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関節と筋肉の仕組み

関節は2つ以上の骨がつながる部分です。

その形には
・ドアの蝶番の様な動きや(蝶番関節)、
・石臼のように回る形(球関節)、
・ブロックがセメントで埋められているように
・ほとんど動かない関節(滑膜性関節)
など様々です。

形は様々ですが、共通する特徴の一つ、
関節の形は必要な動きに合わせた形にできているということ。

必要な動きに合わせた形というのはとてもよくできていてますし、
筋肉動きに合わせて関節は微妙に形を変えることさえできます。

博物館では動物の標本=骨を見ることができますが、
骨や関節の特徴をみると、
筋肉のつき方やその関節や動きがわかるように、
関節の形と筋肉の動きは密接に関わっています。

そして、動きを作るのは筋肉です。
筋肉は基本的に、関節の周りにつきます。
そして関節を挟んで2つ以上の骨に
付くものです。

筋肉が収縮すると骨と骨が近づいて
関節が動くことになります。
関節の周りには、靭帯や腱なども存在しますが、
その中でも筋肉だけが関節を動かす力を持つ唯一の組織です。
そして、靭帯や腱と違い
筋肉は鍛えると強くなる組織です。
基本的に、年齢に関係なく動かした筋肉は
運動強度により、維持できたり、強くなったりします。

だから、メンテナンスをする価値があるんです。
関節の動きをよくしようと思ったら、
筋肉の動きをよくすることがまず大事です。

次の投稿は、「関節運動」についての記事です。


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