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1日1文シリーズ

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大体500文字くらいのエッセイ(?)まとめ。
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ラジオを聴きながら

ラジオを聴きながら

私の作業のお供は決まりきっている。飲み物とスマホから流れるラジオだ。

パソコンの前に座り、スマホでラジオ配信アプリをタップする。いつも聴いているラジオ局を選択すると流れだすのはパーソナリティーの話し声。心地よい声に満足しながらパソコンを起動させる。

たまに好きじゃない声質の人がいたりすると変えたりするのだが、大体決まったラジオ局を選んでいるのだ。話し声が私にとって一番良い作業用BGMなのである

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話す中で生まれるもの

話す中で生まれるもの

「あなたは白い部屋の中で目を覚まします」

始まった。そう思い息をのむと、友人が言葉を続ける。

「白い床、白い壁、白いベッド。見覚えのない場所にあなたは驚くことでしょう」

メモを取りながらリアクションを取った。これはTRPGの導入である。TRPGとは簡潔に言えば話しながらシナリオを進める、ゲーム機のいらない遊びのことだ。

状況を整理し、私の分身であるプレイヤーキャラクターの男性は確かにこの状

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当たり前のこと

当たり前のこと

傷口から血が溢れ出る。早く止めなければと焦りながら、改めて生きてるんだなと認識した。

ミートソースを作るために玉ねぎをみじん切りにしていた時。包丁で左手の親指を切ってしまった。じくじくと痛む傷口に、流れ落ちる血。当たり前のことだが、自分の中に血が流れていることが新鮮な驚きだった。

生きているのだから、体の中に血液が巡るのは至極当然のことである。しかし、当たり前すぎてこういったことがないと分から

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継続すること

継続すること

昔から飽きっぽい性格だった。特に日記のような習慣などは長続きしない。それは大人になった今でも変わらなかった。

昨日の更新で20日間連続で更新したというのを見て、意外に続けられるものだなと他人事のように思う。ものを続けることが出来ないというのは思い込みで、自分でもやればできるのだと充足感に満たされた。それと同時に自分で自らの限界を決めてしまっていたことに気づく。

まだまだ私でも出来ることはあるの

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夏のはじまり、小さな決意

夏のはじまり、小さな決意

暑い。今日は病院に行くことになっていたため外出したのだが、とにかく暑かった。

時々吹く強い風に帽子を飛ばされそうになりながら道を歩く。日差しは強く、若干生暖かい空気にぐらぐらするようだ。思えば5月も後半に突入しているのだから初夏といってもいい季節ではある。

流れる汗を拭い考えた。季節は私の考えなど置いてけぼりで移ろい過ぎていく。時が経つのは早いなと改めて思い知らされた。それと同時に焦りもある。

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空想すること

空想すること

昔から空想の世界が好きだった。読んでいる小説の世界に旅をしている気分になる。それが楽しかった。

そのうちキャラクターや物語を自分で想像しながら絵を描き始め、今に至る。空想することは私の生きがいのようなものだ。小説や絵、漫画など表現するものは違えどそれは変わらない。

きっとこれからもやっていくのだろう。

暗中

暗中

まるで長いトンネルの中にいるようだ。暗く足元もおぼつかない。先が見えない不安の中ただ前を進んでいく。

そんな心持ちだ。周りには誰もいない。手元を若干照らしてくれる小さな灯りを持って進んでいく。怖い。手探りで進むのは恐ろしい。躓いてはいけない緊張感も相まって、頭がくらくらする。

今の私はそういう状況だ。もう戻ることはできない、そんなトンネルを進んでいる。しかし、希望を捨てずに進むしかない。この先

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言の葉

言の葉

言霊というのは強い影響を与えると思う。それは他人にだけではなく自分にもだ。

鋭利な言葉は他人を傷つける。私は傷つけたこともあるし傷つけられてきた。一度放たれた言葉は戻らない。傷つけられたらじくじくと痛みを伴い、ことあるごとに思い出すようになる。ある種の呪いだ。

思い出したくもないのに。嫌な記憶と共に思い出してしまう。その度に頭を抱えたくなるのだ。

逆に、癒してくれることもある。黒く淀んだ心を

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のんびりと、ゆっくりと、

まだ二十数年しか生きてない私は、少々急ぎ過ぎたのかもしれない。

今の今まで自分はむしろゆっくり過ぎるほどだと思っていた。疲れ切って足を止めてようやく急ぎ足だったことに気づく。生き急いでいた感覚だ。

そんなに急がずともいいのに。今ならそう思う。

足を止めてはいけないと歩み続けていた。でも、それでダメになってはいけないだろう。そんな単純なことにも気づかなかった。

もう少し、今は休んで。ゆっくり

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人恋しさとラジオ

人恋しさとラジオ

最近の私はあまりいいものではない。アウトプットするものもネガティブになってしまっている。

このままではいけない。軌道修正しなければ。

まずこうなった原因としては環境の急激な変化からである。環境の変化に関しては時間が経ち慣れるのを待つ他ない。次に人と話さなくなったことだ。今の私は対人関係がほぼリセットされた状態になったため知り合いがいない。よって話す相手もいない状態になっている。うつを治すために

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夢

目が覚めたら忘れていたのだが、とても怖い夢を見た。気がする。

起きて「ああ、嫌なものをみた」と思ったのだが、次の瞬間には何の夢だったかと首を傾げた。ただ嫌だという気持ちだけが残っている。もやもやする気持ちを抑え、体を起こした。

顔を洗いながら止せばいいものをどんな夢だったかな、と考える。見ていて気持ちのいいものではなかった。ぱっとフラッシュバックするような感覚に陥る。ああやはり考えなければよか

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春の残り香

季節は移ろう。それは至極当たり前の摂理だ。

本日の天気は曇り時々雨。傘をさそうか悩むくらいの霧雨が顔を濡らす。いっそ土砂降りの方がいい。そう思う病院から自宅までの帰路の途中。桜が散り葉桜になっているのを見つけた。

行きは急いでいたため気づかなかったな。道には茶色く変色した花びらが落ちている。足早に通り過ぎようとした時、風でふわりと桜の香りが舞った。足を止めるも一瞬のその香りはすぐに消える。こう

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自信がない夕方

自信がない夕方

自信喪失というのは私にとって日常的にあることだ。心身が病んでしまってからは自分に自信がある時の方が珍しい。

絵を描いていても思うが、自分に自信が持てないのだ。つい、他人からの言葉を基準にしてしまおうとする。褒められたいというのは誰しもある感情であると思うのだ。だが、それに左右されるのは間違いだ。

自信というのはどうしたら身につくのだろう。小さな積み重ねが大切なのだろうか。私は小さな積み重ねとい

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曇天

曇天

今日は天気が悪い。朝から曇り空だ。

曇りや雨はどうも気分が上がらない。体調が悪くなったようにぐったりしてしまう。やはり、太陽の光は大切なのだ。そう実感する。

太陽の光を浴びていると元気が湧いてくる感じがするのだ。外に出かけたくもなるし、動きたくなる。天気が悪いと寒いこともあり、体の動きが鈍ってしまうのだ。寒いと縮こまってしまう。

毛布に包まり、キーボードに向かっているが、眠い。動かないと眠く

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