見出し画像

兎角日記〜教育におけるICT機器の活用について〜

こんにちは。
硫化カピバラです。
なかなか筆が思うように乗らず、
悩んだ結果、知人に相談してみました。

曰く
変に書くものの内容を気取らなくても良いのでは?と

確かに読んでいただくなら
ちゃんとしたものを書かなくてはならない
と変に気張ってしまって
長編になってしまったり、そのせいで
筆が乗らないうちに書き切るイメージが
わかなくなってしまったのです。

言われてみれば知人の記事は
どれもフランクですし、
長く続いても2、3記事でオチがつくので
書き切りやすいのでしょう。

ですので僕も少し彼を見習って
フランクな、思いついたことを
ふわっと色々書くシリーズを作ってみました。
そんなわけで兎角日記シリーズです。

第1回目は
「教育におけるICT機器の活用について」です。
……結局まだかしこまった内容かもしれません。
僕の肩の力が抜けるまで今しばらくお待ちください。

昨今HSPですとか、ADHDですとか
様々なアルファベットを耳にするようになりましたね。
僕自身は自分が何なのか、
アルファベット4文字以内で簡潔に
表現できればどれほど良いか、と
悩みを拗らせてきた人間です。

具体的にいうと
自閉スペクトラム障害且つADHD?です。
診断上は広範性発達障害。
ふわっとした診断名ですね。
最初に診断してくれた先生は
「色々混ざっているのかもしれないわね」
と仰っていました。

発達障害ゆえの過敏性と
変に気を遣いすぎてしまうところが
ぐちゃぐちゃに混ざり合った結果
いつも頭の中が騒々しく、
ひどい時は手が震えてしまって
自分の意思では止められない時もあったりします。

また積極奇異型(いわゆる不思議ちゃん?)故に
考えていることが多すぎて、
そして回転が速すぎて
手が脳に追いつかないのです。

何が言いたいのか、と言いますと
とてつもなく字を書くのが下手なのです。

僕の場合、
頑張って綺麗に書かなくちゃ、
ああ失敗した、
きっとこれは歪んでいると捉えられるのでは?
と考えていると、緊張し手に力が入ります。
また、何度も書いて消してを繰り返すので
とてつもなく書くのが遅いのです。

また別の場合は、
まるで速記文字のようになってしまって
シュッ、シュッと
鋭い文字が縦横斜め問わず紙をびっしり埋めている時があります。
自分では解読できるのですが

他の人には解読できず、
高校時代の先生からの評価は
「なにか色々書いているし、
テストの点も良いから5にしよう」
という感じで、彼の他のスペックで
字の汚さによる評価ダウンをカバーしていました。

音楽大学に入り、
しかも入った年がコロナ禍突入の年だったので
紙に文字を書く機会が格段に減り
僕はとても助けられました。

代わりに増えたICT機器の活用に
最初は戸惑うことになりました。
しかしICT機器の操作性に関しては
次第に慣れていくものでした。

しばらくして前述の知人が見つけてきた
1つのアプリに、僕は大いに助けられることになります。

そのアプリは
『Goodnotes 6』です。

先述の通り僕は
書くスピードが脳に追いつかない
という悩みがありました。
加えてノートの罫線という狭いスペースに
急いで字を書かなくてはならないというのも
辛かったようです。

しかしこのGoodnotes 6は
ノートの罫線を拡大し
タッチペンで字を書くことができるのです。

他にも文字の打ち込みも可能なので
手書きよりもテキストの方が適すると
判断した場合に
そこで変化をつけられるのが利点とのこと。

僕も試しにそのアプリをダウンロードし、
使ってみたところ、
書き間違った時の消しやすさが段違いでした。

紙に消しゴムで消す、となると
だんだん紙がよれてきたり、
前に書いた字の跡が増えてきて書きづらくなったり
うっかり他の字を消してしまったりします。

しかしGoodnotes 6では
一画前に戻る、や
被害が出てほしくない字を
投げ縄ツールで一時的に避難させることができるのです。
それにそもそも紙を使っていないので
紙がよれる心配もなし。

さらにペンツールを
万年筆、ボールペン、筆ペンの
3種類から選択でき
カスタマイズもできます。

これによって
落ち着いて書けるようになった僕は
格段に自学自習がしやすくなっただけではなく、
アナログでの字も綺麗になりました。

ゆっくり安心して
拡大して書いたり消したり。
それも万年筆モードで止め、跳ね、はらいを
丁寧に意識して書く機会が増えたことで
現実世界でのボールペン文字が綺麗になりました。

綺麗、といっても人様に見せられるようになった
程度ですが、大きな進歩でした。
一条もその恩恵を授かっているらしく、
前よりも重要書類の手書きへの
文句を言っている機会が減ったように思います。

まだまだ硬筆は難しいですが、
前よりは少しだけマシになったように思えます。

今、教育現場では
ICT機器の導入、活用を進めており、
東京では1人に1台デジタル端末を支給し始めています。

当然反対派の方々もいらっしゃるようで、
・こっそり遊ぶことができてしまう
・子供にインターネットは危険
・それがなくても今まで教育で問題はなかったのに、金の無駄
といった意見も散見されます。

しかし
→こっそり遊ばせない授業作り
→セーフティ機能やメディアリテラシー教育の徹底
→そもそも問題がなかったと言い切れるのか?
といった反論や対策があると思います。

むしろメリットとして
これまで浮きこぼれたり、
落ちこぼれてきた生徒たちを救済したり、
より適切な教育や評価につながるのではと
僕は考えます。

初回はこんな感じで
いかがだったでしょうか。
これからもふわふわ書いていきますので
よろしくお願いいたします。

硫化カピバラ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?