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人を喜ばせることができる最高の仕事!

とにかく、人を喜ばせることが好きという美容コンサルタントのFANTAS中尾隆さんに小山が直撃インタビューをさせていただきました。


「僕は、もともとは大工さんになりたかったんですよ。
ものづくりが好きでね〜」

【「え!ホントですか?」美容業界の人だから、子どもの頃からてっきり美容に興味があったと思った私は、「大工さん」という言葉に反応し、いきなり話に引き込まれてしまったのでした…】

だけど、大工さんは中卒じゃないとダメだから、高校には行きたかったしね。子どもの頃から意外と器用だったんですよ。父親が器用だったこともあるのですが、手先を使う仕事がいいんじゃないかと…
それで、美容師さん面白そうだなと思って(笑)

それに上京したかったこともあって。今も中野に住んでいますが、上京して最初に住んだのも中野でした。

上京した頃はバブルだったこともあり、ディスコばっかり行ってました。寝ないで遊んでいるという感じでした。高度成長が終わった頃で、まだ日本社会全体にエネルギーがあった時代でした。

30代、人生を変えた出会い

【楽しそうに若かりし頃のことを話す中尾さん。その楽しい先には何があったのか?さらに話を聞いていくと…】


あるとき、東京ばな奈の社長の話を聞く機会があって、そのときに「東京には名物がないから俺が作るんだ!」という夢を語ってくれたんですよ。
理屈ばかり言う人が多い中、熱い大人もいるんだな〜と感動しました。

年齢が高くなると、熱いか、枯れたかに分かれてしまうじゃないですか。遅くても30代後半にスイッチを入れないと枯れていってしまう。

僕は、32歳位のときにスイッチ入ったんです。ちょうど、下の子が生まれる頃で、29歳で上の子が生まれて、32歳で美容講師会に入りました。その後日本で唯一の師範講師になりました。

人との出会いは大切だなと思いますね。必要なときに必要な人と出会える人が運を持っていると言われる。
だけど本当は出会っていて、自分がそれを感じるかどうかが大切だと思うんです。

講師会の会長はたくさん夢のある話をする人で、その会長から「お前の給料100万円にしてやる!」と言われて、本当に手取りで100万円貰えて、美容師でそこまでなれると思っていなかったので本当に嬉しかったですよ!

お金が目的ではないですが、対価としてのお金を受け取ることは大切ですね。日本の平均年収はアメリカと300万円も違っているんですから。

美容はデザインなんです!


【「給料が安いと言われる美容業界で100万円ですか!!!」なぜ?美容師でそこまで稼げるようになったのか、もっと聞いてみたくなったのでした…】

美容はデザインなんですよ。お客さんに対して「この顔の人にはこういうのが似合うな」というような提案ができるかどうか。そういう美容師に出会えたらお客様は幸せですよね。髪を切ったお客さんが周りの人に「いいね!どこで切ってもらったの?」と言われるようなスタイルを作ることを意識していましたね。

今の美容師さんたちは、上手いけどオリジナリティーがないなと思います。
もっと自分の良さを研究していかないと、流行だけを追いかけていると、メッキが剥がれてしまうと思うんです

お料理でも同じ。自分が美味しいと思って作ることが大事で、教科書通りに作っても何かが違う。インパクトが残らないんです。

それから、お客さんの顔をよく見ていないですね。美容室に来るってことは、何かしら変化を求めて来ている可能性がある。
だから、髪型を変えたおかげで「彼氏ができた。」「結婚できた。」と言われると美容師冥利につきますね。

独立、そしてコンサルタントへ

【中尾さんの美容師としての想いの強さに触れ、そこからさらに現在に至る過程を聞いてみると…】

その後、39歳で独立しました。
コンサルタントを始めるにあたって自分の店がないと、「こういうお店づくりをすれば儲かりますよ!」と言えないので、自分で店を持とうと思ったんです。
どうせ自分のお店を出すのなら、一番難しそうな場所で、集客できる仕組みをつくればコンサルタントとして食べていけると思いました。

実際にオープンしたお店は西新宿の大ガードのそばのビルの4階でした。当時は、美容業界では「新宿に出すのはダサい!」と言われていましたね(笑)

経営はバランスが大事!それで、ちょうどいい価格帯を探るため、オープンする1ヶ月前からそのあたりをウロウロしていました。

よく、「いい物件が出たからお店を出す。」という人がいるのですが、それはあまりにも無計画ですね。例えば、昼と夜の人の数や、ランチの価格帯など、2週間位はマンウォッチングをしたほうが良いですね。

そして、そこからメニューを考える。色々なお店に行って、お店の向きなども観察しました。実は、自動ドアにするだけで17%売上伸びたお店もあるんです。

その結果、オープンしたお店は、一番多いときでお客さんの数が1日120人位で、17人のスタッフで回していました。平日は50〜70人くらい。客の変動幅が多きいので、他では受けられないサービスがあると平日休んでも美容室に来るんじゃないかなと思うんですよね。

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コンセプトは「今までとは違う私」

【ここまで聞いて、私はもう中尾さんのお店に行ってみたくてしょうがない!一体どんなコンセプトのお店なの…?】

そのお店のコンセプトは、「今までとは違う私」。お客様にも火をつけたいと思っているんですよ。髪が伸びたから切るのではなく、髪を切ったことで洋服を変えたくなるような、そんな心に火がつくような体験をしてほしいと思っています。まず、お店にいらっしゃったら一番最初に写真を撮ります。写真を入れた顧客のカルテを作ったんです。今はipadなどで簡単にできますがその頃はそんなのはなかったので大変でした!

ちょっとした工夫で、お客様が期待した以上の結果を出せるんです。

お客さんのことを考えて必死にやっているオーナーの方がスタッフも付いてくる。でも今はスタッフの離職や労働環境を整えることで頭が一杯でお客さんのことまで考えられえないオーナーさんが多いですね。

オーナーがスタッフのことに気を使いすぎて本来の顧客の満足がないがしろにされているようにも思えます。
今は、逆にオーナーが破天荒でお客様の満足をスタッフと一緒に考えて行けるような状況が良いですね。

そして将来…小学生、中学生のなりたい職業1番にしたい!美容師は直接お客さんを喜ばせた上で収入を得られる仕事で、これからもAIにとって変わらない職業です。だから、結婚や出産もあるけど、途中で辞めないでほしいですね。一生できる素晴らしい仕事だから!

とにかく、人を喜ばせることができる最高の仕事だと思っています。

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経営理念は「期待を上回ること」

【中尾さんが美容について語り始めると、キラキラしたものがこぼれ落ち、聞いている私も思わず美容師になりたくなってしまうほど。そんなFANTAS中尾さんの経営理念は…】

ファンタスの経営理念は、「相手の期待を上回ること」

美容師さんは期待されているんです。誰だって「キレイにしてもらいたい!」と思って美容室に行く。だけど、その期待を下回ると失客してしまう。常に上回るためには上回るだけの技量とスキルを持っていないといけないんですよね。

今は、費用をかけなくても勉強できる便利な世の中ですよね。向上心と言うと辛く感じるけれども、期待を上回ると言えば期待されていることに喜びを感じることができる。

美容に限らず、人と付き合っていても期待を上回ることが大切ですね。

今回須黒税務会計事務所さんと共同開催する、「本気で美容業界を変えたいオーナーのための「お客様から選ばれる為の」10の秘訣!」は、美容の面白さに火を付けるチャッカマンのようなセミナーにしたいですね!


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特例認定NPO法人Giftの代表をしています。Giftは「社会の隅々にまで希望が広がる寄付を日常に。そして文化に。】というミッションで活動しています。