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シン・ウルトラマン

2022年5月14日(土)

今日は朝から
川越100周年のイベントで
川越水上公園へ。

どしゃぶり予報だったけど、
俺のおかげで雨が止み晴れました!!

さすが俺!

そして、オープニングの一環として
『鎧勇騎月兎』ショー。

中々に盛大な脚本書いたと思います。
川越由来な物語。

キッチンカーでてたり
気球乗れたり
楽しそうなイベントでした。


そして、その後
チャリティーイベントの寄付をしに
川越の施設へ。

子供たちもいきなりのヒーローにビックリ、大喜び!!

任務完了!

飯能に戻ってから
Style+へ行って、スタッフ業務。

お客様からの依頼で、スタジオで

アクションエキササイズ!!

夕方には閉館して。

帰りに映画館へ。

碧香と寧音連れて
『シン・ウルトラマン』
観に行った!!

『シン・ゴジラ』
が、俺的には普通だったので、期待は少ししつつも
それほど期待せず見に行く。


観る!!!

【以後、ネタバレになります】



観た感想で言えば、
まあ、こうなるよね。
ってな感じで、予想通りな映画でした。

予想は超えてくれなかった。

あえて言うなら予想より少し下。

でも、面白くないわけではなく
『シン・ゴジラ』
と同じで、子供番組として作られてきた作品を
大人の鑑賞に耐えうる、普通の映画としてやっと作ってみせた。

と言う感じ。

なので、ゴジラやウルトラマンに思い入れがなければ、普通の映画としか認識されない。

もっと言うと、大人向けかと言うと、そうでもなく。
やはり、巨大な宇宙人が怪獣とプロレスするのはファンタジー過ぎて、子供向け感を抜け出せてないのだ。

これは。ヒーロー物と言う難しさであり、それが売りなのだから仕方ないことで。

面白くないわけではない。
でも、古いウルトラマンを今の技術と常識でリメイクしました。
と言うことろに落ち着いてて、それが予想を超えないのだ。

ウルトラマンと言う存在。
怪獣との戦い。
これ以上があるのかは分からないが、エヴァンゲリオンくらい突き抜けたら感動したかも。

ラストのゼットンのくだりは、
マニアならその設定を活かすのか!!
とニヤリとするけど、ゼットンにやられるウルトラマンのやられかたがもう少し美しいと感動したかもなー。
と思った。


なので、ウルトラマン好きには刺さる作品だけど、そうじゃない人には、やはりウルトラマンに見えてしまうんじゃないかな?
と思う映画でした。



【ネタバレ終わり】


スパイダーマンやアイアンマンの様な、大人も楽しめるヒーロー作品を作るには、日本は平和で、ヒーローを愛しすぎているのかもね。

ゴジラからのウルトラマンの流れは感じた。

災害、脅威としての対策を立てるしかないですゴジラ。
意識体として対話可能なウルトラマンと宇宙人。
怪獣の災害に対応するだけでなく、人間が存在する意味と生きようとする命や愛を、永遠の命をもつウルトラマンの視点で観ることで.ゴジラ以上の人間ドラマに落とし込める。

そして『シン・仮面ライダー』は
人間だった物が怪人とヒーローになって等身大の意見や苦悩、主張をぶつけ合える様になり、更に人間ドラマを入れやすくなる。


これは特撮の歴史そのもので、『シン』シリーズはそれを明確になぞりながら、浮き彫りにしている形なのだろう。

だから、この映画はこれで一つの正解なのだ。

むしろ、リメイクやリブートは元の設定をどこを残して、どこを変えるかがほとんど全てだ。
ゆえに子供番組である作品の大人向けリメイクは難しい。

僕は仮面ライダーの大人向けリメイクは相当難しいと思っている。
だって、仮面ライダーが怪人と1対1の肉弾戦をしている時点で、何で?
って思うから。

何のために肉弾戦をする改造人間作るの?
今なら脳波でハッキングして情報を操作する能力や。
自衛隊の兵隊が全員蜘蛛男に改造されている。
とか、警察が全員ショッカーの改造人間にされてて司法が乗っ取られてて、それを相手に一人で孤独に立ち向かい、犯罪者として追われる。
くらいのものを作らないと、今の世界で改造人間を作るというファンタジーは落とし込めないと思う。

スパイダーマンもアイアンマンも効率良く戦うのであって、無駄にかっこいい肉弾戦なんてしないのだから。

だから、僕は『シン・仮面ライダー』も好みではないと思っている。

あくまで、僕の好みでは無いという事。
『仮面ライダー ザ・ファースト』と『ネクスト』が残念な仕上がりになったのと同じ理由で。

仮面ライダーは現代技術でリメイクする場合、その見た目と能力をどう解釈するか?
で、かなりテーマが決まる。

改造人間が着る鎧なのか?
メタモルフォセスした生物兵器なのか?
『真仮面ライダー』はその辺がしっかりしていて、大人向けとしては良かったし可能性があった。

一号ライダーの仮面は何のために?
何故革のスーツに、プラスチックの肘当てとか手袋つけてるの?
ってのが解消されないと、次のレベルには行けないんじゃ無いかと思ってる。

何で手袋?
ベルトから金属の鎧が出てくるならわかる。

今着ている服の上から鎧を着て、毎回、革のスーツの部分が聖闘士星矢みたいに服が見えてる。
とかの方が理に適ってて、改造人間の存在意義をビジュアル化できるのではなかろうか?

と、いつも感じている僕でした。


でも、映画としてはゴジラもウルトラマンも及第点だと思うので、是非観て、自分で判断してください!!!


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