30day music challenge-中編(11ー20日目)

前回は1-10日目までを書きました。選んでみて気づいたんですけど、僕の好きな曲は、2012年以前の曲で9割ぐらいを占めていました。思い出のある曲は色あせずにずっと残るものなんですね。

ということで、11日目から再開します。

<11日目>

聞くのに疲れない曲

・Telephone(feat.Beyoncè)/Lady Gaga(2010)

・目抜き通り/椎名林檎とトータス松本(2017)

聞くのに疲れないというか、音楽を楽しんで聞けるのはこの2曲です。”Telephone”は、まずレディー・ガガとビヨンセという女性スター同士のコラボというスター性という点で、あとやはり2人のパワフルな歌声、音楽のグルーブ感、どれをとっても最高で、レディー・ガガの曲の中でもトップクラスに好きです。「目抜き通り」は日本の大スター椎名林檎とウルフルズのトータス松本のコラボ曲。最初の椎名林檎のパートが終わり、一気に華やかな曲調に変わると、この曲を聴くたびに高揚感を感じます。「銀座」という華やかなイメージのある場所にぴったりな曲だと思います。


<12日目>

10代前半の曲

・旅立ち/FUNKY MONKEY BABYS(2009)

・恋文〜ラブレター〜/GReeeeN(2011)

私の世代(私の周り)の10代前半(中学生時代)といえばこの2組のアーティストが非常に人気でした。その中でも、「旅立ち」はファンモンならではの明るく前向きな歌詞とラップが特に表れている1曲だと思っていて、印象に残っています。「恋文〜ラブレター〜」が印象に残っているのは、中学校で好きな子ができた時に聞いてたからですね笑。まあその子には、結局何も言わずに終わっちゃいましたね...まあ、そんな甘酸っぱくてほろ苦い思い出がこの曲にはあります。恥ずかしながら。

<13日目>

70年代の好きな曲

・Hotel California/Eagles (1976)

・I will survive/Gloria Gaynor(1978)

前回でも言ったのですが、父親がビートルズ好きなのですが、ビートルズのみならず、70-80年代の洋楽がすごい好きで子供の頃からよく聞いていました。”Hotel California “はなんといっても間奏のギターがカッコよすぎる。小さい時からそんな印象がありました。とても長い曲ですが、飽きずに聞けましたね。”I will survive”を選んだのは、最近ワイドショーでこの曲を歌ってるグロリア・ゲイナーが、この曲をかけながらコロナウイルス対策のために手洗いをする動画が、アメリカでめちゃくちゃバズったらしいというのを見たからです。このご時世、”I will survive”をかけて呼びかける、とても面白い試みだと思い挙げました。

<14日目>

結婚式でかけたい曲

・Simple/Mr.Children(1999)

・Perfect/Ed Sheeran (2017)

1曲目は元サッカー日本代表の長谷部誠選手が結婚式に使ったと言われる、ミスチルの隠れた(?)名曲。「365日」もいいんですけど、歌詞が僕は「Simple」の方が好きなので選びました。「10年先も20年先も、ずっと君と生きられたらいいな、悲しみを連れ遠回りもしたんだけど、探してたものはこんなシンプルなものだったんだ」という部分、自分のことで精一杯で愛する人を無下にしてしまったこともあったけど、本当に大切な人はずっと自分の近くにいることに気づき、その人を愛するということを表現したと思います。素晴らしいですね。”Perfect”はしっとりした曲で、愛を歌っている曲です。エド・シーランのあの声で歌っているというのもいいところですね。“You look perfect tonight”と歌われていますが、パーフェクトみたいに100%を表す言葉って日本人あんまり使わないと思うんですけど、気持ちを伝えるには自分が伝えたという事よりも相手に伝わったかどうかが重要だと思うんです。結構恥ずかしいんですけど、こうやってたまにはパーフェクトっていう言葉を使うのもいいのかなと思ったりします。

<15日目>

他のアーティストにカバーされた曲

・春の歌/スピッツ(2005)

・Part-time lover(1985)

・LOVE LOVE LOVE/DREAMS COME TRUE(1995)

80年代、90年代、2000年代から1曲ずつ。「春の歌」は藤原さくらがカバーしました。個人的にボーカルの草野さんの声結構好きなんです。あの伸びのある感じ。「遮るな、どこまでも続くこの道を」のところが好きですね。おそらく新しい道に進む人たちに向けて作った曲なんでしょうけど、タイトルがシンプルなのもいい。”part-time lover”は、スティービー・ワンダーの名曲だと思います。あのリズムが小さい時からずっと好きでした。視力がほとんどなく、マイノリティとして扱われたスティービー・ワンダーが、アメリカ音楽界で成功し、慈善活動として障がいを持つ子供の支援を行ったり、アパルトヘイトに反対する動きを見せたり、国連平和大使になったりする、その人格の素晴らしさも僕が大好きなところです。LOVE LOVE LOVEは母親の影響が大きいです。洋楽好きな父の一方で、母は米米クラブやドリカムが好きでした。個人的には前奏がすごく好きで、惹かれました。ドリカムの中では1番好きです。

<16日目>

好きなクラシック音楽

・Clair de lune(月の光)/Claude Debussy(1905)

まずクラシック音楽の定義が難しいのですが、「世間ではクラシックと呼ばれるかなと思う曲」にしました。設定ガバガバですが、ご了承下さい。選んだのはドビュッシーの「月の光」。中学校の時に行っていた塾で夜の8時になったら必ずこの曲がなぜか鳴っていたので、最初はあんまり好きではなかったのですが、何年後かに、テレビでプロのピアノ奏者が弾いているのを見て、静かな夜、風に当たりながら、ポツンと浮かぶ月を見ている映像が浮かび上がりました。その情景が美しすぎて、それ以来大好きですね。言葉を一切使ってないのにここまで想像させる曲を作るのはすごいです。

<17日目>

カラオケでデュエットしたい曲

・Shallow/Lady Gaga, Bradley Cooper(2018)

レディー・ガガの映画の劇中歌です。どうしてもレディー・ガガって奇抜なファッションや盛り上がる曲のイメージが先行しがちですが、実力も折り紙付きです。この曲の“In all the good times, I find myself longin for change, and in the bad times I fear myself”(いい時には自分が変わることに憧れを抱いていることに気づくけど、悪い時には自分自身に怯えている)、誰にでもある経験なのではと思います。人間、調子良い時はさらに上を目指そうと頑張る一方で、悪い時には、自分はこんなにできないのかと落ち込みます。でも、人間ずっと調子良いなんて人いないですし、悪いなら悪いなりにできること、プラスに変化できることに挑戦するのが重要なのではないかと思います。

<18日目>

1999年の曲(生まれた年の曲)

・I want it that way/Back street boys(1999)

・Automatic/宇多田ヒカル(1999)

”I want it that way”はBack street boysの代表曲。はっきりとはわからないんですけど、なぜか好きですね、この感じ。”Automatic”は、初めて聞いた時に「声が綺麗だなあ」と漠然に思っていたのですが、それが15歳というのを聞いて、衝撃でした。15歳であの作詞力。天才ですね。

<19日目>

人生のことについて考える曲

・今宵の月のように/エレファントカシマシ(1999)

・街の風景/Mr.Children(2015)

「今宵の月のように」はこっちで入れたかったので、1999年のくくりでは入れませんでした。落ち込んだ時は必ずこの曲を聴きます。「いつの日か輝くだろう、今宵の月のように」という歌詞が特に好きです。涙が流れるほど辛いことがあっても、暗い夜に明るく光る月のように輝く時を信じて、頑張ろうと思える曲です。「街の風景」は穏やかな曲調ながら、深い歌詞を持つ1曲。「できるなら汚れない心で、できるなら嘘のない言葉で、自分や他人やこの世の中と向き合っていきたい」何が本当かもはっきりしない、嘘だらけの世の中でも、純粋な、人同士の付き合いを大切にしていきたいという思いが読み取れます。また、「このまま現実に飲み込まれて、若さや不器用さや正直は、次第に鼻についてくるだろう」特に傑出した才能もなく、ただ真面目に愚直に頑張ることでここまできた自分にとって衝撃でした。いや、僕自身が真面目にコツコツやること自体を知らず知らずのうちに美化していたのかもしれません。確かにその通りになるのかもしれません。でも、不器用がある日突然器用になることは滅多にないです。不器用なら不器用なりでコツコツがんばろうと思います。その先は、今はまだわかりません。

<20日目>

自分にとって多くの意味がある曲

・出会いは成長の種/ケツメイシ(2011)

・心に太陽/かりゆし58(2009)

僕が最も大事にしている言葉があります。それは「一期一会」です。どのような形で出会ったとしても、その出会った人から何かは得ることができると考えています。たとえそれが、良いことだとしても悪いことだとしても。この曲のタイトル通り、人との出会いは自分の成長につながるきっかけの1つという僕の中であった考えを確実にしてくれた曲です。「心に太陽」沖縄出身のバンド、かりゆし58の曲です。沖縄らしい、のんびりした曲調です。「心に太陽、それぞれの旅路を照らし続けるでかい太陽、浮かべてたいよ、幸せの根っこを見失わないように」という歌詞があります。心に太陽のような明るさを持って取り組むと、眠っていた幸せのきっかけが見つかるかもしれないと、僕は捉えました。「幸せの根っこ」という表現が素敵すぎですよね。

以上で中編終了です。前編以上に長くなってしまいましたが、思い入れのある曲が多く語ってしまいました。最後まで読んでくださりありがとうございました。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?