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瞑想ええよ〜

20211018

やっと瞑想の宣伝をする気になった。

いや、宣伝というか、瞑想ええよ〜と言いふらしてオススメしたい気はずっとある。

この身に起きた体験として、瞑想いいわあと感じ、これならおすそ分けしたいなと思ったからこそ、みずからの事業の一つとして始動した。

じゃあ何にためらいがあったのかといえば、宣伝の方法だった。

瞑想いいよ!とひたすらに言うことはできるけど、それで瞑想を実践する人が増えるなんてことはなかなかない(僕の影響力が低いだけではある)。

そこで客観的にというか、多くの人に共通するであろうメリットなんかを伝えたくなる。

マインドフルネスや瞑想を科学的に検証して、その効果を謳う。今の流行りで言えば、脳科学や神経科学の成果を拝借する。

そのやり方になかなかノれなかった。

瞑想をつうじて身体にやってくる“ゆたかさ”と、脳科学なんかが示すメリットとが、釣り合っていないと感じてしまう。

ここでの“ゆたかさ”は、スピリチュアルなこと、神秘体験を意味しない。僕自身は、オカルトめいたことが好きではないし、そういうことを目指した瞑想やボディワークもしたくない。

ただ瞑想に取り組むことで、日々が満ち満ちたモノになる、そんな手触りがやってきてくれることを自覚してもいる。

そんな瞑想の魅力を、脳の分析にまつわる言葉で置き換えてしまうことに、躊躇があった。

身体の複雑さからくる”ゆたかさ”(="からっぽさ”)は、脳を輪切りにしたり電気信号を確認したりでわかるモノではないだろうと。

ただ一方で、脳科学の成果があげる瞑想のメリットを、僕自身自覚してもいる。まわりに言われたりもする。

そんな具合に、身体をたてるか/脳をたてるかじゃないけれど、どっちつかずになっていた。

それが、急にふと、脳も身体の一部なのだから、そんな無碍に扱う必要ないじゃんと思えた。

あくまで、瞑想をする身体ってのはどういったモノなのか、その一つの指標として脳科学の成果はあるにすぎない。

殊更に脳科学の成果をメリットとして掲げて、現行のビジネス的な成功を収めようと囃子たてるのはナニカ違うとは思う。

でもそういったメリットが入口となって、実践の道を歩んでいくことになるのなら、すばらしいことだなぁとも思う。

みずからにのみ託された生(/死)への道。

あるいは“からだ-ぜろ-です”あるいは“spirit-full-ness"への道。

(こういう字面だと宗教色強くみえるのかもだけど、個人的にマインドフルネスって名前が好きではないので)。

そういうわけで、どこか吹っ切れたので、積極的に瞑想にまつわること紹介していこうと思います😌

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