医療崩壊を防ぐために柔道整復師として考える

本日は久しぶりに現役の柔道整復師として記載させて頂きます。柔道整復師とは外傷を施術することを国に認められた国家資格者です。
最初に、元々2020年4月8日に開催予定であった療養費の検討委員会について中止にして下さり、厚労省の皆様、保険者の皆様、業界関係者各位様ありがとうございます。

医療崩壊をしないように考える

今回のことで、私たちが出来ることは、病院に行っていたケガについて、整骨院でみることで、医療崩壊を少しでも緩和出来るのではないかと思っております。
今、ここで、経営上来てほしいとかそういう話ではありません。一国民として出来る、今まで国に認められた資格者として従事してきたものとして、この状況で少しでも役に立てないかという想いで投稿しています。

既に医師会からずっと政府に医療現場が大変だから「緊急事態宣言をしてくれ!」と要請がありました。既に、病院はパンクしているところも出てきておりますが、他の営業自粛を余儀なくされている分野と違い、たとえコロナの感染のリスクがあっても病院は営業しなくてはいけない職種です。本当にありがとうございます。

現状で柔道整復師が出来ること

ここで、私がしたいのは、少しでも医科へ行かれる方を減らして、少しでも緊急を要する方へ病院に行ってほしいという願いです。急なぎっくり腰や、骨折、打撲、交通事故でのむちうちなどは整骨院でみれます。それらのことに関して、現場の柔道整復師はかなり経験を積んでいます。(不安であれば行こうと思っている接骨院にこのような症状みれますかと問い合わせください。)そして、ほとんどの場合は骨折をしても命に別状はありません。その方たちが、少しでも病院から減ることによって、少しでも医療の手助けになるのではと思っています。地方の病院などは、整形外科内科と合わせてやっているところが多く、一瞬でパンク出来るレベルです。

今後見込まれること


今から問題になってくるのはコロナのその先に、例えば急な喘息であったり、心臓の病であったりしたときに、病院の受診者数が多すぎて医療が受けられない可能性が出てきています。現に海外では崩壊している国もあります。本当は助けられたかもしれない命を助けられない可能性まで見えてきてしまっています。

今現在、国から不要不急の外出を控えるよう、店舗への営業自粛の要請が出ていますが、私たちは支える側(医療側)だと思っています。ここで、活躍の場を、見出せなければ将来いらない職種と言われても仕方ないレベルで世の中の役に立ちたいと思います。

少しでも共感頂けた方は、スキをして頂けると励みになります。
皆様が健康を維持できることを切に願います。

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