美人だねと褒められても、むしろ迷惑だったりする女の事情/cakes連載「男と女、どっちもつらいよ」
「かわいくなりたい!綺麗になりたい!」と思ってる女性、そのために努力してる女性はやっぱり多いし、内心「あの子より自分の方が」とか「自分よりあの人の方が」とかの比較もめちゃくちゃやってたりするんだけど、そういう内心を口に出したら社会的に死ぬというお話です。
かと言って「見た目なんか重要じゃない。人間、中身だから」と見た目を磨く努力を一切せずにいれば、それはそれで社会的に死ぬんですよ。
つまり公的には「私なんてブスです、でも人間見た目じゃないですよね、中身で勝負します」と言いながら、トイレに行ったら鏡をチェックして「今日は盛れてんなー」「あ、リップ直さなきゃ」とかやってないとダメ。
別に美醜に限らず世の中ってこういう「建前と本音が全く違う状態をキープせねばならない」みたいな暗黙のルールは沢山あって皆成長する過程でそのギャップとどう付き合うかを身につけていくんだけれど、だれかがハッキリと「これはこういうルールになってます」って教えてくれるわけでもないし、まあ面倒くさいよね〜と。
実際には見た目磨くとか超めんどくせえと思ってる女性もいっぱいいるわけだけで、そういう人にとっては一層めんどくさい話だろうなと思います。
※過去にCAKESで連載させていただいていた「男と女、どっちもつらいよ」からの再掲漫画です。
↓その他の漫画は書籍「女と男、このしんどさは誰のせい?」に収録されていますのでこちらもよかったらぜひ↓