人生をイージーモードに切り替える方法:第3回「なぜ私たちは楽になる道を選べないのか」
私たちはかつて、愛という無限の力を使いこなしていました。一人残らず、愛の使い手でした。
あなたが過去をどのように記憶しているとしても、それは変わりません。
私たちが大人になり今こうして生きていること、このすべてが、私たち自身の力、愛の力によるものです。
あなたは言うかもしれない、
自分はただ、大人たちの義務感によって育てられただけなのだと。
誰も自分の世話をしなかった、自分はただ、流れに身を任せて生きてきただけなのだと。
それは違います。あなたは多くの人から手間とお金をかけてもらって今その場所にいる。
だから周囲の人間に感謝を持って暮らせ、などという説教をしたいのではありません(まあ、感謝を持って暮らすことは素晴らしいことではありますが)。
そうではなくて、あなたの愛の力、あなたがかつて持っていて、そうとも知らずに手放した愛がどれほど大きなものであったか、そのことについて考えてほしい、というようなことです。
「愛の法則」は理解しなくても信じなくても使える
今回「愛の法則」について話すのは3度目ですが、
言うことはずっと変わりません。
あなたが愛せば、全てが解決するということです。
前回は、「あなたが問題を抱えているのは、愛せていないからだ」ことに罪悪感を感じる必要はなく、それをまず冷静に認めるところから全てが始まるのだ、という話をしました。
今回は、「愛の法則」をどのように使っていくか。つまり、実生活でいかに活用するか。
ここから話を続けてみます。
この法則を使う上で、とくに最初に使ってみる上で大きな障壁となるのは、
まず、「愛の法則」がとても信じられないだろうということ。
また、たとえ信じられたとしても実行が難しいということでしょう。
しかし、朗報です。この法則の素晴らしいところは(それがまさに、このイカれた話を私がしつこく続けている理由でもあるのですが)たとえ信じていなくても、たとえ実行が難しいとしても「そうしてみようと試みる」=「法則を使ってみようとする」だけで効果があるということなのです。
たとえばあなたが、恋愛に悩んでいるとする。大好きな人が振り向いてくれない。あるいは、大好きだった彼氏と別れて、復縁を夢見て毎日泣いている。
そんな時に、ただ単純に「私に振り向かないあの人を、あなたから去って離れていくその人を、ただそのままに受け入れて『愛そうとする』」こと。それだけで効果がある。ただそれだけで、相手があなたに振り向くようになるだろうということです。
あなたが欲しいのがお金でも、夢でも、あるいは平安な生活でも、なんでも同じです。愛そうとするだけで、愛すると決めるだけで、すべてがあなたに微笑み始めます。
あなたは信じなくていい、うまくできなくていいのです。そしてもちろん、法則を頭で理解することも、まったく必要ない(つまり、この先の長々とした文章など全然読まなくていいのです!)。
と、ここまで読んで「へえ、そうなんだ!じゃあやってみよう」と素直に実践出来る方は爆即で幸せにたどり着けるでしょう。
しかし大半の人は、それほど素直には動けない。
そんなの嘘だと思うでしょう。
嘘だと思いつつ、本当に本当なら信じてみよう、でも多分嘘だろう、
本当なら、本当だという証拠が知りたいとそう思いますよね。
だって、怖いから。そうではないでしょうか。
なんの見返りもないかもしれないのに、手放しに何かを愛するなんて、すごく怖いことだ。あなたはそう感じているはずです。
しかし私は言います。一体何を怖がっているのかと。こんなにウマい話に乗らない手はありません。今すぐ抵抗するのをやめて、何もかも愛してやればいいと。
こんなヤツの話を信じられるでしょうか?こんなうさんくさい話?
でも、よく考えてみてください。
実際、おかしなことを言っているのはどっちでしょう。私ですか?それともあなたですか?
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