ほぼDIYしてない自作PCデスクづくり-計画編-

ちょうど1年ぐらい前の日記です。

PCデスクが欲しい!!!!!!!!!!!


そもそものきっかけ

今までは狭いアパート暮らしなのもあって、こたつにノートPCというスタイルだったけど、
NHK教育実況以外何一つ捗らないし、
床が無駄に散らかるからPCデスク導入したいと常々考えていた。
そんなとき、親戚の家が空き家になるということで、そこへ引っ越すことになった。
一軒家なので安狭アパートとは違い、机を置くスペースが確保できるので理想のPC机探しがスタートした。

机に求める条件

理想のPC机ということで、最低限会社の机ぐらいの広さが欲しい。
測ってみたところ会社机が横140cm奥行60cmなので、
欲を言えば奥行は70cmぐらいあると嬉しい。
横も140cmだとモニター1つと本でいっぱいいっぱいなのでもう少し広めが欲しい。
あとはそれなりに丈夫で安ければ何でもよいかなというところ。

机探し

この条件でショッピングサイトなどを見てみるが、奥行きはたいてい60cmしかない。
横は160cmとか180cmとかあるが、そうなるとどんなに安くても15000円は超えてくる。
というか140cmでも軽く1万は超える。
貧乏なので金はない。

見つけた中では唯一IKEAの机だけが140cmで7000円を切っていたが、田舎なので送料が14000円。
https://www.ikea.com/jp/ja/p/lagkapten-adils-desk-white-stained-oak-effect-dark-grey-s69417256/

あと、調べてみるとこの構造は横の力に弱いとか、中央に重いのを乗せたらたわむとか言われていた。
耐荷重は50kgらしいからいけそうな気もするんだけど、
4本足なら幕板とか、筋交いがないと強度的に不安らしい。
知恵袋やTwitter見ると揺れるから字を書くのに向いてないとかなんとか。

理想の机は存在しないのかと家具屋を彷徨っていると、ダイニングテーブルコーナーに理想サイズの机があることに気付く。
見た目もサイズも申し分ない机ばかりなのだが、価格が軽く40000を超えてくる。
とても手が出せないということで、このあたりから自作するか…?という選択肢が芽生え始めた。

奥行さえ妥協すればサンワダイレクトという選択肢はあったんだけど、どうしても譲れないポイントではあった。

ホームセンターを彷徨いソーホースを知る

自作という選択肢が生えてきたものの、自分がクソ不器用であることを自覚しているので
釘なんて打った日には板材ひび割れルートが目に見えてるし、のこぎり作業なんてずれるのが目に見えている。
脚をつける作業も傾かせる未来しか見えない。極力釘は打ちたくない。
何かいい方法はないかなと、ホームセンターを彷徨っていたところ、ふとこれが目に留まった。

ソーホースブラケットなるもの

これ2つ作って上に天板乗せればテーブルが出来上がるのでは?
耐荷重は200kgらしく、脚部分がごつくはなるが作るのは一番楽ではないかということで
作るという選択肢が正式に追加された。
(この時点ではまだ確定事項ではなかった)

構想

自作という選択肢が脳内に追加されたので、必要な物事について考え始めた。
具体的には天板と塗装。

天板についてはネットのデスクDIY記事なんかを眺めていると皆さんマルトクショップなるところで注文されている。
が、高い。
一番安いと思われるゴム集成材でも20×600×1400mmで9000円近くになる。
ちょっと欲を出して奥行70cmにしようもんなら13000円超え。
そもそもの話、肉体が貧弱すぎるので600×1400mm以上のサイズの一枚板なんて持てるわけがない。

ということで300×1600mmぐらいのやつ2~3枚買えばいいのではと閃き、ふたたびホームセンターを彷徨い始めた。
天板の厚さは20mm以上が良いらしい、それ未満だと反りとか耐荷重的に不安があると。

ひととおり彷徨った結論としては、30×200×2000mmの杉のカフェ板にしようかなというところ。
1枚あたり税込み1250円、4枚並べても5000円、重さも1枚4.2kgらしいのでたぶん難なく持てる。
他にも集成材とか見たけど、20mm以上の厚さとなるとほとんど種類がないし金額も1万弱になってしまう。
市販のが高いからと自作しようとする人には杉のカフェ板が最適解じゃないかな。
近所のホームセンター何店舗か見たけど、杉無垢ボードみたいなのは売っていなかった。

塗装について

一番悩んだのが塗装。
調べれば調べるほどいろいろ出てくるし欲も出てくる。
知り合いがワトコオイル使っていたから調べてみたけど撥水性ないのかーと悩んだり、でもデスクマット敷けばよくない?ってなったり
いっそウレタンニス塗るか?ってなったり。

オイルかニスかメリットデメリット眺めて、とりあえずオイルにしてみるかなと方向は決めたけど、さらに悩む。
とりあえずワトコオイルの色見本を調べてみたら木によってオイルの浸み込みやすさが違っていて色がだいぶ変わる。
特に杉は浸み込みやすいらしく、色が強く出るっぽい。
このサイト(https://makit.jp/03367/)を見てチェリーかミディアムウォルナットの色が良いなと思ったが、
別のブログでは、ワトコオイルのチェリーは赤すぎると言われていた。
チェリーとダークウォルナットの色混ぜたらいい感じになったりしないだろうかなんて思ってる。

耐水性はないとのことで、そのあたりの対策を考えないといけない。
(デスクマット敷けば済む問題ではあるが)
ワトコオイルやワックスの耐水性を検証しているブログとかは結構あるのでそのあたりを参考にしつつ、メルドスハードオイルあたりが良いかなと考えてみたり。
ただ、amazonで調べれば調べるほどよさげなものが出てきて迷っている。

ワトコオイル以外で気になったのは
・匠の塗油 彩速
・ラスティンズ ダニッシュオイル
匠の塗油はえごま油ベースらしいので、体にもよさそうだしたぶん匂いも悪くはないだろうという雑な考え。
ただ気になっていた色が3月末で終売になっていた。なんというニアミス…!

ラスティンズ ダニッシュオイルはイギリスあたりではワトコオイルよりメジャーだそうで、撥水性が抜群らしい。
ただ色がクリアのみなので着色ができない。
ワトコオイルと混ぜたり上塗りできないもんかなと思って調べても、そこまでメジャーではないのか情報が全然出てこない。
最終的に海外のDIY情報まで見始めて、このあたりで脳のキャパがオーバーした。

この時点で軽く金額を計算したところ、材料とカット代で11000円ぐらい。
塗料代含めても買うより安いかなということで、机を買うという選択肢は消えた。

引っ越し予定先の問題

脳がキャパオーバーした時、実は別の問題も発覚していた。
それは引っ越し予定先の自室になる予定の部屋のフローリングが、なぜか無塗装だったということだ。
これまでは何十年も絨毯を敷いていたらしく、誰も気付かなかったが
ハウスダスト系アレルギー持ちなのと、さすがにそんな年代物の絨毯を使うのはちょっと…ということで剥がしたら発覚した。

家を建てた数十年前はオイル仕上げか何かしていたのかもしれないが、今はその面影もなくパサパサした白木。
ホームセンターのSPF材の方がまだ手触りが良いレベル。
というわけで自作デスク計画と同時進行でフローリングどうするか問題と向き合うことになった。

フローリングなんて興味関心持ったこともなかったので、何一つわからない状態からひたすら情報集め。
ここで無垢フローリングというものを知った。
で、たぶん引っ越し予定先もそれだろうと。

というわけでデスク計画に加えフローリング塗装も考えないといけなくなり、脳が更にキャパオーバーしたのであった。

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