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派手

20210216

妻から、レシートつくってくれない、とお願いされた。

それから、1週間ほどたつのだけど、進んでいなかった。

腰が重い。
まあワクワクしない。

このところは自分のお店、mybのホームページをつくっているのだけど、そっちでやること・やりたいことがいろいろ出てきちゃうってのを言い訳にして、手をつけていなかった。

だけども、お願いされて時間もたったことだし、そろそろやろうとどっしり構える。

時間にしてたいしてかかるわけでもないことは、経験上わかっているのだから、一気にやってしまえばいいだけなわけで。

ただここで、身体が動かないってのは案外大切なことがあるかもと、振り返ってみる。

どうしてワクワクしないのか。

と、巡らせて思い当たるのは、ただただ僕自身がレシートってモノを重要視してなかったかもってことだった。

ペラペラな紙一つにしたって、妻がお客様へ渡すモノ、こちらからあちらへのプレゼントってコトでは、妻の施術と大差ない。

鍼灸治療だろうが、そこで出すお茶だろうが、手渡すレシートだろうが、変わらぬ尊さがある。それら全部の連動が一つの治療だとも言える。

そんなことを意識できていなかった。

何かをつくる、何かを行うって時に、自分の能力が遺憾なく発揮できるような、ある種の派手さを欲してしまっていた。

別にダメなことだと思いはしないけれど、行為がブツ切りのままになっていることを、見て見ぬフリしてしまっていた。

失敗したことに、気づいてなかったことに、次は気づけばいいだけだから、凹む必要もないのだけど、自分で反省した。

レシートも治療なのだ。

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