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DtoCマーケティング

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通販を20年以上生業としてきました。そのときの経験をまとめています。主に中小のDtoC企業にお勤めのマーケッター向けの内容です。
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#F2

F2転換率の管理手法。DtoCマーケティング

 前回、F2転換率をあげる方法を解説しましたが、実際の施策をした際、その成果が知りたいところ。そこで今回は成果の管理手法を解説します。  管理手法を間違えるとミスリードにつながなりますので参考にしていただければ幸いです。さて、管理手法で重要なことは2つあります。 1.新規獲得の施策ごとにわける  F2転換率の増減で、疑問に思う方も多いはず。「タマゴが先かとニワトリが先かじゃないけど、実は新規の取り方次第では? いいお客様ばかり獲得すればF2転換率は勝手にあがるはず」。

F2転換率の重要性。DtoCマーケティング

 DtoCマーケティングにおいて重要な指標として、F2転換率があげられます。Fはフリークエンシー(Frequency)のことで、2は2回目のことです。つまり、初めて購入した人のうち、何割の人が2回目を購入(または継続)したかを測る指標になります。  今回はそんなF2転換率の重要性について解説していきます。  なぜ、F2転換率が重要かというと、 2回目に購入(継続)するかが、以降、自社の商品・サービスに定着するかの分れ目になるからです。  実際に、各社のデータを見てみても