口に出さなかったからってなくなる訳じゃない。
ネガティブなことは口に出すべきではない。周りを嫌な気分にさせるからである。
ぼくも基本的には同意する。
でも思ったのに口に出せなかったネガティブな感情は、澱のように心のどこかに残っているし、溜まってくると結局体からネガティブが匂い立ってしまう。
その場で口に出すか出さないかは別として、湧き上がってしまった感情はどこかで発散しないと心の中で腐って、余計に被害を拡大してしまうのだ。
たぶん自分は溜まったネガティブな気持ちを、気の合う人との飲み会で発散していたと思う。
ネガティブなことをしゃべる時のルールは一つ。ウケることだ。
ぼくだって飲みの場で「大変だねえ」「そりゃ向こうが悪いね」としか言いようのないシリアスネガティブトークは聞きたくない。
でも「アホすぎるw」とか「最悪じゃんw」とか言えるような話し方なら楽しく聞けるものだ。
自分勝手なルールかもしれないけど(周りは辟易していたかもしれない)、とにかくそれが自分のルールだった。
少し話をしてみて、ウケないようならその話はやめた方がいいし、ウケるようならなるべく楽しく聞けるように話を続ければいい。
そうやってネガティブ感情を発散してバランスを取ってきたのに、このコロナで飲み会が一切なくなってしまった。
わかりやすく最近バランスを崩していると思う。
せっかくnoteを毎週書いているんだから、このnoteでうまいこと発散したらいいと思うのだが、不思議なことにnoteに100%ネガティブな話はなかなか書けなかった。
書いてるうちにどうしても「頑張りたい」とか「改善したい」とか心にもない方向に文章が進んでしまう。
一緒に書いている二人に気を遣ってるのかとも思ったけど、たぶん違うとさっき思った。
文章を書く時に笑い声が聞こえないから書けないのだ。
おしゃべりはリアルタイムでフィードバックが返ってくるので、方向転換も話の取りやめも自由自在だ。周りの反応に合わせて話の持って行き方を決めればいい。
一方文章は、少なくとも書いている時にフィードバックが得られない。自分の感覚でどこまで書くか、どう書くか決めなければいけない。
ネガティブな気持ちを黙って書き連ねていると、途中で自分が大スベリしているようないたたまれない気持ちになって書くのが嫌になってしまう。
何の話がしたいのかというと、飲みに行きたいということなのだが、ファッキン緊急事態宣言がまた出たので、大手を振って飲みに行けるのはまだまだ先のことのようだ。
なるべく上手く発散していかないと…。
サイトウでした。
@いえもん
「怒り新党」よかったねえ。
マツコと有吉ってこんなに信頼関係あったんだと思ったら泣けてきてしまった…。
@きっちゃん
なーなーの内容気になるなあ。
こだわりにもいいこだわりと悪いこだわりがありそうだから難しいよね。
自分がいいこだわりだと思えるものには「ちゃんとこだわれよ」と思うくせに、センスねえと思うこだわりには「黙っといてくれ」と思ってしまうから我ながら嫌なやつだと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?