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努力が足りないと思ってる人ほど休むべき


☆この記事はアメブロで2022.11.26に掲載したものの再掲です。



こんにちは☺︎



自分は周りの人より頑張れない、まだまだ努力が足りない


って思う人多いんじゃないでしょうか。



頑張れないから望みが実現しないって思っちゃいますよね?



これは実体験であり、いろんな人を見て思うことですが、努力や頑張りが足りないと嘆いている人ほど往々にして頑張りすぎ。


自分に厳しすぎて頑張ることがスタンダードになっていて、生半可な努力ではもはや頑張ってる自覚が持てないほど、感覚が麻痺している可能性が高いです。



自分に超厳しいのに、自分はまだまだだって思っているから、周囲の人をみて
「は?なめてんの?」「なんでそんなにやらないの?」ってイライラする事案が多発する。



私にはできるのになんであんたらにはできないわけ??
なんで私ばっか頑張んなきゃいけないの?お前もやれよ

みたいな。



それは自分が頑張りすぎだし、なんなら周りより出来過ぎなんです。


自分の中のハードルが高すぎて周囲がしょーもなく見えて仕方ないんです。

家族やパートナーへの不満も溜まりまくることでしょう。



以前、よくカウンセリングを受けていた時に、


「あなたは自分が思ってるより遥かに頑張ってます」

「世界平和を祈っているレベルで人のために尽くしてる」

「あり得ないくらい責任感と我慢強さがあることを自覚するところから始めた方がいい」



などと言われたものです。


でもその言われた当時は、
頭の中が「??????????」でしたね。笑



だって、頑張りが足りないと思っているから相談してるわけだし、自分が本当に努力できているのであれば、もっと幸せなはずでしょ?
我慢強くないから今こうなってんじゃん。


なんて思ってました。




で、その後にやはり限界がきて、灰同然に燃え尽きました。


燃え尽きて初めて、「ああ本当に一度休もう」と心底思えました。
具体的には転職のタイミングで2ヶ月弱ほどしっかり休みました。



でね。
休むと本当に、自分がこれまでどれ程頑張っていたのかを痛感しました泣


よく、ここまで生きてきたね、、とすら思いました。

当時の日記なんて、今見たら完全に鬱診断くだるレベルです(笑)
思えば当時何度も、心療内科いって診断書書いてもらって休みたい。と思ってた、、

そんなにキツかったのに休むことをギリギリまで自分に許可できなかった。



それからは、努力以外の道はないのか?という視点で見るようになりました。

努力という同じ方法を使っても、もうこれ以上無理だと身をもって感じたからです。




伝えたいことは、

努力がたりないよーー!!って思っている人は一度でいいから、「本当に?」って疑ってみてほしいです。


というか、深層心理ではもう実は気付いているんじゃないかな?

だって疲れているでしょ。逃げ出したいって思うこと多いでしょ?
誰も頼れないよ一人で何とかしなきゃって思うでしょ?

それが何よりも頑張りすぎのサインだよ。



そんな人は可能な限りでまずしっかり休んでみてください。
仕事や家事から可能な範囲で離れて、なーんにもしない時間を設けてみて。
無理なものは無理って言ってみて。できないことはやめてみて。



「休んじゃって本当に平気なの?」

「一度気を緩めたらもう何もできなくなる気がする」

「休んだって目標が叶うわけじゃないじゃん」



そう思いましたね?
実際に私が以前そう思ったからわかります。


でも、まずはマイナスや疲れの状態にいるところからフラットな自分に戻らないと、燃え尽きてもっと何もできなくなる可能性の方が高い。


例えばスポーツで、超ハードな練習の直後に最高のパフォーマンスができないことと同じ。

登山の後に50m走が早く走れないのと同じ。

スポーツだとしたらまずは休みますよね。



休んでフラット・プラマイゼロの状態に戻ると、これまで見えなかった方法が見えてきたりします。

これまで頑張らなくちゃダメだと思っていたけれど、こんな方法でもやっていけるじゃん!叶うじゃん!っていう新たな視点を見る余裕ができるからです。


あとは、頑張りすぎている人って、誰も頼らないから自分でなんとかするしかないって思いがちなんですけど、

それって結構、自分自身が他人の助けを受け入れる余白がないだけだったりします。


信じられないかもしれないけど、自分が休んだり、弱くなったりすると周りの人が強くなるんです。頼もしくなるんです。


自分が休むって決めないと、もう一人じゃ無理だって認めないと
そうやって、誰かに助けてもらうのを自分に許可しないと
人からの助けを無意識に拒絶しちゃいます。

自分が強すぎるから、周りの人は弱いって決めつけちゃいます。
そして周りの人は何もできなくなってしまいます。



そうやって休んで、必要な時は人を頼っていくうちに、元気になってきたらまた勝手に行動したくなるから大丈夫!!



そして、休む・緩める・一人じゃなくて誰かとやっていくということが本当に腑に落ちて、できるようになった状態なら、今度は頑張りたいと思えることに対して血眼に頑張るのではなく、


たのしーー!!やりたいーー!!!

っていう、プラスのエネルギーでできるようになってくる。

あとは、適度に力を抜くやり方がわかってくる。



頑張れるのは才能だし悪では決してない。

でもやりすぎると自分が壊れてしまうから、ぜひ一度自分の心にちゃんと限界が来てないか聞いてあげてほしい。



「私はまだまだやれるから大丈夫」


なんて反射的に思った人にほど、頑張りすぎの警鐘を鳴らします。



自分の心の中のことは自分にしかわからないから、どうかしっかり声を聞いてあげてくださいね☺︎

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