今回はポーカーのParadise Pick'em(通称ピッケムン)、特に自分の周辺で遊ばれているPenalty Paradise Pick'emについてのルールや基本戦略、面白さについて紹介します。 難しい種目もあるので、後日詳細なルールについて種目別でまとめた記事も書こうと思います。 遊び方Paradise Pick'em オマハ同様、4枚のカードがプレイヤーに配られる。 UTGのプレイヤーは種目を選択する。 選択された種目に応じてカードを取捨する(3枚以下の種目の場
先日、ggpokerのAoF JPが1,000,000$を突破して一部界隈で話題になりました。地獄行きになったプレイヤーも少なくなかったのではないでしょうか?今回はそんなAoFについて、JPを狙ってAoFをプレーすることで実際はどのくらい期待値を積めるのかについて考えます。 JP獲得条件は2枚使いストフラ+。どのくらいhand数を稼げば現実的に引けるのでしょうか? スーテッドコネクターが配られる確率 色分けはそれぞれのハンドがストフラを引ける通り数で分けています。 内訳
Twitterで以下のようなアンケートを取ってみました。 AsAh2s3cとAsAh2c3dはどちらも3triで一見同じハンドですが、実は微妙に違います。表にしてみると違いが分かりやすいかもしれません。 私が用意した正解は①のAsAh2s3cです。僅かながら①の方が相手の強いハンドをブロックしている量が多い為です。細かいけど意外と馬鹿にならない、そんなバドューギのブロッカーについて今回は考えてみました。 ブロッカーについて考えるといっても、「ナッツをブロックしてるハンド
2-7やbadugiといった単体種目ほどではありませんが、最近国内で目にすることも多くなってきた複合種目のbadeucey。海外のキャッシュゲームでは人気が高く、トナメ種目として採用されることもあります。身近な海外トナメだと、9月に開催されたASPT 台湾、12月に開催されるAPT ハノイでも採用されています。日本で流行するのも時間の問題ではないでしょうか。今回はそんなbadeuceyについて基本事項をまとめてみました。 ルールは2-7とbadugiの複合で、ハンドの5枚か
2-7とbadugiの複合種目であるbadeuceyについて深掘りします。 基本から知りたい方はこちらの記事からご覧ください。 今回の記事は ・プリフロップのレンジ構築 ・詳細なドロー判断 の2点についてまとめています。
MIXゲームは大別すると ・ボード系 ・ドロー系 ・スタッド系 の三つに分類することができます。 これらを区別する要素はいくつかありますが、スタッド系の特徴の一つとして膨大な情報量という点が挙げられます。3rdアクション(プリフロップ)の時点でボード系を遥かに超える枚数のカードが公開されているため、全ての状況に対して戦略を事前に考えておき実践することが困難であり、勉強の仕方がわからないと行き詰まる方も多く存在すると思われます。今回はそんなスタッド系の種目の一つ、スタッドハ
日本の大型大会の種目やアミューズメントのトーナメントで見かけることが多くなってきたbadugi。今年のWSOPの種目としても単体で採用され、近年盛り上がりを見せている人気種目といって差し支えないでしょう。 今回はそんなbadugiについて、ドローに関する基本的な判断基準をまとめようと思います。badugiのルールは知っているがどのようにプレーすればいいかいまいちわからない、トーナメントに出てみたいが不安がある、といった初、中級者の方に向けた内容となっています。 もちろんb
drawmahaの主要な種目は下記の7種目です。 hi 0 49 A-5 2-7 badugi hi-dugi なかでも人気なのはhi,2-7の2種目です。 他の5種目は、ある程度打てるreg同士で卓が立つ際には弾かれがちです。 特に0,49については、親の仇のようにこのゲームを毛嫌いする人も少なくありません(筆者は比較的好みのゲームですが)。実際に49を選択しようとしたら、別のゲームに変更されたこともありました。 なぜこのような悲劇が起こるのでしょうか。今回はその理由
ラスベガスのマイクロからミドルレートのMIXゲーム事情について書きます。 ・ラスベガスに来てMIXゲームをプレイしてみたいけど、どこに行けば分からない。 ・日本でMIXゲームをプレイしているが、ラスベガスのレベルがどの程度なのかを把握したい。 といった方に向けた記事になります。 個人的な意見も含まれるので、参考程度にご覧ください。 ARIA 2-2-6-12 7 max buy-in $60~ rake $4 max $1 at 15/30/50/80 regの半数ほどが
今回はKQ64ゲームというトイゲームを用いてリミットゲームのリバーにおけるベット判断について考察していきます。 KQ64ゲーム 既にご存知の方は読み飛ばしていただいて構いません。 KQ64ゲームとは、なかのうえ氏によって考案された、 「ボードがAAA23で2色以内の時のリバーにおいて、oopipともに、レンジ中にK~4までのペアでない2枚(KQ~64)を全て持ち、両者のハンドが全てスーテッドである。」 という条件のトイゲームです。 かいつまんで説明すると、 「AKQゲーム
今回の記事は2-7tdについて中級者向けの内容となっています。 2-7tdをプレイ中、しばしば議論される話題があります。 ヘッズアップのリバーにおいてIPでJローを持っている時、OOPの1枚チェンジに対してパットするか否か 「チェンジするほうがよい」という意見をよく耳にしますが、自分なりの考えをここでは説明していきます。 Jローは相手の1枚チェンジするハンドに対しておよそ50%の勝率があり、50%以上であることのほうが多いです。以下はPoker Odds Calcul
ミックスゲームで有用な確率や組み合わせをまとめてみました。 基本的に筆者が計算したものなので、不明な点があれば連絡お願いします。 随時更新予定です。 badugiシングルスート EX. As2s3s4s 2,860組 3枚同じスート EX. As2s3s4h 44,616組 2枚ずつのダブルスート EX. As2s3h4h 36,504組 2枚同じスート、他2枚が異なるスート EX. As2s3h4c 158,184組 4枚異なるスート EX. As2h3dAc
ポーカーの参加頻度をゲームごとに比較して、その関係について考察していきます。 現時点でNLH,2-7 triple draw,badugi,Limit Hold'emについてまとめており、他の種目についても今後追加予定です。 仮説 1.種目が異なっても、参加頻度は同様の値を取る。 2.種目が異なると参加頻度も異なるが、ポジションごとの参加頻度の増減には相関がみられる。 3.ゲーム性が異なるため相関は見られない。 LJのオープンレンジについてそれぞれのゲームごとに見て
【ルール】 手元4枚のドローポーカー。 4枚が異なる数字かつ異なるスートで構成され、かつその中の1番大きい数字が小さいほど強い。 4枚が異なる状態を"バドゥーギ"と呼ぶ。 ナッツはA234レインボー。 バドューギが完成しなかった場合は被った数字、スートを除いたより強い3枚同士で比較し、3枚のうち最も数字の大きいもの同士で勝敗を決める。 バドゥーギが完成しなかった状態の3枚を、日本では"ダイ"、英語では"3 card"と呼ぶ。 3枚が完成しなかった場合は、2枚で勝負。 3枚同士