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パパの子育て小説・エッセイ

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子育ての中で感じたことを小説やエッセイにしています。
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2022年4月の記事一覧

あれが食べたい、これが食べたい

せっかくのお出かけ。 外で食事する場合、子どもが 食べたいものがあるお店を選びたい。 だが、子どもが二人いると、 意見が割れてしまう。 小学2年の息子は ラーメンが食べたいという。 年中の息子は ハンバーガーが食べたいという。 今日はお店がたくさんある繁華街に お出かけしているので、 折角なら、その食べ物に特化した おいしいお店に行きたいところだ。 しかし、意見が割れてしまうと そうはいかなくなる。 無難になんでもある ファミリーレストランになってしまうのだ。 だが

平日の幸せなお昼ごはん

リモートワークの日々は続く。 幼稚園年中の次男は春休みが 終わったばかりということもあり、 午前中で幼稚園が終わる。 お昼の我が家は、 妻と次男と私の三人がいる。 今日のお昼ごはんは、 目玉焼きとハムだった。 次男はハムの代わりに冷凍ハンバーグ。 食べようとすると、 次男が私のお皿をじっと見ている。 どうやら、ハムも食べたいようだ。 箸でハムを一枚つかんで 次男の皿においてあげた。 「ありがとう」と次男が言う。 「どういたしまして」と私が言う。 しかし、次男はすぐに食

きらきら光る子どもの目

二人の子どもを入れなくてはいけないので、 お風呂はいつも格闘だ。 まずは自分が入って 長男を入れて、次は次男。 風邪を引かないように、 どれだけ素早くするかという勝負だ。 ところが今日は長男が具合が悪いらしい。 お風呂は入らないというので、 4歳の次男と二人で入ることになった。 そういえば、長男が小さい頃は、 お風呂で一緒に遊んだり、 ひらがなや数字を教えたりした。 次男はそんな機会があまりなかったな。 いつも早く上がるからな。 そこで今日はお風呂で 数字を教えること