
平坦な土地が全くない。ので、

なんと正面に見える家々、すべて「川の上」に建っている状態なのです。

駅入り口を振り替える。
当然、右手の駐車場も「川の上」

少し歩くと、こぎれいなトイレがあります。
近年は観光客も多いため、一応のインフラは整っている感じでしょうか。

しかしこうやってみると、やっぱり崖上への階段がすごい。
効果音を付けるとするなら「ぎゅいーん」でしょうかw

アーケードです。昔からあります。
アーケード脇にも、ホームへの階段があります、こちらがメインの入口といったところでしょうか。

おもむろに、崖に取り付けられた時刻表。一応最新のもの(当然ですが)
定光寺駅は普通しか停まりません。日中は快速がほとんどなので、この駅に停車するのは毎時2本だけです。

その、メインの階段です。
ささやかですが駅名標も取り付けられていますね。
前回も書きましたが、ご覧の通り階段も綺麗に掃き清められていて
さすがはJR現役の駅、という雰囲気です。

…それはそうと、このホームですよ、鉄骨だけで支えられている。
上にいる人は何も感じないでしょうけど、下から見ると、怖いなぁw
自然物っぽく見える崖も、コンクリートやらなんやらでガッチガチに固められていて、要塞感。

近年設置されたと思われる観光案内がありました。
こうしてみてもらうと、この定光寺駅、雰囲気秘境ではあるものの
意外と人里離れていないというのが、わかると思います。

さて、緑まぶしい駅前通りを歩いていきます。
右の喫茶店は営業中ですよ。

なお、先にも書いたように、これらの建物すべて川の上ですw
建物と建物の隙間から、水が流れるのが見えます。

D51のレリーフ?がありました。
定光寺は鉄道とともに生きる町ですからね(土地的な意味で)。

駅前をしばらく歩くと、庄内川を渡る橋に出ます。
城嶺橋といいまして、昭和10年架橋とのこと。
先代は明治時代に架けられたそうです(なお、定光寺駅も意外と歴史が長く、ここに鉄道がきたのは明治時代、駅設置は大正時代)
なおこう見えて、県道。交通量も思いのほか多いですが、橋上でのすれ違いは、見てるこっちが怖くなるほど…

次回は、この橋周辺の諸々について書きます。

ということで、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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