ファスト映画ってなんだ?

ニュースだら読みしてると最近ちょくちょく目につく「ファスト映画」という単語。
一見新しいコンテンツのことかな?(小説に対してのライトノベル的な)って思ったんだけど、どのニュースタイトルも違法性が云々ってあるのでそういうことではないらしい。

映画の内容を10分ほどに編集し、権利者に無断でYouTubeに投稿する「ファスト映画」について、業界団体が法的措置に乗り出したことが分かりました。

10分に編集って地味にスゴイな!?
これってつまりダイジェストみたいなことなんだろうか。

映画のダイジェストって以前からYoutubeにあがってて、映画もYoutubeで販促するようになったんだなぁって思ってたけど、あの中にファスト映画があったってことなのかな?
記憶がおぼろげ、公式チャンネルだった気がするんだけど真相はいかに。


また、あまりにも堂々と投稿されているため、視聴者側も著作権侵害と知らずに見てしまっているのではないかといいます。

これはありそう。
チャンネル名みてから動画見るってなかなかしないと思うしなぁ。

と、ここまで書いてハタと。
チャンネル名がそれっぽいからって公式であるってどうして言えるんだ?
という基本的なところが気になってきた。


Twitterには認証済みアカウントみたいな仕組みがあったけど、Youtubeにもあるのかな?って調べたらあった。

スクリーンショット (70)

なるほどTwitterと同じだね。
気にしてみてなかったな~と思い、色々なチャンネルを見て回ったんだけど。

例えばよく見るVtuber、にじさんじやホロライブのチャンネルはさすがに認証バッジついてた。
が、企業所属Vでもついてなかったり、まさかの大物についてなかったりで結構カオス。

それで今度は映画関連はどうだって見てみると、公式と思われるチャンネルもついてたりついてなかったりで、これはチョット見分けつかない状況かもね。


例えばこの東京国際映画祭のチャンネルでまとめられてる各公式チャンネルをみても

スクリーンショット (71)

チャンネル名のとこ、認証バッジがついてたりついてなかったりする。

いや、このチャンネル自体が手の込んだ偽物だって可能性もあるのか??
認証バッジついてないし。

とまあこんな感じなので、ファスト映画の取り締まり云々も大事だけど、まずは映画関連各社、公式チャンネルをちゃんと認証してもらって視聴者が一応は確認できる状態にするの急いだほうがいいよね。

ダイジェスト見て、そのまま本編映画視聴権購入して見る、みたいな流れができれば強力な販促になるだろうから頑張る価値あると思うな。

それとは別に、もう少しコンパクトな映像作品を映画のクオリティで作るってのもウケるんじゃないかなって思う。

今までは映画館に足を運んで見る、だったからある程度の時間の作品にしないと割に合わない感があったけど、Youtubeなどでそのまま見せる形式ならそういうのもありかと。
ファスト映画って語感だけみると、そういう新しい形式のコンテンツなのかなって思えてちょっと期待したんだよね。


なんにせよ、みなさん。コンテンツにはちゃんと敬意とお金を払ってみるようにしましょうね。

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