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散歩の効用。

散歩好きというわけではないが、よく散歩をする。

散歩しないとものを考えられないからだ。
だからアウトプット系の宿題を抱えるとひたすら近所を歩き回ることになる。


散歩しながらものを考える良さはいくつかあって、まず何より大きいのはスマホを見なくて済むことだ。

現代でものを考えるにあたって、最大の敵はスマホだ。

考えることについてちょっと調べてみようかなと思って、または単純に手持ち無沙汰で、スマホに手を伸ばしたが最後、15分スマホを眺めてたなんてことはザラである。

歩いていればスマホに手が伸びない。


あとこれは感覚的な問題かもしれないが、座ってものを考えていると同じ場所で堂々巡りをしてしまうことが多い。

じっと座っているから、思考も同じ場所に留まってしまうのだろうか。

とにかく前に歩いているとなんとなく思考も次へ次へと進んでいく気がする。


散歩しながら考えるには適した道の条件がある。

①知ってる道であること
知らない道を歩くと「次はどっちに向かおうかな?」「この道であってるよな?」と余計なことを考えてしまう。
何も考えなくても歩けるような、歩き慣れた道が理想だ。
ぼくは近所のデカめの公園まで行って、あとはその公園の外周をぐるぐる回る。

②車通りが少ないこと
車が通ると身の危険を察知するのか、つい気にして身を避けてしまう。
考えが中断してしまうので、車通りもなるべく少ない方が良い。

③人通りも少ないこと
散歩しながら考える時、理想を言えば独り言を言いまくりたい。
考えていることを一度声に出してみると、「これはもう考えたこと」と脳が認識するのか次のことを考えやすい気がする。
他に人が歩いていると、無闇に怯えさせてしまうので、人通りもなるべく少ない方が良い。


ひとりでぶつぶつ言いながら歩き続けているとだんだんトランス状態っぽくなって、考えがようやくまとまってくる。
そういう状態に入れると、脳から何か出てるのか、すごく気持ちよくなってくる。


当然どれだけ歩いてもなんにも思いつかない日もあって、それがつまり今日である。

しょうがないね。


サイトウでした。


写真は散歩中に見た解体中の家。
めちゃくちゃ途中なのに周りに誰もいなかった。
こんなタイミングで休憩入るんですね。

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@いえもん
20万出費!
いいねえ〜。
iPad買ったろうかなってもう半年くらい思ってます。

@きっちゃん
自分がモグリだったことを知りました!
行かないといけんね、これは。

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