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ラスベガス宿泊記

ラスベガスで一泊しようと思ったらどのくらいかかるでしょうか?

ラスベガスといってもストリップの有名なホテルから、郊外の民宿まで様々なランクの宿が候補としてあります。快適な生活を送るためにも宿は慎重に選ぶ必要があります。私は初めてラスベガスへ行ったときかなり苦労しました。

今回はラスベガスでの宿事情について、3ヶ月の実体験をまとめようと思います。
情報が2年前なのと、主観的な内容が多めなのであくまで読み物として楽しんでいただけると幸いです。

1泊目

STRAT
ダウンタウンとストリップのちょうど中間あたりに位置するホテルです。高いタワーが有名。

一泊80$くらいだったと思います。建物自体は少し古かったですが綺麗に整備されていました。

2泊目

Queens
2泊目はダウンタウンにあるQueensというホテルに宿泊。2泊目以降は宿についてノープランだったのでGoogle mapで調べて1番安いホテルを選びました。

宿に着いたものの、フロントは無人でチェックインができません。どうやら同系列の別のホテルで鍵を受け取る必要があったらしく、セキュリティのおじさんに案内してもらいなんとかチェックイン。

ホテルというよりは洋館に泊まったような感覚。一泊50$くらいでした。

3泊目

RIO

この旅で最も高いランクのホテルでした。一泊80$くらい。

5泊目〜23泊目

Airbnbで宿を探しました。

こちらの宿は一泊6,500円くらい。1人部屋だとかなり安い方だと思います。掛け布団などのアメニティが一才無く、空調が壊れて夜寒くて眠れない点を除けばいい宿でした。

23泊目〜87泊目

クレジットカードの支払い上限の都合もあり、Airbnbで最も安い宿を探したところ1泊2,760円の宿が見つかります。

掛け布団が存在するという点で既に一つ前の宿よりも設備が整っています。値段が安すぎる以外特に不審な点が見当たらなかったため、この宿で2ヶ月過ごすことを決めました。
予約を確定させるとすぐ、ホストの方から連絡が来ました。

???
これはやられました。
後出しジャンケンで2人部屋と宣言されます。キャンセルは不可だったので渋々宿へと向かいます。

フェリーの相部屋にカーテンを吊るしたようなレイアウトです。天井に照明はついておらず物が散乱、薄暗いじめじめしたところというのが第一印象。ラスベガスの洗礼を受けます。
結局こちらの極悪違法建築宿で2ヶ月ほど過ごしたのですが、実際の生活はどうだったのでしょうか?
詳細を確認していきましょう。

見取り図

うろ覚え見取り図

2重線は壁、それ以外の室内の仕切りはすべてカーテンです。1階建ての家ですがシャワールームは合計3つあったのが印象に残っています。

住人

ルームメイトは黒人男性で1ヶ月ほど滞在していました。いびきがうるさいこと以外は特に言うことがなく、自分が出したゴミをまとめて捨ててくれる社会性のある方でした。

猫1

品種はおそらくシャム猫の雑種でしょう。かわいい。

猫2

宇宙猫です。

アヒルでしょうか?いる日といない日があったので宿泊者に飼い主がいたと思われます。

90% NEWスニーカー。新古品のことをアメリカではこういった表現をするようです。

このほかにも数十名の同居人が老若男女問わずひしめき合っていましたが、いくつベッドがあって何人宿泊しているのかは最後まで把握できませんでした。

生活

玄関に刺さってました

夜はみんな枕元の灯を切って寝静まります。日中出稼ぎに行って夜はちゃんと休むのでしょう。灯をつけたままにしていると明るいから消してくれと同フロアの住人から注意されました。
さて、おとなしく寝ようとすると今度は音楽がフロアに流れ始めます。西の区画からはインド系の音楽が、北からはアラブ系の民族音楽が聞こえてきます。さすがにうるさいので今度はこちらから注意します。ちゃんと止めてくれるので協調性は高いようです。生活に余裕がないので喧嘩に回すエネルギーが無いとも解釈できます。

3箇所あるシャワーですがお湯の出し方が分からなかったので、最初の2週間は冷水で過ごしました。アメリカのシャワーはお湯の出し方が難しいので要注意です。

住めば都という言葉がありますが、実際はシャワーを浴びて寝るだけだったのでそれほど不自由しませんでした。屋根と寝床があれば十分という人はチャレンジしてみてください。

まとめ

今回はラスベガスの宿について自身の経験をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。ポーカーに関して、日々の食事、移動などちょっと変わったエピソードがほかにもあるのでまた気が向いたらまとめようと思います。

おまけ

2024/08/29 20:00現在、私は台風の影響により3時間新幹線の車内で足止めを食らっています。見通しの甘さといえばと思い、今回の記事を書き上げるに至りました。みなさんも旅は計画的に。

追記:結局10時間車内に閉じ込められた挙句、東京にUターンして新幹線で車中泊しました。支給品は非常用の水500mlとカロリーメイト2本でした。新幹線に乗る時は携帯食料を持っていた方が良さそうです。

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