ほぼDIYしてない自作PCデスクづくり-作業編-
およそ10か月ぐらい前の日記です。
前回
いろいろ考え1か月ぐらいひたすら調べ悩み、最終的にフローリングはユーロオイルで塗った。
そしてユーロオイルが余ったので、天板はワトコオイルのチェリーとユーロオイル混ぜたもので塗ろうという結論になった。
購入-脚-
手始めにデスクの脚となるソーホースブラケットと脚用の木材を買った。
天板までの高さを65~70cmにしたいので、ソーホースブラケット用の木材(2x4)の長さは660mm前後である必要がある。
脚の長さは以下サイトを参照
ちなみに最寄りのホームセンターの2x4の長さと価格は以下の通り。(2023年6月時点)
3650mm 1680円
3040mm 1380円
2440mm 1080円
1820mm 695円
長さと価格を考え、サイズはだいたい同じだろうという軽い気持ちで
2000mm760円の杉プレーナー材を選んだ。
このサイズなら1本につき660mmが3本取れる。
これを3本買えば脚部分はまかなえる。(1本余るが)
カットはホームセンターに丸投げ。
ソーホースブラケットはほんのり安売りしているときに購入。
購入-天板-
脚用の木材を買ったので別日に天板用のカフェ板を買いに行く。
奥行を60cmより大きくするために4枚買うことにした。
夜とはいえまだ暑い中汗だくになりながら、節やかみ合わせや見た目吟味し選んだ。
閉店1時間前に行ったはずなのに吟味であっという間に時間が溶けた。
切るとやすりがけ作業が余計に発生するため天板はカットなし。
幅2mのクソデカデスクが誕生する予定。
塗装-脚-
手始めに脚になるプレーナー材を塗装。
#240の紙やすりで研磨し、ワトコオイルのチェリーで1度塗り。
ハケ代をケチって、切ってあるタイプの激落ちくんで塗る。
拭き取りはキッチンペーパー。
赤すぎたらどうしようとは思っていたけど、なかなか良い色である。
ただ、天板の色となると明るすぎる気がするので
どうにか手を考えたいと思っていたところで、興味深い記事を発見。
アルカリ性の洗剤を塗ると色が黒くなるとか。
「杉無垢材 重曹」とかでググると、実験をしているページが出てくる。
これを活用してあらかじめ黒くしておけば、ワトコオイル塗っても落ち着いた感じの色合いになるのでは?
と思いつき天板を支える部分の木材で実験。
重曹だけだとあまり色が変わらなかったので重曹&コーヒーを塗ってみた。
どことなく古材っぽい風合いに。
ここにワトコオイルを塗るとほんのり暗めの落ち着いた色合いになった。
下準備-天板-
変色実験がうまくいったので、あらかじめ重曹を塗る作戦を決行。
こちらは重曹水だけでわかりやすく色が変わった。
ピカピカの木材がものの数分で古材の風合いになったので、少しだけ罪悪感。
乾いた後は#240でやすりがけ。
真夏に陽の当たる屋外でやすりがけをすると、手が火傷しそうになるぐらい熱くなるので注意。
やすりがけのついでに、抉れそうな節をマイナスドライバーで全部抉った。楽しい。
かさぶたは剥がしたくなる、ニキビは潰したくなる、無垢材の節は抉りたくなる。そんな人間。
塗装-天板-
そしてワトコオイルチェリーとユーロオイルを適当に混ぜたもので塗装。
激落ちくんで塗るには面積が広すぎるので、捨てる予定だった食器用スポンジで塗った。
ワトコオイル缶に書いてある通りに塗って、後日裏面も同様にオイルフィニッシュ。
ウェット研磨と拭き取りが甘かったようなので、べたついたところは後ほど#600の紙やすりで軽く研磨した。
仮組み
ソーホースを組み立て、位置と角度の調整。
ソーホース単体だと不安定ですぐ倒れるが、天板を乗せることで安定する。
ソーホースを斜めに配置することで、PCモニターを置く予定の部分のたわみを防止する作戦。
基本的な部屋のサイズとか測った上で作業を進めていたのだが、
ここでカーテンの長さの考慮漏れが発覚した。
たわみ防止
手前部分に腕を乗せると多少たわむ気がする。
ふと、コの字金具で板材を挟めばたわみ防止になるのではと閃いたので、
板材と金具を買ってきて試してみた。
ちょうど挟めそうな板材を選んでみたが、少しだけ分厚かったので彫刻刀で削って調整。
そして下の方は余ったテーブル用脚で支える。
これで中央部の強度が増したような気がする。
完成
とりあえずモニターとデスクマットを設置。
2mあるはずなのにちょうどよいサイズ感。
いずれソーホース部分だけでもビスを打つ予定ではあるが面倒なので絶賛放置中。
使用感
使用感として、カフェ板はマジで柔らかいので、傷がつくというのを気にするならお高めの固い木材を選ぶか、
ウレタンニスでがっつり塗装するか、全面を覆うデスクマット敷くとかした方がいい。
オイル塗装してるとき清酒ケースの上に置いてたけど、2~3時間ぐらいでけっこうケースの跡(1mmぐらいの凹み)がついてた。
今はたぶん目立たなくなってるか取れてはいるが。
選んだのが節のある木材だから当然だけど、
仮に節が無くても直接紙を置いて書き物をするという作業には向いてないと思う。
そのぐらい柔らかい。
最終的な費用
塗るのに使った古スポンジと激落ちくんとユーロオイルはノーカウント。
なかなかのお値段ですね。
ワトコオイル買わずにユーロオイルだけで塗るという手もあったんだろうな。
ワトコオイルは半分以上余っている。
所感
長々と書いたがDIYっぽいことしたの、やすりがけとオイルフィニッシュと彫刻刀で板材削ったぐらい。
釘とかビスとか工具とか使わなくても机って出来るんだなという感想。
ただ、ソーホースの脚はちゃんとビスで止めないと組み立てるときスポスポ抜けるし
単体だと安定感もなくすぐ倒れるので、きちんとビス止めした方がいい。
別売りでソーホース用2x4キャップが売られているが、無くても安定してるので問題なさげ。
10か月前の日記だから、その間に多少の変化はあるので気が向いたら書く予定
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