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格言と詩

20200607

「ツイッターとか、言葉短くした方が人に見られるんじゃない?」と妻に言われた。

たぶん、役に立つことをズバッと、格言みたいな感じはどう?っていう提案だ。

格言みたいなことを言わないのは、格言というか役に立ちます!みたいなことが好きじゃないからってのが、まずある。
それと戦略?でもある。

格言にいいねがつくのは、格言だからじゃない。それよりも、いいねをつけたくなる相手が言ってるから。そのいいねはその人が今まで積み重ねてきた信頼の量だと思う。

僕の場合は、いきなり格言みたいなこと言ったって誰やねんお前って話になる。お前の正しさに興味はないよ、と。

だから前置きというか、経緯が大事になる。どういう人間か、それが透けて見えるエピソードがあって、その積み重ねがどこかを通り過ぎる。その道中に、なにかを感じる人がいるかもしれない。

詩ってやつは、そんな経緯も何もかもを、格言とは全然違う形で飛び越えるんだと思ってる。

詩を目指したい自分はいるけど、僕には今のところ狙ってつくれないから、機を待つ。そうして、言葉が長くなる。

詩の言葉は、ハントなんだと思う。新鮮なままの生け捕り。その後の捌き方おろし方も含めて、新鮮さを新鮮なまま。

それと比べると僕のは、まず捕まえ方が手当たり次第だなと思う。
それでいて鮮度ってより、保存しようって意識も働いてる。漬物みたいな塩分強め。

魚釣りとかでもいいから、狩って捌くか。

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