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☆55☆ 香りに呼びとめられる

こうばしい冬の空気に、少しずつ花の香りが混じりだすと、
匂いだけでなく空気に色彩が増していくような気がして心が弾みます。

年末年始の空気を彩るのは、水仙や蝋梅の爽やかな明るい黄色の香り。
入れ替わるように混じるのは、梅の甘酸っぱい淡いピンク色の香り。
甘い香りの沈丁花は、落ち着いた青みピンクのイメージ。

日中は香りだけ気づいた沈丁花。
終業後の散歩(買い物)に出たとき、植え込みに寄り道してしっかり香りを確かめました。

ぱらぱら降る雨音も柔らかく、空気に潤いが増してきて、ここから5月末くらいまでが一番すごしやすい、春~初夏生まれの2人です。

祖母に送っていたポップアップカードシリーズ
”雨水” に入ったら雛飾りを出すんだった


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