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知性とは

渡辺直美ちゃんがspotifyで新しい番組を始める、しかも全英語で、というのを聞いてどんな感じでやってるんだろう。そういえば、ナイナイのオールナイトニッポンもspotifyで聴けるみたいなことを言っていたなと思い出して、ますます興味が湧いてきた。登録とかはappleで入ったので別にしなくてよかったし、意外と簡単に使えるんだということを知る。さてspotifyとは一体どんなもんだろう、とサイト内をちょっとうろうろ、わからないままとりあえず検索したりして徐々になじんでくる。

試しに日本語で検索をかけてみた。ナイナイさんが聴けるぐらいならきっと他の番組も聴けるのではないか。と、ラジオ、と入力するといろんな番組が出てきた。興味のあるものをつまみぐいで聴いてみて、おぉ、これは思ったよりも使い勝手がいいし、しかもCMをはさんでこない。だから、ナイナイさんのラジオもYouTubeに上がっているものよりもずっと聴きやすい。これはいい!

他に何を聴きたいだろう?試しているうちにある番組にであった。そこでは「知性とは」について話しているらしい。素人の見せびらかし音声が出てきたらすぐにでも切ってしまおうと思って聴き始めたら非常に録音もなめらかで変な雑音なども入っておらず、かつ内容が面白かった。

現在に「知性」とされているのは、言語化能力が問われるものに限って評されており、これには偏りがある。そこに、tiktokみたいな言葉を使わずとも相手に何かを感じさせることができるツールができたことは、言語を使うのがうまくない人にも表現できるのでいいのではないか?
今の世の中は言語脳と論理性だけが尊ばれており、他の知性を持ち合わせている人は追いやられている。けれどもこれからはテクノロジーのさらなる発達により今まで評価されなかった「知性」というものがもっと表に出てこられる可能性がある

みたいなことを言っていた。確かに、ものを書いたり、読んだり、話したり、議論したり、とすべて言語を使う作業のもと、今の世の中は発達してきた。しかし、感性、感情、、、などほかの言語とは関係ないところで行われる活動、例えば、音楽、踊り、美術、など芸術と呼ばれている分野で人は感動する。また、まだ言語化評価に左右されていない子供たち、動物の行動に心を動かされるのはあることである。

ラジオの中で例として挙げられていた知的障害の人たちが集まる施設での経験は言語を超えた体験ができた、これは知的障害ではなく、べつの知性が存在する空間だったと言っている。

私も自分の凝り固まった感覚をもっと開かなくてはいけないなと反省させられた。

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