いよいよ初出勤、今まで何度も初出勤の日を迎えてきた。 その度に何度も本当に今日初出勤なんだな?いや、初出勤という幻想に包まれているだけじゃないのか?この世に本来初出勤なんてもんはないんじゃないのか?とマジで世迷言に翻弄され、そのまま寝てちゃダメかしら?の境地に達してきた。 でも初出勤してきた。 初出勤をボイコットするような胆力もなく、はたまた初出勤を吹き飛ばす様なドラマチックな出来事も起きなかったからだ。 本当は僕だって夢みるように眠りたい。 でももともと夢をみる体質でも性格
無職じゃなくなったら毎日日記を書くよ そんな約束を友達とした。 初詣の参拝の列に並ぶ中、浮かれたオネエの人達が「私は今年はオバになるぅ〜」などと意味こそ分からないがとにかく力(りき)のある雄叫びを上げた時、寒すぎて失禁しそうになりながら僕もなんかしないといけないなぁと思ったのだった。 そして誰かに宣言しないとまたどうせ何もしないだろうと押し付ける意味で友達に宣言したのだった。 俺、やりますよ!と。 かくして浅はかな宣言だったのだが、明けて2日には面接に行き、あれよあれよと