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グリッドマンユニバースについて雑に語る。まずは太ももから。

観てきました。グリッドマンユニバース。

全然見る予定はなかったんですよ。なぜならダイナゼノンが9話まで観てたところで視聴が止まってたから。
別にダイナゼノンが気に食わなかったとかそういうことじゃなくて、結構楽しんでみてたんですけど、なんかフッ……と視聴が止まってしまってそのまま長いこと放置されていました。ありません? こういうの。

でもツイッターでやたらと感想が流れてきまして、大体はふせったーなので何書いてあるかわかんないんですけど、ユニバース公開に紐づけてSグリやダイナゼノンの感想語る人も結構いまして。
それらを見てたら「俺、このSSSSってシリーズ結構好きだったんじゃないのか?」という気持ちが再燃してきました。
なのでダイナゼノンの残りを一気に見て、その勢いのままグリユニまで観てきました。うん。やっぱ俺この作品群好きです。

今回は難しいこと考えずに雑に感想を語っていこうと思います。
好きなとこ重点で。もちろんネタバレ注意です。


観始めて真っ先に思った感想。
「やっぱ六花、太ももバケモンだな」でした。いや割とマジで。

”太ももは、太いほど良い”という価値観が広まってずいぶん経ちます。
六花は冬優子やライザと並び、その価値観を広めたキャラの代表格の一人で間違いないでしょう。
最近はごん太ふとももを標準搭載したキャラも珍しくなくなってきました。

でもやっぱ、太い。

「太ももが太い」ということをアイデンティティにしたそこらのキャラよりも一線を画すレベルで太い!

もう間違いなく意図してやってんですよね。
大人キャラも含めて、作中の女性キャラの中でいっちばん太いですもん。比べるまでもなく、ダントツで。多分あの世界で一番太い。
ダイナゼノンヒロインの夢芽ちゃんと並んだ時笑いましたもん。ダブルスコアつけて負けてる!って。
Sグリを観たのはもうかなーり前だったので、自分の中で「六花は太ももが太いキャラだ」って認識はあったんですよ。でもこれ間違ってました。
六花は太ももが”異常に”太いキャラです。この認識で今後も生きていこうと思います。

               バケモンだ!

あと、スカートも短い。記憶の10倍短い。
何故お前はそのぶっとい太ももを惜しげもなく恥ずかしげもなく最大限にさらけ出せるんだ……?
普通足太いキャラってそれに多少なりともコンプレックス持ってたりするもんじゃないのか。
というか作中で六花さんの足の太さについて言及されたことないんだよな。
俺ら視聴者が騒ぎ立てているだけで、グリッドマン世界においては全然普通の太さだったりするのか……?
そうでもなきゃ、六花さんは足の太さが自身のストロングポイントであることを自覚しながら大胆にそれをアピールしまくるすげえ女になってしまうのだが……? いやそれならそれでいいんですけど。助かりますけど。


……俺はなんで初っ端から太もも談議を20行以上も語ってるんだ?
ちゃんと映画の話をします。

映画始まって、一番最初にテンション上がったのはどこかっていうと、やっぱダイナレックス出てきたとこですね。厳密にいうとダイナレックスが声を発した瞬間。

ガウマ~~~~~~~!!!! 会いたかったぞお前に~~~~~!!!

前述のとおりわたくし、ダイナゼノンを観終わりホヤホヤで劇場に向かったわけですが、ダイナゼノンで一番好きになったところってガウマ隊周りだったんすよ。

最終話の蓬の「ガウマさんが…俺達との関係を作ってくれたんですよ」ってセリフが本当に好きで……。
最初はどこかよそよそしかった四人が、最終的には涙を流して別れを惜しむまでになるってところが本当にもう……。

テンプレートなオレオレキャラかと思いきや妙に礼儀正しかったり、人の感情の機微に敏感だったり……正直ダイナゼノンで、いやさSSSSシリーズで一番好きなキャラです、ガウマ。

そんなガウマがダイナゼノンのラストではあんな感じじゃないっすか。
もうグリユニ見に行くモチベの八割はガウマの安否を確認するためといっても過言じゃない状況でした。

ちゃんと生存確定して、蓬との再会もしっかり尺とってやってくれて……本当にここ周りは最高でした。求められてるものを分かってんなぁおい!って感じで。

というか全体通して見たいものはほぼ全部見れた感じっすよねこの映画。

・裕太と六花の恋愛結局どうなったん!?
→最後めっちゃ最高のシチュで告白させてカップル大成立させるわ!

・劇中の裕太はほぼグリッドマンだったってどうなの?彼自身の意思は?
→それについてはグリッドマン自身がめっちゃ悔いてたし、今回の事件の発端でもあるよ!ちゃんとグリッドマンと対面で謝罪させるし、裕太はグリッドマン入ってなくても超かっこいい男の子だよ!

・よもゆめ付き合ったあとどうなったんだよ!
→もうこれっっっでもかってくらいイチャイチャさせっから心配すんな!

・ちせとゴルドバーンは……
→ちゃんと再会するし、ちせのボディペイントをもとに新形態だすよ!

・ナイトと二代目……
→ロリショタ形態も成長後の姿も両方味わえるお得セットをくらえ!!!

・せ、戦闘シーン……
→もうぜ~~~~~~んぶやる!!!
グリッドマンとダイナレックスの共闘も当然やるし、フルパワーグリッド   マンとカイゼルグリッドナイトも一緒に並べる!武器交換もやっちゃう!グリッドマンとダイナレックスの合体もやっちゃうし、逆に新世紀中学生とナイトの合体もやっちゃう!グリッドマンとゴルドバーン単体の合体もやっちゃう!できる組み合わせ全部出す!ついでに怪獣優生思想コスのアカネをケリヴに搭乗させて戦わせちゃうし、ええい二代目もグングンカットで巨大化させちまえーーーー!!!!!

なんだこれは?
「需要」という概念の化身か?

もうホント言うことない映画でしたね。
強いて言うとすれば暦パイセンと怪獣優生思想くらいっすかね。あんま出番なかったの。
暦パイセンは裕太の風呂場に凸したところが最大の見せ場でしたね……。
まあ暦パイセンは成長しないのがおいしいキャラだと思っているので別にいいんですけど(いいのか)怪獣優生思想はなんかほしかったっすね。
ムジナさんと六花さん並べてどっちの太ももが太いでショーしたかった……。(絶対六花の方が太いけど)

あとはツイッターでも結構語られてますけど「劇中劇の脚本の添削」という形をとって、過去2作の反省会も組み込んであるという結構変なことやってる映画でもありました。
Sグリで最後アカネと六花の話になったところあんまりウケなかったんだなあ……

Sグリで一番好きなところが一番最後なんですけどね、俺。
虚構の世界から現実の世界に戻ったアカネが、第一話のグリッドマンと同じポーズをとった瞬間にタイトルロゴが出てきて締め!
あそこでグリッドマンという作品がとても好きになりました。

グリッドマンっていう作品の中での「虚構」との向き合い方は結構創作物の中でも珍しいスタンスをとっていると思います。
Sグリ終盤で裕太たちの世界がアカネによって作られたものだったことが判明するじゃないですか。
でも、それについて内海や六花は特に何も思わないんですよ。
衝撃を受けてふさぎ込んだり、自分たちの存在価値を疑ったりしない。
それどころか六花はアカネを勇気づけて送り出す役目まで自ら担うんです。
これは「虚構」というものの力を心底信じていないと出来ない芸当だと思うんですよね。
俺たちは、一人の女の子によって作られた世界の人間……だからなんだ、と。
じゃあその女の子を救い出して、俺たちはこれからもその作り物の世界で生きていくんだと。
虚構に意味があるとかないとかじゃなくて、虚構には「力」があってそれによって俺たちは強く生きることができる、ってスタンスなんですよ。
ここの辺りを今回アノシラス二代目がかなりクリティカルに語ってくれて、とても腑に落ちた気分でした。
「君たちは虚構を信じることが出来る唯一の生物なんだ」ってセリフ、この映画で一番好きです。

こんなところですかね。
本当に良い映画でした。作品とファンへの愛が詰まっていた。

すごい。開幕太ももの話をし始めた感想とは思えない結論だ。
これからSSSSシリーズがどう動いていくのかわからないですが、できる限り追っていきたいと思えるほどの作品でした。でもこれ以上なんかできる部分あんのかなあ。

とりあえず現状自分が望むことはただ一つです。

ダイナゼノンとグリユニ、早くスパロボに出てくれ~~~~~~~!!!!

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