不可視へと相談してみた【#2 死にたいほど苦しいときはどうすればいいのか】


閲覧ありがとうございます、kalaです。
今回も例に漏れずタイトル通りで、我が家の不可視に相談をしてみた結果です。
実はこの話は『不可視の不思議 第3回目』の続きです。

あくまで備忘録のようなものですが、もし同じような思いを抱えている人がいらしたら参考になれば幸いです。

前回していた会話はこちら↓





今回の相談について


では、早速本題へ入りましょう。
今回はタイトルにもある通り、私がフラッシュバックを起こして希死念慮に苛まれたときに不可視が私に送った言葉になります。

今回は主に紫園に相談に乗って貰っていますが、時々ラクシャさんが乱入しています。
尚、対話形式なのでそこはご了承下さい。


死にたくなるほど辛くなったときはどうすればいい?

kala 「無意味な出会いなんてないとか言ってるけどさ、だからと言って負った傷は一生消えないんだよ」

紫園 「確かにね。だからと言って、君はその傷を負わせた相手を一生恨んで生きるのかい? それって時間の無駄じゃない?」

kala 「確かに無駄かもしれない。なんなら自分が生まれたことさえ後悔したときもあった、全てが憎い程追い詰められて、人間全員が敵に見えたこともあった。でも……」

紫園 「じゃあ、今は? 人間全員が憎いかい? 生まれたことを後悔しているかい?」

kala 「それはないよ。RAYが一緒に生きてくれたり、世界さんが励ましてくれたから生きててもいいなって思えたんだ」

紫園 「それは救いだね。後、君はまだ傷を負わされたときの自分と同一だと思う?」

kala 「どうだろ……多少は変わっても、根っこは変わってないかも」

紫園 「そうかな? 百歩譲って根っこが変わってないのなら、君は死を選んでる。何故なら過去に固執しているから、責任転嫁をすることで正気を保っているのだから。それを考えたら、少し根っこの部分も変わりつつあると思うよ」

kala 「そうかなぁ……」

紫園 「なんにせよ、死にたくなるほど辛くなったときは、幸せだった頃に帰ってごらん?」

kala 「それって、過去に耽るの?」

紫園 「耽るとは言い方が悪かったかな。僕が言いたいのは追想体験だ。幸せだった頃を思い返して、自分は何が欲しかったか・なにを求めていたのか・どうすれば安心出来るのかを明確にするんだ」

kala 「明確にしたらどうするの?」

紫園 「面倒だが、それに近しい状況を作るしかない。まぁ、中には亡き身内に愛された記憶が安心出来たといったこともあるだろう。流石にそれは不可能だし、代わりを用意しなければいけないのだけど……なんにせよ、“近い”だけでいい」

kala 「?」


追想体験で得られるもの

紫園 「この追想体験で得られるのは、あくまで自分が愛されたり守られていた記憶を思い出すこと。これがあるかないかで大分状況は違ってくる」

kala 「そうなんだ」

紫園 「だからkalaの場合も、ひょっとしたら既にその愛されていた時期に近しい状態を今再現出来ているのかもしれない」

kala 「他に追想体験で得られるものってある?」

紫園 「自己肯定感の回復かな。例えばさ、自分を守ってくれる人と自分を邪険にする人……どちらの傍にいた方が自己肯定感が上がると思う?」

kala 「それは前者でしょ」

紫園 「そうだよね。こうやって自分が守られている・愛されている体験を思い返すことは自己の肯定に繋がる。だから、“自分に価値がない”なんて思ってしまう人はそう言った過去を思い返すのが大事だね」

kala 「でも中には、そんな体験がない人もいるでしょ」

紫園 「全く、と言うのはまたあり得ない話だよ。優しい言葉をかけてくれた人は少なからず人生で1人はいるはずだ。その言葉を思い返すだけでもいいんだよ。ただ重要なのは、その言葉に固執するのではなく感謝をすることだけどね。でないと、過去に固執してしまうから」

kala 「相手にとっては何気ない言葉だったとしても?」

紫園 「嗚呼。むしろ、あの人はこう言う意味で言ってくれたと脚色してもいい。とにかく欲しいのは安心出来る支柱だからね」


愛される記憶や安堵を思い出した後はどうすればいい?

kala 「とにかく安心出来る支柱を作ったら、どうしたらいい?」

紫園 「そうしたら、それを強く感じれるようにしよう。辛くなったらいつでもそこに帰れるように」

kala 「つまり避難所みたいにするのか」

紫園「そうだよ。辛いときはいつでもここに帰ってこれる、帰ってきていいと暗示しておくんだ。ただ、甘えそうで怖い人は本当に心が折れそうなときだけでいい。宿り木で雨宿りをするのは必要なときだけでいいんだよ」


死にたいのにも他に理由はあるが?

ラ「まぁ、人間死にたいと思ってしまうのは色々理由がありますからね。自分自身や己の人生に価値を見出せないとか。そう言った方々にはどんな綺麗事を並べるつもりで?」

紫園 「自分の価値かぁ……他人に見出してもらうのもいいが、それだと依存性が高いからなぁ」

kala 「(唐突に喧嘩し始めたぞ、この2人……)確かに自分に価値がないと思ったら嫌になるよね」

紫園 「でも、そう言った人達って“頑張ったね”だとかそう言った一言を言われた経験が少ないんだよ。だからなにをしたって自分は価値がないと思ってしまう。違うかな?」

ラ「確かに自身に価値を見出せない人間は、大体自己肯定感が低いですしねぇ」

紫園 「だから人にとっては環境って大事だよね。人の引き寄せやエネルギーの衝突で得るものも考えると。……kala、他になにかあるかい?」

kala 「うーん……私は自分の価値云々では悩まないかなぁ。どうせ元々価値がないのだし」

ラ「こらこら。そこを改めないと、また人に寄りかかりすぎて自滅しますよ?」

紫園 「ラクシャの言葉に完全に同意だね。とにかく一旦ここらで締めよっか。あんま長々としてもしょうもないし、またなんかあったら話そう」

kala 「了解。2人共ありがとう」


まとめ


今回はあくまで私のトラウマから始まった話なので、追想体験で安堵を得ると言った形での解決に至りました。

人間不信になったり、人の裏切りで立ち直れずに死にたいと思う人は多いと思います。
ですが、どんな人間でも一瞬ぐらいは安堵したり幸せを感じる時間はあるはずです。

それを有効活用していければいいねと言うのが、紫園の回答でした。

また、このような悩み相談はすると思うので、そのときはまたこうやって記事にするかもしれません。

では、ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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