見出し画像

ドラマ『チェリまほ』、最高

こんばんは、いえもんです。

皆様はテレビドラマをどれくらいご覧になるだろうか。

いまどきNetflixやHuluでたくさんのコンテンツが観れるから、
わざわざテレビドラマを毎週観る人も少ないかもしれない。

それでも観てほしいテレビドラマがある。

それがタイトルにあった、

『チェリまほ』

あらため

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」

である。

原作は豊田悠の同名コミック。もともとTwitterに投稿した4P漫画からスタートしたものらしい。

確かに自分もTwitterでこの原作を目にしたことがあったが、
とくにのめり込むことはなかった。

そしてドラマ化が発表された際も、
ビジュアルと放送時間帯で、「ん~どうなんだろ微妙そう」とすら思っていた。

(のちにこの予感は大ハズレとわかる。)

信頼している会社の後輩(※)が
「『チェリまほ』本当に面白いんで観てください!」と言ってきて、
(※タイBL沼へ誘ってくれた後輩)

さらになんだか放送回を追うごとにTwitterが盛り上がっていたので

さすがに気になり、入院中に鑑賞。

「…」

「…え」

「やばい、面白い、キュンキュンする、かわいい…」

「なぜ私は1話からリアタイしなかったんだ…」

1話を観てすぐそう感じ、面白さのあまり5話一気見してしまった。

なんとそこには、
今年沼落ちしたタイBLドラマにあった
トキメキ」が丁寧に描かれていたのである。

もはや普通の恋愛、普遍的な恋のトキメキは、
プライムタイムに放送されるドラマではストレートに描かれず
ラブコメも何ひねりもされたものばかり。

しかし『チェリまほ』ではド王道のラブコメが展開されていく。
まさにときめきメモリアル。

同性恋愛ものだが、6話時点で付き合ってもいない。
世の中が想像するBL(エッチなもの)とはちがう。
それだけ、恋している過程がしっかり描かれていく。
(ここはタイBLドラマも同じ)

ここにきてBLドラマが盛り上がったのは

男女間から、同性同士へ表現を変えるだけで

改めて、普通の恋愛の尊さや恋のトキメキに気付けるからではないだろうか。

当たり前に描かれすぎていた恋愛の機微が、
同性同士で描かれることで改めて新鮮な目で見ることができる。

同性同士の色恋沙汰が観たいんじゃない。

みんな王道のキュンキュンを求めていたのだ。

それを強く感じることができたのが、

BLドラマだったというだけである。

だからこそ、『チェリまほ』も多くの人を楽しませている。

アジアBLは今、本当にアツい。

とにかく「恋」や「愛」、人間関係を丁寧に描いている。

『チェリまほ』も主演の赤楚くん、相手役の町田くんが
とにかく細かいところまで丁寧に演じている。

赤楚くんは仮面ライダーの時からバカキャラかわいいな、と思っていたが
今回の童貞サラリーマン役、母性本能をくすぐる可愛さがさく裂している。

演出も毎回役者と監督で細かく意見を出し合うらしく、
本当に丁寧に作られていることがうかがえる。
パジャマの萌え袖とか「くぅ…」となりましたね。

アジアBLがアツいと書いたが、
タイだけでなく、台湾・中国・韓国・フィリピンからも話題作が続々と出ている。

もともと「やおい」文化発祥の地である日本の動向は海外からも注目されていたようで、

今回の『チェリまほ』も台湾・タイ・韓国でも人気を博している。

Youtubeで1話を全世界へ向けて無料公開したことも、
需要に応えて、市場に出ていくためだろう。
(タイBLもYoutubeで全世界に広まった)

現地の配信サービスへの提供も始まったようで、
テレ東さんの海外対応も早い。

このおかげで赤楚くんのTwitterへのリプライは、
タイ語・韓国語があふれかえっている。

数か月前まで、我々がタイの俳優さんへ一生懸命英語でリプライしていた状況が、
今度は日本の俳優へ海外からの一生懸命のリプライが届いている。

コンテンツの影響力すごい!世界つながってきた!と痛感。

つらつら書いていたらとりとめのない感じになってしまった。

とにかく作品自体が面白い。

そしてアジアBLブームに乗って、世界中に届いている状況も面白い。

ぜひ観てください。

世界へ羽ばたく展開については下記の記事を紹介しておきます。


>サイトウ
武道館現場にいたのですね!
全然Creepy Nutsのライブ観たことなかったんだけど、
先日OKAMOTO'Sとの対バン配信で2人は最高のエンターテイナーだと知ったよ!
そりゃ武道館も最高だったんだろうな~。

>きっちゃん
ブタさんのポスター何だろうと思っていたら、
そんな風刺にあふれる1本だったのね。
知らないことは知らない、本当にそうだよね。
風邪ひくから服は着てね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?