2022年2月1日(火)
今日は映画の日!
オミクロン株の蔓延により、色々な予定が延期になったので、少し時間ができるようになった皮肉ですが。
息抜きに映画を観に行った。
時間と観たい映画とのタイミングで。
観れた映画は
『コーダ あいのうた』
聾唖者の家族に生まれた唯一の健常者の娘が、歌の先生に見出され、音楽の大学を目指す話。
子供の頃からずっと家族の通訳をしてきた娘が、自分がいないと家族は生きていけないと思っている。
家族も娘に頼り切っている。
しかし、夢を追うと家を出なければいけない。
そんな話。
よくある物語の流れではあるが、リアルな日常の切り取りと、主役のルビーを演じる女の子の可愛さと、魅力でとても親身になって観れる作品。
最近はどんな映画を観ても親目線でしか見れない。
高校生のルビーも、何故かずっと寧音と被ってみえていた。
家族であり、友人であり、恋人であり、先生であり、そして歌の素晴らしさ等。
人との距離や情熱や優しさが描かれた良作でした。
アカデミー賞候補らしい。
おススメです。
そして次に
『真夜中乙女戦争』
を観た。
友人の黒田勇樹くんのブログを読まねば、見に行かなかったかもしれない作品。
タイトルの印象だと、まるで女子高生のアイドル達が真夜中に武器持って戦い合う『幼女戦記』的な映画かと思ってたら、想像する話とは全然違った社会派映画でした。
主演はジャニーズらしいけど、イケメンよりもリアリティーを押し出した世界観。
池田エライザ演じるヒロインの先輩もその場にいるかのような近さをスクリーンから感じる。
最初はパッとせず、ヒロインとも思ってなかったのに、いつの間にかドンドン可愛く魅力的になっていくヒロイン。
なんというか、触覚に訴えてくる映画。
監督のこだわりを感じる。
エロやグロもなく、それでいて社会の不条理や底辺の行き詰まり、息苦しさを詰め込んだ映画。
演劇に近い感触。
ラストは誰もの予想を裏切る?
途中からこうする話だと勝手に思い込みながら見てたけど、リアルを追求すれば、そうなるよね。
という話。
とても残酷なシーンを美しく描いた、
まさに「映画』でした。
これは映画館で観ないと、テレビだと意識が散漫になって良さが伝わらなそう。
だから『映画』なんだけど。
今日は少なめの2本しか見れなかったけど、日本ともしっとりと人間の心を見る映画でとても良かったと思う。
みなさんも是非、観て観てください。
おススメです。
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